掃除していないと起こる問題とは?掃除に対する苦手意識を克服するコツ14個紹介

掃除機をかける

部屋の掃除が苦手な人は多いでしょう。掃除を後回しにして、片づけが溜まってしまうと、掃除に対するモチベーションが下がってしまう一方です。掃除に対する苦手意識を克服するコツをつかんで、少しずつ掃除の習慣をつけていきましょう。

掃除していないと起こる3つの問題とは?

火災につながる電気的障害

掃除をしなければいけないとわかっていながらも、苦手な人にとっては億劫になりがちです。苦手な人は、何ヶ月も掃除をしていないこともよくあることでしょう。

ですが、掃除をしないことで起こる問題はたくさんあります。ここでは3つに絞って紹介していきます。

掃除していないと起こる問題1:火災が起こりやすい

掃除をしないと部屋にほこりが溜まります。一般的にほこりは部屋の隅に溜まりやすいですが、部屋の隅というのはコンセントなどが密集しやすいところでもあります。

差し込み口からコンセントが抜けかかっている場合、その部分にほこりが溜まってしまいます。掃除をしない部屋は、湿度も高くなりやすいため、漏電し発火のリスクがあります。最悪の場合、火災につながってしまうため、定期的にほこりの掃除を行う必要があります。

掃除していないと起こる問題2:精神的に落ち込みやすい

掃除が苦手な人は、すぐに部屋を散らかしてしまうため、掃除してもすぐに汚くなるし、やらなくていいやという考え方の人が多い傾向にあります。

ですが、いざ掃除をしてみれば、気分までスッキリして前向きな気持ちになれます。部屋の雰囲気に支配され、いつの間にか気持ちが落ち込みやすくなっていることは、よくあることです。気持ちが落ち込みやすいなと感じた時は、掃除してみることをおすすめします。

掃除していないと起こる問題3:事故を起こしやすい

掃除が苦手な人の部屋は、常に床や机に物が置いてある状態になっています。足の踏み場もないほど、汚い部屋に住んでいる人もいます。

その場合、床にガラスなど危険な物が置いてあれば、気づかずに踏んでしまい流血してしまうこともあります。また、ごみを踏んでしまい転倒につながるリスクもあります。

掃除をしていなければ、さまざまな事故を起こしやすいため、安全に生活するためにも掃除は重要です。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ14個

白い背景の上のゴミ箱

掃除をしていないことで起こる問題はたくさんあり、最悪の場合大きな事故につながってしまう可能性もあります。

掃除が苦手な人は、なかなか自分から掃除しようという気持ちにはなれないでしょう。ですが、苦手意識を克服するコツがあれば、少しずつでも掃除に対する考え方が変わってくるでしょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ1:ごみ箱を増やす

掃除が苦手な人は、ごみ箱まで捨てに行くのが面倒くさいと考え、ごみを床や机の上などに置きっぱなしにしてしまいます。置きっぱなしにしたごみを、まとめて捨てるのも面倒くさくなってしまうため、結局いつまでも捨てられずに、部屋が汚くなってしまいます。

ごみ箱は基本、リビングに1つ置く人が多いですが、いくつか置くことでごみを捨てやすくなります。たとえば、机の上にごみが溜まりやすい場合、机の上に小さなごみ箱を置くと、捨てることが億劫にならないでしょう。

ごみが溜まりやすいと感じるところに、ごみ箱を設置すると、ごみを捨てる習慣がつくでしょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ2:いらない物は捨てる

いつか使うかもしれないと考えて、物をなかなか捨てられなければ、部屋は片づきません。今現在使わないと感じる物は、今後も使わないことが多いです。今は使わないからと、押し入れの奥に隠すのではなく、思い切って捨ててしまいましょう。

使わないけどなかなか捨てられないと感じる物は、1年を目安にして、捨てるかどうか判断するのも1つの手です。たとえば洋服など、1年着なかった物は、今後も着ないことが多いでしょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ3:掃除グッズを活用する

掃除が苦手と感じる大部分の理由は、面倒くささが原因となっています。掃除グッズはその面倒くささを軽減したり、楽しさを感じさせてくれます。

最近はさまざまな掃除グッズが増えてきています。自分なら簡単に使えそうと思えるようなグッズを探したり、モップなどの最低限必要のグッズを準備するだけで、掃除に対する意識が変わるでしょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ4:片づけを習慣づける

物の配置を決める際、必要な物は、使用する場所の近くに置き場所を決めると良いです。何も考えずに置き場所を決めてしまうと、使い終わった後に片づけにくいです。また、どこにしまったかわからなくなってしまい、使い勝手が悪くなってしまいます。

よく使うものはわかりやすい場所に置くと良いでしょう。物の定位置を決めることで、使い終わったらすぐに片づける習慣がつき、部屋の散らかりを防ぐことができます。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ5:掃除を習慣づける

