サビ取りにはお酢が効果的!簡単な落とし方とコツ

計量スプーンに入った酢

車や自転車など生活用品のなかに多く使われている金属ですが、水分が残っているとサビができることが多々あります。また鍋や鍵といったものにもできます。ここでは身の回りのものにできたサビを酢で落とす方法をご紹介します。ただ酢を使うだけでは逆に金属を傷めてしまうので、コツだけでなく注意点も合わせてお教えします

記事の監修
家事アドバイザー

家事アドバイザー・節約アドバイザーとしてテレビ・講演・コラム連載などで活動。頭を使って賢くスマートに、時間とお金をバランスよく使う暮らし方を提唱。著書に「シンプルライフの節約リスト」(講談社)などがある。

酢は食用でありながら昔から掃除に使われているもので、安心して使うことができます。錆を落とすのにも活躍してくれるので、安いお酢を掃除用に一つ用意しておくのもよいでしょう。
ただし金属の素材によっては酢に弱いものもありますので、必ずしっかりと素材を確認してからおこなうことが大切です。

サビ取りに酢を使う方法

古銭などを収集している方に酢でサビ取りをした経験のある方はいるはずです。サビついていた古銭も食物酢に漬け込んでおくと見違えるようにサビが落ちます。

家庭でも鍵にサビがついて鍵の役割を果せなくなるようなことがあります。またサビないと言われている金属のステンレスにもサビは付きます。

貴金属についたサビ取りをする方法や酢を使用してはいけない場合などの注意点を紹介します。

鍵につくサビの落とし方

鍵のサビ

何年も鍵を使っていると緑青のサビがつき鍵がスムーズに使えなくなることもあります。この鍵のサビ取りにお酢に含まれている酸を使って取り除くことが可能です。

用意するもの

  • 紙コップ
  • お酢(穀物酢・寿司酢どちらでもOK)

手順

  1. 紙コップに酢を入れる(鍵が浸るぐらい)
  2. 塩を紙コップに入れる(酢の半分ぐらい)
  3. 塩をかき混ぜて溶かす
  4. 鍵を紙コップに入れて放置する(1時間くらい)
  5. サビが落ちたら鍵を水洗いする
  6. 乾いた雑巾で水分をしっかり拭き取る

サビがついていることで鍵を開ける時にスムーズに鍵が開かなかった状態が元に戻り、問題なく使用することができます。また、酢を温めることでより効果を発揮する場合があり、サビ取りをする品物によって選択することが出来ます。

ステンレスについたサビを落とす方法

台所のサビ

ステンレスを英語で直訳すると「サビない鉄」と言われています。実際は普段使っている鍋や、キッチンの流し台にサビはついてしまいます。ステンレスのサビ取りは一般の家庭で行うには酢を使った方法が一番手っ取り早くて簡単です。

酢だけで取ることも可能ですが、市販されているクレンザーにお酢を混ぜたり、重曹とお酢の組み合わせるとより効果を発揮します。

専門家による補足

重曹と酢を混ぜると、アルカリ性と酸性のため化学反応を起こしシュワシュワと発泡します。そのためこの発泡の力を利用して、細部の細かい部分の汚れや錆を落とすことが可能です。

汚れを落としたいものに重曹をまんべんなくふりかけてその上から酢を垂らすことによって発泡するので、その後5分程度だったら歯ブラシなどでこすりましょう。

最後は必ず水でよく洗い流してから乾いた布で拭くことが大切です。

家事アドバイザー:矢野きくの

また拭き取りには、使い古しのストッキングが有効です。拭き取る前に歯ブラシ、サランラップ、アルミホイルを丸めたもので軽く擦るとよりサビが落ちます。研磨力の強い金属タワシなどを使うとステンレスそのものを傷つける可能性がありますので注意が必要です。

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手順

  1. 重曹とお酢を混ぜたものを塗布して放置する
  2. サビが落ちたら水で洗い流し、水拭きする
  3. 乾いた雑巾で水分をしっかりと拭き取る

その他にも、市販されているサンポールをキッチンペーパーに浸みこませてサビ部分に塗布し、しばらく放置してから雑巾でこすってサビを落とす方法も効果的です。

専門家による補足

サンポールは強力な酸性洗剤になります。使うときは必ず手袋とマスクをして、できればサングラスのように目を守る手段も身につけるほうがよいでしょう。
換気は必ずすることと、決して塩素系の洗剤と混ぜるようなことはしないように注意してください。

家事アドバイザー:矢野きくの

ステンレスにサビが発生してしまう原因は?

もらいサビ

ステンレスのサビはほとんどが「もらいサビ」によるものです。ステンレス製品の近くに空き缶や鉄製のフライパンなどを置いておくと、その部分にサビついていきます。また、ステンレスの鍋を洗った後、中に水が残っていると水道水に含まれる微量の鉄が酸化してサビの原因になることも。もらいサビの場合は、ステンレスそのものがサビているのではなく、酸化被膜の上にサビが発生しているのです。

酸化被膜の破壊

ステンレスそのものがサビてしまう原因には、塩素によるサビがあります。ステンレスは塩素に弱く、塩素イオンによって酸化被膜が壊されてしまいます。もらいサビができた部分に塩素系の漂白剤を使用することで酸化被膜の破壊を招いてしまうことがありますので、塩素系漂白剤を使用する際はしっかりと水で洗い流すようにしましょう。

サビ取りで酢を使う際の注意点

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大理石の主成分は炭酸カルシュウムのため、酢が掛かってしまうと溶けてしまいます。家のなで大理石を使っているお宅は注意が必要です。また酢酸よりも効果があると思って薬局などで氷酢酸を購入すると危険物なので使用するのは止めましょう。

氷酢酸は濃度がほぼ100%の酢酸で、引火性があります。「氷」名がついていますが、実際は30%濃度の酢酸と同じような無色の液体です。腐食性の劇物であり、火気厳禁の危険物です。

小さいお子さんがいる家庭では、間違って酢を目に入れてしまうと強い痛みが生じます。サビ取りに使用した場合は十分に水で洗い流し、目に入った場合は大至急医療機関に診てもらいましょう。

また食酢は食用なので多少口に入っても問題はありませんが、何かの間違いで大量に飲み込んでしまい身体に異常をきたした時は、医療機関に相談してください。

酢を利用して簡単にサビ取りができる

錆びついた道具

酢にはサビを落とす効果があり、ペンチやノコギリなど、工具についたサビも落とすことが可能です。食酢に市販のクレンザーや、重曹と組み合わせるとより効果を発揮します。

ただし、大理石ついたサビに使用してしまうと大理石が溶ける場合があるので注意が必要です。
注意点を押さえておけばサビを簡単に落とすことができますので、ぜひその効果を実感してみてください。

計量スプーンに入った酢

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