目次
部屋の掃除をするメリット
部屋掃除のコツで意識することは、
- 健康
- 精神衛生
- 時間
- 経済
です。
健康的な生活をおくれる
部屋の中を改めて見渡してみると、物の上に物が重なってホコリだらけになっている場所はありませんか?
それだけならまだ良いのですが、ゴミが溜まっていたり、蜘蛛の巣や小さな虫が集まっていたら不衛生に感じてしまいます。そのような状態になる前に、日常的に部屋の掃除をするように心がけましょう。
部屋の整理整頓や掃除をするということは、人間らしい健康的な生活をおくるための習慣のひとつです。 そのための部屋の掃除のコツは、全ての掃除を一気に行うのではなく、自分が「座っている場所」、「寝ている場所」ごとに小分けにして、少しずつ掃除をしてみましょう。
特に梅雨時から夏にかけて、部屋の中でいつもと違う臭いに気付くようなことがあったら要注意です。
リラックスできる
整理整頓が行き届いた部屋で暮らすことは、精神衛生上にもよい影響を与えることになると想像できますよね?
いつも乱雑でほこりだらけになっている部屋では、心身ともにリラックスすることができません。 毎日帰宅後に、キレイにしてある部屋に入ると、今日一日の疲れが癒されて、すっきりとした気分で生活を送ることができるでしょう。
物を探す手間が省ける
片付けの行き届いた部屋では、物を置いた位置を把握しやすいため、今まで探し物に費やしていた時間がなくなります。
必要な時に即座に物を取り出せると、余計な時間を使わずに済むので、物事がスムーズに進みます。 整理整頓されているということイコール、自己管理能力の高さを反映しているため、自分自身や日々の暮らしの満足度を得られることに繋がります。
このようなことから、部屋とはそこで暮らしている人の心のあり方を映し出しているともいわれているのです。
無駄遣いがなくなる
前に買ったけれど、何がどこにあるのか探してはみたものの見つけられなくて、結局新しいものを買う羽目になったことはありませんか?
これは経済的に非常にもったいないことです。きちんと片づけておくと、なくしたと思っていたものを重複して買うような無駄遣いがなくなり、何をするにも能率がアップします。
《 ポイント 》
- 人間らしい健康的な生活をおくるための習慣のひとつ。
- 心身ともにリラックスしてすっきりとした気分で日常をおくれる。
- 探し物に費やす時間がなくなる。
- なくしたと思っていたものを重複して買うような無駄遣いがなくなる。
部屋の掃除を簡単にするコツ7つ
コツ1:掃除を習慣づける
部屋の掃除を簡単にするコツの一番の要は、整理整頓や掃除の習慣をつけることです。
例えば
- 毎週日曜日の朝食後に30分部屋の掃除をする。
- 曜日によって「ベッドのまわりだけ」「机のまわりだけ」というように曜日と範囲を決めておく。
というように習慣にできるとしめたものです。
他にも、日常の隙間時間を上手く利用して、汚れに気付いたら簡単に手掛けてみてもよいでしょう。食事の準備の合間やお風呂を沸かす間などの少しの時間を利用して掃除するように心がけることで、いつの間にかそれが習慣化されるのです。
コツ2:使う場所の近くに掃除道具をしまう
部屋の掃除のコツは、部屋の汚れが目についたその瞬間に、すぐに掃除できるように、手の届く範囲に掃除道具を収納しておくと何かと便利です。
手の届くところに、コンパクトサイズのハンディモップを常に置いておくなど、いつも掃除する場所に先回りして掃除道具を用意しておきます。
汚れに気が付いたらすぐに対処するように心がけると、一気に済まそうとする大掛かりな掃除を敢えてしなくてもいいのです。
コツ3:ながら掃除でもOK
大掛かりな掃除の回数を減らすには、「~しながら」のながら掃除をしてみてはいかがでしょうか。
テレビを見ながらカーペットの上をコロコロで掃除したり、ちょっと寝ころんだ時に、ゴミや髪の毛を拾ってみたり、自分なりにラクな「ながら掃除」の方法をみつけて、それを習慣にしてみましょう。
コツ4:「ゴール」を決めてから部屋の掃除をする
掃除を始めてみたものの、あちこちに気が取られ途中で投げ出したりしないように、「ゴール」を決めてから取り掛かることをおすすめします。
「今回はフローリングだけ」「今日は部屋中の棚を全部」など、最初に何をどこまでするか決めておきます。今から始めようとしている掃除の範囲をはっきりと決めておくと、ダラダラと掃除をせずにすみ、時短にも繋がります。
コツ5:物の定位置を決めておく
それぞれの物を収納する定位置を決めることが、整理整頓の鉄則です。
使い終わったら元の定位置に戻す、これが自然にできれば部屋の中が散らからないので、掃除にかかる時間や手間を減らすことができます。