なかなか掃除のモチベーションを保つことができない場合、短い時間で掃除をすると良いでしょう。テーブルが汚れたら拭く、シンクが臭ったら掃除するなどです。

汚れたと思った時に掃除をするように意識すれば、自然と習慣づけることができます。短い時間で掃除することを習慣づければ、自分なりの掃除のしやすさを掴むことができるでしょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ6:時間を決める

一気に掃除をしようと思うと、何からやったら良いか分からなくなってしまい、モチベーションが下がってしまいます。また、掃除のことで頭がいっぱいになり、他のことが手につかなくなってしまいます。

何時から何時まで掃除をすると決めると、生活のメリハリをつけやすく、億劫になりにくいです。終わりの時間も決まっているため、集中して掃除に取り組むことができるでしょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ7:目標を決める

掃除が苦にならない人は流れ作業ですることができますが、苦手な人は掃除を始めるのも続けるのも難しく感じてしまいます。掃除の目標を決め、その目標を達成することを意識しましょう

最初は簡単な目標から立てましょう。トイレやお風呂の掃除を毎週何曜日に行うか、表を作って分かりやすくするのも良いでしょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ8:生活習慣を見直す

掃除が苦手な人は、普段の生活習慣に掃除が含まれていない可能性もあります。また、仕事などが忙しすぎて、手が回らない場合もあります。

生活習慣を見直すことは、部屋がきれいになるだけではなく、自分自身も高めることができるといわれています。生活習慣を見直すと、家で過ごす生活が充実したものとなるでしょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ9:家に人を呼ぶようにする

掃除が苦手で部屋が汚い人は、家に人を呼ぶ機会が少ない人が多いです。そのため掃除しなくてもいいやという考え方になってしまいます。

定期的に家に人を呼ぶようにすれば、人が来る前に掃除をするので、きれいな部屋を保つことができます。そして、いつ人が来てもいいように掃除をする習慣がつくでしょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ10:収納スペースを増やさない

収納があれば片づいたように見えますが、その収納スペースを増やすことはあまり良いことではありません。

収納スペースを増やせば、その分物が増えてしまいます。本来必要のない物も、収納スペースがあるからといって、捨てずに残しておいてしまうこともあるでしょう。

物を減らして、今ある収納スペースを効率的に使う方が、部屋がスッキリして見えるでしょう。安易に収納スペースだけを増やさないようにしましょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ11:ご褒美を決める

掃除に対するモチベーションはなかなか上がりません。実際に掃除が苦手な人は、掃除をすることで得るメリットが思い浮かばない人が多いです。

その場合、掃除が終わった後に何かご褒美を決めると良いでしょう。自分の中でご褒美を決めるだけで、苦手なことに対するモチベーションもアップするでしょう。また、掃除をすることに対し苦手意識も克服しやすくなります。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ12:エクササイズの一環として行う

掃除の動作にストレッチや筋力トレーニングを取り入れると、エクササイズの一環として作業を行うことができます。掃除機をかける時に、前後スクワットをしたり、どんな動作でもエクササイズになり得ます。

エクササイズの一環として行えば、楽しく掃除ができるでしょう。掃除が苦手だけど、ストレッチや筋力トレーニングは得意という人におすすめです。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ13:音楽をかける

好きな音楽を聴くと、テンションが上がる人は多いでしょう。掃除に対して苦手意識がある人は、好きな音楽をかけて行うと気分が上がり、苦痛だと感じなくなるでしょう。

掃除にだけ集中しない方法は、苦手な人にとっては効果的だと言われています。音楽以外でも、好きなラジオを聞きながらやるなど、自分が楽しくなれる方法を見つけましょう。

掃除に対する苦手意識を克服するコツ14:お気に入りのエプロンをつける

掃除のグッズをお気に入りのものにすれば、特別な存在に感じます。エプロンをつければ、やる気もアップし、苦手意識も克服できるでしょう。

しかし、掃除をする際は基本的に汚れても良いようにエプロンをつけますが、あまりに高価なエプロンをつけてしまうと、汚さないようにしようという点に注意が向いてしまいます。手ごろな価格の物で、お気に入りのエプロンを選ぶようにしましょう。

掃除が苦手な人の特徴9個

散らかった部屋のソファに座っている絶望的な女性

掃除が苦手な人もいれば、得意な人もいます。小さい頃から習慣がついている人は、比較的掃除が得意になりますが、性格的な問題もあります。

ここからは、掃除が苦手な人の特徴を9個に絞って説明していきます。特徴がどのくらいあてはまるかチェックしてみてください。

掃除が苦手な人の特徴1:後回しにしてしまう

掃除が苦手な人の特徴の1つに、後回しにしてしまうことが挙げられます。今日は時間がないから明日片づけようと考えていても、明日になったらさらに片づけるのが面倒くさくなり、結果やらないことが多いです。

