コンビニで賞味期限切れの商品を買ってしまった時の対処法!

賞味期限表示

コンビニで買ったお弁当が賞味期限切れの時はコンビニに交換または返金してもらいましょう。ほとんどのコンビニでは賞味期限切れの商品はレジに通らない仕組みになっていますので基本的には安心ですが、まれにスキャンの問題や人的ミスで販売してしまう可能性もあります。ここでは賞味期限切れの商品を買った時の対処法をご紹介します。

コンビニに賞味期限(消費期限)切れの商品はある?

コンビニ店員

コンビニでは商品に表記されている賞味期限より数日前倒しで撤去しています。また人的ミスでコンビニの棚に賞味期限切れの商品があったとしても、ほとんどのコンビニでは賞味期限切れの商品はレジが通らない仕組みになっています。

ここではコンビニに賞味期限切れの商品が無い理由や、賞味期限切れの商品が販売できない仕組みをご紹介します。

コンビニの賞味期限切れ商品は販売できないようになっている

コンビニでは賞味期限切れの商品をうっかり販売してしまうなどのミスが起きないよう、レジで賞味期限切れの食品のバーコードをスキャンするとアラーム音などが鳴り、会計できない仕組みになっています。

ただし、この賞味期限管理レジも完璧ではありません。例えばバーコードが読み取れずスキャンできない場合、お店の人が価格を手打ちします。お店の人が確認をし忘れて賞味期限切れの商品を販売してしまったという例はあります。

また、全ての商品に対応しているわけではないようですので、賞味期限切れを買ってしまうこともありえます。全国全てのコンビニが賞味期限をアラームで知らせるレジを使っているわけではありません。

コンビニによっては人的ミスで賞味期限切れの食品を販売してしまう可能性はあります。

コンビニ弁当は賞味期限ではなく「販売期限」が設定されている

コンビニのお弁当やおにぎり、お惣菜やサンドイッチなどは「賞味期限や消費期限」では無く、「販売期限」を定めています。

販売期限は、賞味期限や消費期限より2時間~3時間前に設定されています。例えば、本来16時が賞味期限のサンドイッチの場合、13時~14時迄が販売期限となります。

販売期限切れ商品もレジを通らない仕組みになっていますので、賞味期限切れの商品が販売されることはほとんどないと言えます。

海外では販売期限切れたけれど消費期限内の食品は、フードバンクに寄付したりするそうですが、日本のコンビニで販売期限がきれたものは、ほとんどは市町村の指定する業者に引きとってもらい焼却処分にされるそうです。

消費期限内なのに捨てるなんてもったいないですね。海外のように日本でも有効利用ができるといいですね。

コンビニで賞味期限(消費期限)切れの商品を買った時の対処法

コンビニで返金するイメージ

コンビニの賞味期限切れ商品は交換・返金する

コンビニで賞味期限切れの商品を買ってしまった場合、購入したコンビニに交換または返金してもらいましょう。レシートがあっても無くても、商品さえあれば交換または返金してもらう方法がありますのでご説明します。

賞味期限切れ・消費期限切れ・販売期限切れの商品の交換・返金方法

<レシートがある場合>
レシートがあれば封を開けたあとでもかまいませんので、レシートと一緒にお店に持っていき販売期限・賞味期限・消費期限のいずれかの期限が切れていることを説明して交換または返金してもらいましょう。

<レシートが無いがポイントカードがある場合>
レシートが無くてもポイントを付けてもらっていれば、そのポイントカードを一緒にもって行き会員番号を知らせて履歴を確認してもらい、交換または返金してもらいましょう。

<レシートが無く商品を開封してしまった場合>
レシートが無く買った商品を開封しまった場合、商品と一緒に賞味期限やバーコードが記載されたパッケージやシールを持って行き交換または返金してもらいましょう。

賞味期限やバーコードが記載されたパッケージやシールとは、商品の内容、賞味期限、バーコードなどが記載されたシールです。

<全く何も無い場合>
レシート、ポイントカード、賞味期限やバーコードが記載されたパッケージやシールいずれも無く商品だけしかない場合は、商品を持って来店日やおおよその時間、他に買った物、レジを担当した人の情報(名前が分からない場合は性別や特徴など)を伝えて交換または返金してもらいましょう。

場合によってはコンビニの監視カメラで確認してもらいましょう。防犯カメラの録画は5日から1週間程度のようですので賞味期限切れに気付いた時点ですぐに購入したコンビニに行きましょう。

購入したコンビニで対応してもらえない場合

<コンビニの本社に相談する>
コンビニ側の対応が悪く、交換も返金もしてくれない場合はコンビニチェーン本社のお客様相談センターに相談してみましょう。

コンビニの賞味期限と消費期限と販売期限の違いは?

賞味期限表示

賞味期限と消費期限と販売期限の違い

<消費期限>
消費期限は商品に記載されている年、月、日、時間まで、安全に食べることができる期限のことです。主にお弁当やおにぎり、お惣菜やサンドイッチなど傷むのが早い食品に記載されています。

<賞味期限>
賞味期限は商品に記載されている年、月、日、時間まで、美味しく食べることができる期限のことです。コンビニでは主におせんべいやスナック菓子、インスタントラーメンや缶詰など、加工されて比較的傷みにくいものに記載されています。

<販売期限>
販売期限は商品に記載されている年、月、日、時間まで、販売しても良い期限のことです。主にお弁当やおにぎり、お惣菜やサンドイッチなど傷むのが早い食品に記載されています。

販売期限は賞味期限や消費期限の2~3時間前に設定されており、その時間を過ぎるとレジを通らない仕組みになっています。

コンビニで賞味期限(消費期限)切れの商品を買ったら保健所に通報するべきか

コンビニ店員とお客

コンビニ対応が一般的

一般的にレシートがあればその場で交換または返金してもらえます。レシートが無くても賞味期限切れの商品を見せれば店長などが丁寧に対応してくれます。

レシートがある場合は返金もスムーズにしてもらえるようですがレシートが無い場合は交換が多いようです。

保健所に通報する

コンビニから交換も返金もしてもらえず、その後も賞味期限切れの商品を販売していることがあれば悪質なので、購入したコンビニの場所(市町村)を管轄する保健所に相談しましょう。

最後に

コンビニのレジ

コンビニで賞味期限切れの商品の交換や返金に対して、クレーマーだと思われたくない、疑われて不愉快な思いをしたくないなど、交換や返品の請求をあきらめてしまう方が多いようですが賞味期限を販売したコンビニに全責任がありますので、あきらめずに交換や返金をしてもらいましょう。

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