五月人形の正しい処分方法!人形を供養して捨てる方法とその時期

五月人形をなかなか処分できずに押入れの中に入れっぱなしにしている方も多いと思います。でも保管場所や飾るスペースが無くてやむをえず処分しなければならない場合もあります。そんな時にどうやって処分するのが良いか、五月人形の処分方法をご紹介したいと思います。その中からご自分にあった処分方法を見つけてくださいね。

五月人形を処分する方法

五月人形

自治体のゴミの処分に出す

1辺の長さが30cm以上の五月人形は粗大ゴミになります。粗大ゴミの収集は有料で事前申し込み制です。

粗大ゴミの出し方

①ゴミの回収の予約

自治体の粗大ゴミセンターなどに電話をかけて収集日の予約をとります。自治体によってインターネットで申し込みすることもできます。インターネットからの申し込みが可能かはお住まいの自治体のホームページが確認しましょう。

②粗大ゴミの処理券の購入

粗大ゴミは有料ですので事前に粗大ゴミの処理券を購入する必要があります。粗大ゴミの処理券はコンビニエンスストアーやスーパーなどで購入することができます。

料金は粗大ゴミの大きさや自治体によって異なりますが、だいたい200円~300円くらいです。粗大ゴミ処理券が貼られていない、金額が不足しているなどの場合、回収してもらえませんので注意しましょう。

③ゴミに出す

粗大ゴミ処理券に氏名や受付番号や収集日を記入して五月人形に粗大ゴミの処理券を貼り、予約した日にゴミに出しましょう。予約した日に出し忘れた場合は再度予約しますので忘れないよう注意しましょう。

寄付する

寄付するものと子供

五月人形を捨てずに五月人形を他の子供達に寄付する方法もあります。保育園や幼稚園、保育所、児童館などで寄付を受け付けてくれるところがあるようですので、自分で直接問い合わせるかお住まいの自治体に寄付を受けてくれるところがあるか問い合わせましょう。

また、発展途上国のボランティアをしているNPO団体があり、五月人形の寄付を受け付けるところもありますので直接問い合わせてみてください。

ポイント

NPO団体に寄付する際は送料や手数料がかかりますので事前に金額や条件を確認してから寄付しましょう。五月人形を寄付する際は、五月人形の汚れをきれいに落とし、付属品などをそろえて寄付しましょう。汚れや破損が酷いものは受け取らないところもありますので注意しましょう。

譲る

親族や知人に五月人形がほしい方がいる場合は譲るという方法もあります。本来、五月人形は子供の厄や不幸を引きうけて身代わりになってくれるものですので、一人が一つ持つことが多いです。

そのため、五月人形を引き継いだり人にあげるともらった人に厄や不幸が移ってしまうので良くないとされています。ただし、最近ではこだわらない方も多いようですので、相手が納得しているのであれば譲るのも良いと思います。

リサイクル

五月人形をリサイクルショップなどに出す方法もありますが、五月人形は持ち主の不幸を持っているので引き受けるところは少ないようです。インターネットで「あげます」「売ります」などの掲示板サイトがありますので投稿してみるのも良いかもしれません。

オークション

オークションの木槌

インターネットオークションに出品する処分方法もあります。インターネットのオークションは日本人だけでなく海外からの利用者も多いようです。日本の伝統人形に興味がある外国人もオークションに参加することができますので販売域が広がります。

また自分で設定した最低金額を自由に決めることもできます。ただし、オークションは自分で梱包し配送しなければなりませんので面倒ですし、個人間の取引ですのでトラブルになることもありますので注意しましょう。

五月人形を処分する前に供養しよう

節句のお祝い五月人形

五月人形は災いを身代わりに受けて守ってくれるとされていますので、せめて自分で供養しましょう。

自分で供養する方法

用意するもの

  • 白い和紙

手順

  1. 五月人形の汚れを綺麗に拭き取り、白い和紙の上におきます。
  2. 人形に一礼し合掌した後、今まで守ってくれた感謝の気持ちをこめながら塩をふりかけます。
  3. 最後は丁寧に和紙に包みましょう。