掃除以外のことでも、後回しにしてしまうことは誰にでもあります。しかしそこでぐっとこらえて、面倒くさくてもやろうとしなければ、苦手は克服できないでしょう。

掃除が苦手な人の特徴2:限定品などに弱い

限定品や、ラスト一点の物は魅力が増します。今買っておかなきゃ後悔すると考えると、途端に買いたくなってしまうでしょう。いざ買って家に帰ってきた時、よく考えてみればそんなに欲しくなかった物を買っている場合もあります。

買わなくていい物まで買ってしまい、物が増えて片づかなくなり、部屋が汚くなるという負のループにはまらないようにしましょう。

掃除が苦手な人の特徴3:物を増やしてしまう

部屋が散らかっていると、どこに何があるのかを把握できません。そのため、必要な物を探しきれずに、同じ物をまた買ってしまうことが多いでしょう。

物が増えるだけでなく、同じものを買ってしまえばお金の無駄にもなります。きちんと収納をして、何がどこにあるのかをわかりやすくする必要があります。

掃除が苦手な人の特徴4:物の位置を決めていない

物の置き場所を決めていないと、片づけるという行為をしなくなります。使った物を机の上に置きっぱなしにして、山積みになり、片づける場所もないためそのままになってしまう、というのはよくあるパターンです。

部屋を片づける際に最初にやることは、必要な物かどうかを選別することです。その次に、物の配置を決めましょう。自分が生活していて過ごしやすい配置を意識すると、部屋が散らかりにくくなります。

掃除が苦手な人の特徴5:捨てられない

掃除が苦手で、部屋が上手く片づかないと悩んでいる人の大部分は、物が捨てられないという特徴があります。

もったいない、いつか使うかもと思うとなかなか捨てられませんが、ずっと捨てられずにいると、物は増えていく一方です。

物が捨てられないことで、スムーズに掃除が進まないことから、掃除に対する苦手意識はどんどん増していきます。苦手を克服したいと思っている人は、最初に物を捨てられるようになりましょう。

掃除が苦手な人の特徴6:一気に片づけようとする

その日に片づけるのが面倒くさいと思うと、今度一気に片づければいいかという考えになってしまいがちです。一気に片づけるのは体力も使い、モチベーションも続きません。

掃除が得意な人は、コツコツ派の人が多い傾向にあります。毎日少しずつ掃除するようにしましょう。

掃除が苦手な人の特徴7:収納グッズを持っていない

収納がありすぎてもいけませんが、収納グッズがないというのも、物が片づかない原因となります。収納棚や、収納ケースがなければ、物をしまう場所がないため、片づけようがありません。

必要な物の量に見合った収納グッズをそろえましょう。

掃除が苦手な人の特徴8:心の余裕がなくなっている

仕事や勉強などが忙しいと、心に余裕がなくなってしまいます。頭が仕事や勉強のことでいっぱいいっぱいになってしまうと、掃除にまで手が回らなくなります。

忙しすぎて心の余裕がなくなるのは、仕方のないことですが、最低限生活のできる部屋にしておかないと、さらに余裕がなくなってしまい気持ちも落ち込んでしまいます。

掃除が苦手な人の特徴9:理由をつけがち

掃除を後回しにする人の特徴に、理由をつけがちなことが挙げられます。あらゆる理由をつけて掃除を先延ばしにしていると、何かのきっかけがなければ、掃除を始められなくなります。

たとえば、親や友人などの親しい人に指摘されたりなど、このままじゃだめだと思うことが出来れば変わるきっかけをつかめるでしょう。

掃除に対する苦手意識を克服しよう!

部屋の掃除をする女性

掃除が苦手な人にとっては、自分から始める気になれなかったりします。また、掃除をしようとしても何から手をつけたら良いのか分からない人が多いでしょう。

掃除をしていないと起こる問題についてよく考え、重要性を理解しましょう。苦手意識を克服するコツをつかむことが出来れば、少しずつでも掃除の習慣がつくようになるでしょう。

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よくある質問

  • 掃除の簡単やり方は?

    部屋の掃除のコツは、ホコリを巻き上げないように順番を決めて取りかかると効率がよくなります。

    基本は上から下へとホコリを落とします。次に低い場所をキレイにします。そうすると再びホコリが舞い落ちることがなく手間を減らせます。

    床に落としたホコリは部屋の奥から入り口ドアに向けて掃除機やほうきで取り除きます。「奥から手前へ」を意識して、効率良く進めましょう。

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  • 掃除は毎日すべき?

    掃除は「日掃除すべき場所」と「しなくてもいい場所」があります。毎日掃除すべき箇所と掃除しなくてもいい箇所に分けて考えると、掃除をする手間を省く事ができ、効率的に無駄なく掃除をすすめる事ができます。

    ・毎日掃除すべき場所・・・キッチンやお風呂
    ・毎日掃除しなくてもいい場所・・・寝室や廊下

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  • 掃除のやる気を出す方法

    ・キレイに片付いた部屋をイメージする
    ・まずは手近なものを片付ける
    ・好きな音楽をかける
    ・1分掃除をする
    ・無理をしすぎない
    ・掃除道具を新しくする

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