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カレーの正しい捨て方は「燃えるゴミ」に出す
ポリ袋などにカレーをそのまま入れて捨てるのではなく、新聞紙や不要な紙、ボロ布などを入れたポリ袋にカレーを流し込み、水分を吸収させることによりカレーが袋から漏れるのを防ぐことができます。
その後、袋の空気をできるだけ抜いたら、きつく袋の口をしめて燃えるゴミに出しましょう。
ゴミの日まで数日ある場合は、しっかりとポリ袋の口を閉めたあと、袋を二重にして密封することで、多少ニオイの漏れを防ぐことができます。
さらに、冷凍庫で冷凍することで腐敗を防ぐことができるので夏場などはおすすめですが、食材と生ゴミを一緒に保管するのは嫌だという方は、風通しの良い換気の十分出来るところに燃えるゴミの日まで置いておくか、蓋のあるゴミ箱などに入れて置くのもおすすめです。
カレーの捨て方で気を付けること
シンクの排水溝に流すのはNG!
カレーはそのまま水やお湯と一緒に流してしまえば大丈夫でしょ?と気軽に考えているかもしれませんが、カレーはたくさんの油を含んでいるため、冷めると固まってしまい排水溝の側面に付着してしまいます。
ネットで具材はさらっておいても、流れてしまったルーが詰まりや悪臭の原因になりますのでやめましょう。また、排水管などの傷みの原因になる可能性がありますので注意しましょう。
トイレに流すのもNG!
あまりいないかもしれませんが、トイレに流してしまうのもNGです。塩分や油分をたくさん含んでいるので詰まってしまい、逆流して汚物が溢れてくるなんてことになりかねません。
カレーだけではありませんが、トイレに食べ物を流すのはくれぐれもやめておきましょう。
カレーの賞味期限
カレーは日持ちしない食べ物です。すぐに菌が繁殖してしまいます。ではカレーの賞味期限はどのくらいなのでしょうか?
手作りカレー
鍋に入れたまま常温で置いた場合、遅くても翌日、それ以上経過したら食べるのを避けた方が無難です。
冷蔵庫で保存できる期間は2〜3日です。3日以上経過するとウェルシュ菌が繁殖する恐れがありますので、しばらく食べない場合は冷凍保存がおすすめです。
未開封のレトルトカレー
未開封のレトルトカレーの賞味期限はメーカーや商品にもよりますが、おおよそ1~2年というのが一般的です。
レトルトカレーは過熱してから菌を減らした状態で特殊な袋に入れて密封してあるため、常温で保存できる仕組みになっています。
開封後のレトルトカレー
パッケージに「開封後は早めにお召し上がりください」と書かれている通り、開封後冷蔵庫で保存したものでも翌日には食べきるようにしましょう。
カレーが腐った時の見分け方
酸っぱいようなツンとする異臭がする
このような臭いがしたらこのカレーは腐っています。へんな臭いがしたら食べずに捨てましょう。
カレーが糸を引いている
カレーの具材が腐ると糸を引きます。また異臭もするはずですので、このような状態のカレーは、絶対に口にせず捨てましょう。
カレーに白い斑点が浮いている
カレーの表面に白い斑点が浮いている場合、それはカビです。カビの部分だけを取り除いても危険ですので食べずに捨てましょう。
腐ったカレーの入った鍋の洗い方
腐ったカレーが入っていた鍋でも、しっかり洗えば特に問題なく使えるので心配いりません。
どうしても気になる人にしてみれば、いっその事、鍋を処分したくなるでしょうが、買い直すお金がもったいないので、ていねいに洗って使うにこしたことはありません。
ただし、この時使って汚れたスポンジは処分した方がらくなので、使い古したスポンジがあれば気兼ねなく活用できるでしょう。
〈正しい洗い方〉
- 鍋にこびりついているカレーをキッチンペーパーで拭き取る
まずはキッチンペーパーで鍋にこびりついているカレーをきれいに拭き取ります。
こびりついているカレーをそのまま排水溝に流してしまうと、詰まりの原因になるので拭き取ったキッチンペーパーをポリ袋に入れて捨てましょう。 - 鍋にお湯と食器用洗剤を入れて放置する
鍋の中に熱めのお湯と食器用洗剤を入れます。菜箸などでかき混ぜてしっかりと混ぜたらしばらくそのまま放置しておきましょう。放置することで鍋にこびりついているカレーの油分を分離させることができ、洗いやすくなります。 - お湯を一回捨ててから洗剤で鍋を洗う
鍋のお湯を全部捨てた後に、食器用洗剤をつけたスポンジで鍋を洗います。 - お湯でていねいに洗剤を洗い流す
鍋にこびりついたカレーをきれいさっぱり洗い流すことができるので、他の料理にもこのまま鍋を使えます。
最後に
正しいカレーの捨て方はいかがでしたか?頻繁にカレーを調理する方にとっては、鍋にべっとりと張り付いてしまうカレーは洗うのにも一苦労です。
ですが、お湯と食器用洗剤を入れてつけ置きすることで、きれいに洗うことができ、次の料理にも問題なく鍋を使うことができます。
いままで片付けが苦手と感じていた方は、ぜひ試してみてください。