寿司屋でやってはいけない『NG行為』8選 バッドマナーとされることとは?

大人になると、高級寿司店に訪れる機会がやってきます。そんな時、寿司屋ならではのマナーに戸惑う人も少なくありません。本記事では、あらためて寿司屋でやってはいけない『NG行為』をチェックしましょう。

寿司屋でやってはいけない『NG行為』8選

高級寿司店に訪れると、他の飲食店とは違う雰囲気や勝手に戸惑う人も多いでしょう。そこで今回は、寿司屋でやってはいけない『NG行為』を8つご紹介します。あらためて大人のお寿司マナーを確認し、失礼のないようお寿司を楽しみましょう。

1.香りの強い香水や整髪料を身に纏っていく

お寿司は味だけでなく、ネタ本来の香りも楽しむものです。そのため、香りの強い香水や整髪料を身に纏ってしまうと、お寿司の香りを感じづらくなってしまいます。

したがって、お寿司屋はもちろん、飲食店に訪れる予定のある日は、香りの強い香水や整髪料は控えて、整髪料や消臭スプレーには無香料のものを使うなど配慮しましょう。

2.大声で話したり騒いだりする

高級な寿司屋では、お寿司の味や香りはもちろん、その場の雰囲気を楽しむのもまた一興です。そのような店内で周りや職人さんに配慮せず、大声で話したり騒いだり、店内で通話したりする行為は、あまりにもマナーがなっていません。

寿司屋に足を踏み入れたら、その場の雰囲気を感じ、趣きのある空気を壊さないような振る舞いを心がけましょう。

3.無断で写真を撮る

寿司屋で高級なお寿司を食べる際、写真に収めておきたいと考える人も多いでしょう。しかし、職人の手で握られたお寿司を出されたその場で食べない行為は失礼にあたるため、無断で写真を撮影し始めると、「早く食べてほしい」と不満に感じる職人さんも多くいます。

店内やお寿司の写真を撮影したい場合は、職人さんに許可をいただき、サッと撮影を済ませてすぐに食べることを心がけてください。

4.ゲタを手前に下ろす

カウンターにはゲタと呼ばれるお寿司を置く木製の台があります。お寿司を食べやすいようにとゲタを自分の手元へと移動させてしまう人がいますが、これは間違いです。

ゲタは職人さんが握った寿司を置く場所なので、カウンターから下ろしてしまうと次のお寿司を置く場所がなくなってしまいます。ゲタは下ろさず、お寿司だけを手や箸で取って食べましょう。

5.出されたその場で食べずにしばらく放置する

先ほど、お寿司を出されたその場で食べないのは失礼にあたるという話が出ました。お寿司は、職人さんが魂を込めて握ったその場で食べるのが最も美味しいとされているからです。

時間が経過してしまうと、シャリが崩れやすくなったり、ネタの鮮度も少しずつ落ちてしまいます。そのため、出されたその場で食べずにしばらく放置していると、職人さんの思いを無下にしてしまうのです。

6.醤油を大量につけて食べる、シャリにつける

お寿司を食べる際、醤油はどこにつけていますか。お寿司の正しいマナーでは、醤油をネタに少量のみつけて食べます。

醤油を大量につけてしまうと、お寿司本来の旨味がわからなくなってしまいますし、職員んさんに対して「寿司の味が悪い」と伝えているようにも捉えられてしまいます。

また、シャリに醤油をつけるとシャリが醤油を吸収し、崩れやすくなるので、ネタに少量つけるようにしましょう。

7.寿司を噛み切ったり割いたりする

寿司を出されたときは、一口で食べるのがマナーです。寿司を噛み切ったり、箸で割いて食べやすい大きさにしたりすると、シャリが崩れたり、ネタの旨味が下がってしまったりと本来のおいしさを味わえません。

所作としても少々見苦しさを感じてしまうマナー違反行為なので、寿司は一口で食べ切りましょう。

8.ネタをシャリから剥がす

寿司はネタとシャリを絶妙なバランスで合わせて食べるものです。それにもかかわらず、ネタをシャリから外し、ネタだけ食べようとする行為は、あまりに品がありません。

職人さんに対しても非常に失礼な行為なので、必ずネタとシャリは一緒に、一口で食べてください。

寿司屋では職人さんへ敬意を払いながら味と香りを楽しんで

いかがでしたか。寿司ならではのマナーや暗黙のルールがあるので、初めて高級寿司店に訪れると、少々気後れする人も多いでしょう。

しかし、事前にマナーを知識として把握しておくだけでも、失礼のない振る舞いができます。ぜひ寿司屋に行く際は、事前に基本マナーを確認しておきましょう。

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