アルミのサビは家にあるもので落とせます!サビの原因と予防法

サビた水道の蛇口

アルミはサビに強い軽金属です。強度にも優れていますし、腐食してしまうこともなかなかありません。しかし、いつの間にかアルミがサビてしまっていることがありますよね。サビに強いとされるアルミですが、置かれる環境によって、サビてしまうこともありますし、腐食してしまうこともあります。アルミのサビを落とす方法、アルミがサビてしまう原因、アルミのサビを予防する方法、アルミに発生する白サビと黒サビの違いなどご参考いただけます。

アルミのサビを家にあるもので落とす方法

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アルミのサビを見つけてしまったときは、まずは、家にあるものを使って落としてみてください。軽度のサビであれば、サッと落とすことができます。

サビの状態がひどく、落としきれなかった場合には、身近なホームセンターやスーパー、コンビニでも手に入るアイテムをご紹介しますので、アルミのサビを落としたいときにお試しください。

1.アルミのサビを「歯磨き粉」で落とす

使い古しの歯ブラシで構いませんので、少量の歯磨き粉をつけ、アルミのサビが気になる部分を磨いてみてください。

あまり力は入れず、アルミが傷ついてしまわないように注意しながら優しく擦ります。サビが落ちたら、しっかり水洗いをしてください。歯磨き粉には、研磨剤という成分が入っており、アルミのサビだけを擦り落とすことができます。

ただし、力強く磨いてしまったり、サビのない部分まで磨いてしまうと、研磨剤の作用によって、アルミに細かな傷をつけてしまうことがあります。注意してお使いください。

2.アルミのサビを「酢」で落とす

酢が持つ酸性の作用には、サビを剥がし落とす働きがあります。

キッチンペーパーや布などに酢を染み込ませます。アルミのサビが気になる部分に貼りつけ、しばらく放置します。酢が乾いてしまわないよう、上からラップをかぶせておくと良いです。

軽度のサビであれば数時間程度、重度のサビであれば丸一日ほど放置するのが目安です。放置した後、貼りつけていたものを剥がし、軽く拭き取ります。拭き取るだけでもサビが剥がれ落ちることがあります。

落としきれなかったサビは、歯ブラシを使って軽く磨いてみてください。酢を染み込ませたキッチンペーパーや布をもう一度貼り付けて放置してみても良いです。また、小さなアルミ製品なのであれば、容器に酢を入れ、浸け置きするのも良いです。

3.アルミのサビを「クエン酸」で落とす

クエン酸も酢と同じように、酸性の作用によって、サビを剥がし落とす働きがあります。重度で頑固なアルミのサビを落とすときにおすすめの方法です。

まず、お湯を沸かし、プラスチック製やガラス製の容器へ移します。そこへクエン酸を入れ、よく溶かします。そして、サビが気になるアルミ製品を入れます。

一晩から丸一日ほど浸け置きのまま放置した後、よく水で洗い流し、乾燥させます。放置した後に見てみると、容器の中にサビが剥がれ落ちていることがあります。

剥がれ落ちていないサビは、水で洗い流す前に、歯ブラシを使って軽く磨いてみてください。それでもまだ落としきれなかったサビは、もう一度、同じ手順で行ってみると良いです。

ひとつだけ注意点があります。鍋などの金属製の容器は絶対に使用しないこと。金属製の容器は、酸の作用によって溶けてしまいやすいからです。また、酢以外のものを入れないでください。

4.アルミのサビを「塩」と「じゃがいも」で落とす

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食材を使った方法なので、アルミ製の鍋や食器にもおすすめの方法です。

じゃがいもを切り、断面に塩をつけ、アルミのサビが気になる部分を磨きます。重度で頑固なサビには、粗塩の方がよく落とせます。じゃがいもに含まれているデンプンによって、サビを溶かして落とすという方法です。

また、じゃがいもの皮もアルミのサビを落とすのに利用できます。皮粒子には研磨作用があり、軽度のアルミのサビを落とすのにおすすめです。じゃがいもの皮で優しく磨いてみてください。

5.アルミのサビを「酸性洗剤」で落とす

酸性洗剤は、トイレ用・お風呂用・キッチン用などがあり、主に水回りの水垢を落とすことが目的で使用するものです。クリームタイプであれば、歯ブラシにつけ、アルミの気になるサビを磨きます。