物の定位置を決めるポイントは、いつも使う物は取り出しやすい場所に置くなど、使用頻度を考えて決めるようにしましょう。
コツ6:「捨てるもの」と「考え中のもの」に分ける
部屋全体が物であふれているような時には、
- 「捨てるもの」
- 「一旦保留にして、後で考えてから決めるもの」
に分けてみましょう。
捨てようかどうしようか迷っていたら、とりあえず一旦袋にまとめておいて、数日後に忘れずに再検討してください。 そうすることで、自分の中でそれが大切なのかどうかを判断することができます。
物は少ないほど管理しやすく、逆に多くなってしまうと、それだけ置き場所や片付ける手間が必要になるので、捨てずに取っておく基準を明確にしておきます。
コツ7:掃除機のかけ方にひと工夫を
ホコリやゴミを取るのに欠かせない掃除機ですが、使い方にもちょっとしたコツがあります。
掃除機をかける時のコツは、手だけ動かすのではなく体ごと動くこと。
掃除機の先端が浮いた状態だと、うまくゴミを吸い取ることが出来ないので、手だけを伸ばすのではなく、体ごと動かすようにしましょう。
ちなみに、ゴミは部屋の隅や家具の下に溜まりやすいので、時間のない時は溜まっていそうな場所だけ重点的に掃除機をかけるようにするとよいでしょう。
《 ポイント 》
- 隙間時間を上手く利用して掃除の習慣をつける。
- 手の届く範囲に掃除道具を収納しておく。
- 「~しながら」のながら掃除を習慣づける。
- 物を収納する定位置を決め、使い終わったら元の定位置に戻す。
- 捨てるのを迷ったら一旦袋にまとめて数日後に忘れずに再検討する。
- 掃除機のコツは、手だけ動かすのではなく体ごと動くこと。
部屋の掃除を効率よくする手順
部屋の掃除のコツはホコリを取り除くのが主な作業ですが、ホコリを巻き上げないように順番を決めて取りかかると効率がよくなります。
まず最初に、上から下へとホコリを落とします。棚やテーブルなど、高いところに積もったホコリを床に落としてから、次に低い場所をキレイにする手順で掃除すると、再びホコリが舞い落ちることがなく手間を減らせます。
その後に、床に落としたホコリを、部屋の奥の壁から入り口ドアに向けて掃除機やほうきで取り除きます。同じところを何度も掃除をしなくてもいいように、「奥から手前へ」を意識して、効率良く進めましょう。
《 ポイント 》
- 部屋の掃除のコツは上から下へホコリを落としてから、部屋の奥から手前へ。
部屋の掃除に必要なアイテム
部屋を効率良く掃除をするコツは、以下のお掃除アイテムを用意して、それを活用することで、時短にも繋がります。
こちらのアイテムは、全てホームセンターやドラッグストアで買い揃えられるので、掃除する場所に合わせて上手に活用すると掃除もかなりラクになります。
必要な掃除アイテム
- 掃除機
- 雑巾
- ゴミ袋
- バケツ
- モップやハンディタイプのホコリ取り
- フローリングワイパー
あれば便利な掃除アイテム
- ウエットシート
- コロコロ(粘着クリーナー)
- 綿棒
《 ポイント 》
- 部屋を掃除するコツは場所に合わせてアイテムを上手に活用する。
部屋の掃除が困難な場合は業者に依頼
部屋の状態で心の状態がわかると言われています。部屋掃除のコツを覚えても、精神的に余裕がないことには、なかなか掃除する気が起きません。
また、どうしても掃除する時間が取れないなど、難しい方は思い切って専門の業者に相談して依頼するのもひとつの手段でしょう。
部屋の掃除だけでなく、不要になった本や衣類等々の不用品の処分も依頼できます。整理収納アドバイザーの資格を持ったスタッフが在籍している業者であれば、片付けのプロフェッショナルが、不要品の見極めや適切な収納術を伝授し、依頼者の家に合わせた片付けを行ってくれるでしょう。
申し込みから予約までの全てをネットで申し込める業者でしたら、自分の予定に合わせてフレキシブルに相談や予約ができます。お掃除のプロの腕と技で部屋を蘇らせてみてはいかがでしょうか。
《 ポイント 》
- 部屋の掃除だけでなく不用品の処分も依頼できる。
- 依頼者の家に合わせた片付けを行ってくれる。
最後に
部屋の掃除を簡単にする7つのコツと、効率よくする手順を紹介しました。
掃除してもすぐに汚れてきてしまう部屋ですが、こまめに掃除できる環境を整えて、それを習慣化できれば、掃除への苦手意識が無くなっていることに気づくと思います。
キレイな部屋をキープするには、一気に行う大掛かりな掃除よりも、日々のちょっとした積み重ねが大切です。部屋は一度散らかってしまうと、きれいにするのに一苦労です。
そうならない為にも簡単にできる部屋掃除のコツをつかんで、部屋も気分もすっきりさせて快適な暮らしをおくってみてはいかがでしょうか。