目次
部屋の片付けのやる気を出す10の方法
①片付けをやる気がおきない理由を考えよう
「なんかやる気がおきない…」と思っていませんか?その「なんか」が何なのかが分かると片付けをやる気になる方法が見えてきます。片付けをやる気がおきない理由は次の3つのうちどれですか?
- 物が多すぎてしまう所が無い
- あれこれ手をつけて終われない
- やり出すと手抜きができない
片付けのやる気が出るように原因のタイプ別に片付け方をご紹介します。何からスタートすれば良いかが分かれば片付けの流れが見えてきます。
理由1:物が多すぎてしまう所が無い
このタイプはまずは「断捨離」を始めましょう。出しっぱなしのモノが多いのはしまう場所が無いから。でもしまう場所がなければ場所を作ればいいんです。そのためには「断捨離」で使わないものを捨てましょう。
「断捨離」のコツは、部屋ごとでは無く「モノ」ごとに片付けることです。「バッグ」と決めたら、家中のバッグを目の前に並べましょう。決めるポイントは「いる・いらない」ではなく「使ってる・使ってない」です。
理由2:あれこれ手をつけて終われない
このタイプはやろうと思っている片づけを1つずつ付箋に書き出して目のつく場所にペタペタ貼りましょう。「床に出しっぱなしのものをしまう」「タンスの1番目を片付ける」「雑誌や新聞を束ねてごみに出す」…というふうに細かく書いて、作業が終わるごとに付箋をはがしていきます。はがして減っていくのがうれしくて1つ剥がすためにその作業だけをするようになります。
理由3:やり出すと手抜きができない
このタイプは2つのどちらかです。
片付けの内容は「しまう」「ほこりを取る」「捨てる」「拭く」この4つに絞って「ほこりを取る」と決めたら部屋中のほこりだけを取ります。ほこりをとる以外の作業は一切しません。
「雑誌の片付け10分」「食器の片付け20分」「洋服の片付け15分」というふうに、自分ができるだろうと思う時間を決めてタイマーをセット、その時間内に片付けを終わらせます。タイマーがある緊張感もあり1つの片付けに集中しますので片付け内容がぶれません。緊張感を高めるためにタイマーのベルは最大音量に設定しましょう。
やる気が出ない理由が分かれば解決方法も分かりますので、まずはそれを決めて始めましょう。
②付箋で「やることメモ」を作る
付箋1枚に1つの片付ける行動を書きかます。いくつもの片付け内容があるような場所は片付け内容を分割して書きます。例えば「お風呂場の掃除」ではなく「浴槽を洗う」「床を洗う」「鏡を磨く」という風にしましょう。書いた付箋は冷蔵庫の扉など常に目に付く場所にぺたぺた貼り付けましょう。付箋に書き出すことは片付けの第一歩です。
やる気を出すには、頭の中をすっきりさせることが大切です。付箋に書いておけば一目で確認できますし、何よりも付箋を剥がして減らすのが楽しみです。付箋だらけの冷蔵庫の扉がだんだんすっきりするとうれしくなりますよ。
ステップ2:冷蔵庫の扉など目に付く場所に付箋をすべて貼る
ステップ3:付箋に書いた片づけを1つやるごとに付箋を剥がす
ノートにリストを書いて、掃除したら横線で消せばいいのでは?と思うかもしれませんが感覚的に全然違います。付箋の場合は「視覚化」できるので一瞬で何が残っているのかがわかります。
また、終わったらポイっと捨てますので爽快感が違います。やってみたらお分かりになると思いますのでぜひ試してみてくださいね。
③片付けのビフォーアフターの写真を撮る
まずは片づけをしていない場所の写真を撮りましょう。それを見ながら片付けた後の部屋をイメージしてから片付けスターとします。写真は不思議なもので、実際に見て感じなかったものも写真にすると片付いてないことが気になりますのでやる気が出てきます。