神社やお寺で供養する

明治神宮

わが子を守ってくれた五月人形をゴミに出すことができない方が多いと思います。その場合、神社やお寺で供養してもらうのが一般的です。人形を供養してくれる神社やお寺がありますのでそちらで供養してもらいましょう。

明治神宮では人形の魂をお祓いして収めるという人形感謝祭が毎年秋に行われています。人形感謝祭の日程は明治神宮に問い合わせるか、明治神宮のホームページで確認できます。

人形の供養をやっている神社やお寺の中には人形を郵送することが可能なところがありますので電話で問い合わせるか、神社やお寺のホームページで確認しましょう。

近くに人形を供養してくれる神社やお寺が無い場合、人形を供養する代行サービスが日本人形教会にありますので依頼するのもひとつの方法です。日本人形協会が代行するのは東京大神宮の人形感謝祭で供養を代行してくれます。日本人形協会は日本郵政と提携していますので自宅まで人形を取りに来てくれますのでしっかり梱包しましょう。

尚、代行を受け付けてくれるのは人形のみで、ガラスケースなどディスプレイアイテムなどは対象外になりますので自分で処分しましょう。

五月人形をリメイクする方法

五月人形

子供の成長と共に思い出もいっぱいにつまった五月人形を処分してしまうのは悲しいし寂しいと思う方も少なくはないと思います。そんな時は全部を処分せずに一部を残してリメイクするという方法もあります。

武者飾りの兜(かぶと)だけ飾る

大きいタイプの武者飾りは飾る時もしまう時も場所をとってしまうため、兜だけを外して、兜飾りにする方法があります。兜以外の鎧などの部分は処分します。

人形の衣装だけ残す

五月人形の着物だけを残して小物に変える方法があります。大きい着物であればバッグにしたり、雑貨や小物にリメイクします。また別の人形に着せ替える方法もあります。着せ替える人形のサイズを小さくしてそれにあわせて着物のサイズも小さくリメイクします。

業者に依頼する

五月人形を修理やリメイクしてくれる業者があります。着物を違うものに作り変えたり、他の人形にあわせてサイズを変更したりするなどができます。何ができるかは業者が提案してくれますので何にリメイクできるか聞いてみましょう。

五月人形を飾る意味

五月人形

五月人形は男の子を病気や災厄から身代わりとなって守るという役割があるので、代々引き継ぐことはできません。子供の身代わりになった病気や災厄が移ってしまうそうで子供1人につき1つ用意する必要があります。

子供が三人いる場合、長男、次男、三男、3つ用意します。大きなサイズの五月人形をそろえるのは飾るスペースが無い場合もありますので、小さな物を一人一つ用意し、3人とも飾るようにしましょう。

五月人形を代々引き継ぐことはできませんが、親の五月人形と子供の五月人形を並べて飾るのは問題ありません。

五月人形を処分する時期

五月人形

五月人形の処分の時期は、特に決まっていませんのでいつ処分してもOKです。子供が増えて人数分の五月人形を置くにはスペースが無い場合は、大きいサイズの五月人形を処分して小さいサイズの五月人形を人数分そろえる場合もあります。

また、引越しで新居に運ぶのが難しい場合や飾るスペースや保管する場所がなくなってしまったなどのやむをえない事情で処分しなければならないこともあると思います。そのようにやむをえない事情以外五月人形を処分する必要はありません。

男の子が生まれた時に購入した五月人形は、一生病気や災厄を身代わりしてくれる効果が続くといわれており、お守りとして毎年お手入れをしながら飾り続けるのも良いとされています。

まったく飾らなくなったので処分しようと考えている方も多いようですが、そもそも五月人形を何歳まで飾るかの決まりもありませんので一生持っているのもいいですね。ただし、年に1回は必ず綺麗にお手入れして飾りましょう。

まとめ

五月人形と子ども達

五月人形が不幸の身代わりになってくれていることを考えるとなかなか捨てられませんよね。また一生身代わりで守ってくれるのであれば、お守りとして一生もっているのもいいですね。

ただし、押入れなどにしまいっぱなしにせず端午の節句に綺麗にお手入れして飾ってください。もし飾らなくなって処分する際は感謝の気持ちをこめて処分しましょう。

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