液体タイプであれば、プラスチック製やガラス製の容器に入れ、アルミ製品を浸け置きします。サビが浮いてきたら取り出し、優しく歯ブラシで磨きます。サビを落とした後は、水でしっかり洗い流してください。

また、手肌に酸性洗剤がついてしまわないよう、ゴム手袋に使用するなどし、目に入るなどしないよう、十分注意してご使用ください。

6.アルミのサビを「アルミ専用」で落とす

身近なもので落とすことができないアルミのサビは、アルミ専用の洗浄剤・クリーナー・サビ取り剤などの商品が販売されています。ホームセンターやインターネット販売で手に入ります。

アルミ専用なので、製品を傷つけることなく、安心して使用できるところが良いです。研磨剤を配合しているもの、研磨剤を配合していないもの。使用できるアルミ製品、使用できないアルミ製品。

アルミ専用であっても、サビ落としに使用できる商品と使用できない商品があります。商品の特徴や成分、使用方法や注意事項をよく読まれてから購入されることをおすすめします。

7.アルミのサビを「サンドペーパー」で落とす

アルミのサビをサンドペーパー(紙ヤスリ)で落とす方法もあります。サビを削り落とすという方法です。確実にサビを削り落とすことができますが、アルミ製品を傷つけてしまいやすいので、サビのみを削り取るようにし、慎重に作業する必要があります。

アルミがサビてしまう主な原因

白い背景のヴィンテージアルミマグ

“サビない”と言われることもあるアルミですが、そんなアルミもサビてしまうことがあります。

長く使用していなかったアルミ製品や放置されていたアルミ製品など、久しぶりに取り出してみて、サビにガッカリすることがありますよね。

“サビない”というよりも、“サビにくい”と言った方が正しいのかもしれません。

アルミ100%ではないから

アルミがサビてしまう原因には、“アルミ100%ではない”という可能性が考えられます。

ほぼアルミだけれども、異種金属が混入しており、そのことがサビの原因になってしまうことがあります。その製品の強度を少しでも増すために、アルミ以外のものが混入されているのだと思われます。

アルミが孔食するから

孔食(こうしょく)とは、金属の局部腐食のことを言います。アルミの保護膜である酸化アルミニウムが破壊されてしまうことで発生します。大気中の塩気(塩化物イオン)が主な原因です。

水の含有物が原因

含有量はわずかですが、水に含まれている、鉄イオンや銅イオンによって、アルミの腐食が進み、サビてしまうことがあります。水に濡れたまま放置していると、サビてしまいやすいです。しっかり乾燥させていても、サビてしまうことがあります。

アルミのサビを予防する方法

サビた調理器具

アクセサリーや手に触れる機会の多いアルミ製品であれば、指紋や手垢や皮脂がついたままの状態で放置しないことです。やわらかい布などで拭き取り、お手入れをしておくと良いです。

水に濡れてしまうことのあるアルミ製品であれば、タオルや布などでしっかり水気を拭き取り、十分に乾燥させておくと良いです。

外気に触れるアルミ製品なのであれば、どうしてもサビが発生してしまいやすいです。軽度のサビであるときは、ぞうきんなどでサッと拭き取るだけでも落とすことができます。サビに気づいたら、すぐに落としておくことで、重度で頑固なサビになることを防ぐことができます。

アルミ専用のお手入れをするためのクリーナーがあります。普段のお手入れにも使用することができますし、汚れを落とし、サビの発生を防ぐことができます。ひとつ持っておくと便利ですし安心できます。

アルミ100%や純度の高いアルミ製品を購入することができれば、サビにくいです。買ったばかりなのにもうサビができてる!ってことも多いのですが、やはり純度が低かったり、異種金属の混入が原因であることがほとんどです。

最後に

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アルミのサビを家にあるもので落とす方法には、

  • 歯磨き粉で落とす
  • 酢で落とす
  • クエン酸で落とす
  • 塩とじゃがいもで落とす
  • 酸性洗剤で落とす
  • アルミ専用で落とす
  • サンドペーパーで落とす

などがあります。アルミ製品のサビは、こまめなお手入れとメンテナンスで防ぐことができます。小さなサビを見つけたら、すぐに取り除いておきましょう。

サビた水道の蛇口

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