片付けが終わったら綺麗になった写真を撮りましょう。ビフォーアフター(片付け前・片付け後)を撮影すると片付けして良かった!と思いますよ。それに写真を残して置くと、次の片付けの時のやる気スイッチになってくれます。
④好きな音楽をかけてモチベーションをあげる
気分が上がるよう好きな音楽をかけましょう。テレビは消してくださいね。好きな音楽をかけるとモチベーションが上がりますので体が動きやすくなりますよ。
⑤片付け方法が分からなければ人マネする
片付けをする前に、どう片付けていいか分からない箇所がある場合は、事前にインターネットで情報や動画を見てみましょう。片付けのコツや方法が分かりますのでマネしてみましょう。
⑥目につく箇所だけ片付ける
急に面倒な片付けを始めてハードルを上げるのではなく、とりあえず今困ってる、または目に付く片付けから始めましょう。
- テーブルに置いてある塩と醤油をしまう
- 床におちてるほこりをコロコロする
- 雑誌をまとめる
- 洗濯モノをたたむ
など、ボーっとしていてもOKな片付けからスタートしましょう。それしかできなくても片付けられたのでやる気が出たということですよ。
⑦エプロンを買う
まずは形から入りましょう。おしゃれなエプロンをしてテンションあげるとやる気が出てきます。エプロンもファッションだと感じることができますよ。
⑧毎日必ずする片づけを1つ決める
毎日必ずする片づけを決めて習慣にすると、他の片付けのやる気も出てきます。例えば、食器の片付けなどは、毎日やってる!と思うかもしれませんが、そういう場合はルールを作ります。
食べたら5分以内に洗う、洗ったら拭いてしまう(水をきるために出しっぱなしにしない)などのルール通りにしましょう。1つでも片付ける習慣をつけるとやる気スイッチを入れやすくなります。
⑨インテリアのサイトや雑誌を見てイメージする
自分の部屋でもできるインテリアを見つけてイメージしましょう。これもモチベーションをあげるのに役立ちますので片付けにやる気が出てきます。また、同じインテリアにするためにいらないものが見えてきますので、「断捨離」するきっかけになるかもしれません。
⑩片付けの風水を知る
片付けないと風水的にどうなるのかを知ると「まずい!やらなきゃ」とやる気がでます。
風水例
燃えるゴミだけでなく、ダンボール、雑誌、壊れた傘など、捨てるモノを玄関に置きっぱなして片付けないと良い気が入ってこないので金運、健康運、恋愛運、が悪くなるそうです。やる気を出して片付けましょう。
一度着た服を脱ぎっぱなしで放置していると悪い気がたまりやすく良い運気が逃げていくそうです。
恋愛運が下がるそうです。汚れた鏡に自分をうつすと汚れた鏡の悪い運が跳ね返ってくるといわれています。
キッチンは金運を左右する場所。洗いものを放置していると金運が下がって出費が増えてお金が減るそうです。
やる気を持続させる片付けのコツ
最初は10分片付けをしましょう。毎日10分を続けていくと、だんだんやる気が出てきて時間を延ばすことができます。10分、20分、30分…。また、片付けの最長時間を決めましょう。それを過ぎたらスパッとやめて明日に回しましょう。
片付けのやる気がなくならない方法
片付けのやる気を出すには習慣にすることが一番です。片付けする時間を決めて毎日なんでもいいから片付けと呼べることをしましょう。モノを右から左に動かすだけでも良いので時間がくると自然と体が動きやすくなるレッスンだと思ってやってみましょう。そのうちに習慣になってくればOKです。
まとめ
片付けにやる気がおきない気持ちは良く分かります。無理して自分を追い込んで片付けをするとストレスがたまります。片付けはやり方によって楽しくすることができますのでまずは気楽にサボりながら片づけをしてみましょう。
掃除内容を細かく決めずに「毎日使っている場所」だけを1日1箇所掃除をするのも良い方法です。片付け習慣がつけばやる気スイッチはすぐ入りますよ。