目次
運が良くなる言葉の選び方
私たちはポジティブな言葉を口に出すだけで前向きな気持ちになり、目標を言葉にすることで、自分が向かう未来をイメージできるようになります。
また、感謝の気持ちを伝える言葉、自分を信じる言葉、周りの人も自分も嬉しくなる言葉を繰り返し口にする習慣を持つことで、気持ちも晴れやかになり、何事に対しても前向きになれるのです。
これが、口に出した言葉に現実が近づいていくという計り知れない言葉のパワーです。
日常生活の中で、普段見過ごしがちな小さな幸せに自然と目が向くようになり、あなたの表情も変わっていきます。理由や根拠などなくていいんです。
自分を信じる言葉を機械的に繰り返しつぶやくようにするだけで、身体と心が反応し始めのがわかるでしょう。前向きな言葉を意識的に使って潜在意識を変えることで、ぐんぐん運気が上がっていくのを体感してみてください。
《 ポイント 》
- ポジティブな言葉は自分の未来をイメージできるようになる。
- 感謝の気持ち、自分を信じる言葉、人も自分も嬉しくなる言葉を繰り返し口にする。
運が良くなる魔法の言葉おすすめ6つ!
運が良くなる魔法の言葉の威力は、想像以上に効果があるので、習慣的に口にして運気アップを感じてみましょう。
「ありがとう」
「ありがとう」は最高の影響力をもった言葉で、奇跡をおこすほどのエネルギーが宿る言葉だといわれています。「ありがとう」を何度も何度も繰り返し唱えることで、体は健康になり、人間関係も円滑になっていくというのです。
実際、イリノイ大学の研究によると「ありがとう」という感謝の言葉には「長寿効果」があることがわかったそうです。「ありがとう」と感謝の気持ちを伝え続けた人は、そうでない人に比べて9.4年長生きしたと研究結果を発表しました。
また、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝え続けた人は免疫力の向上や血圧の安定など健康状態が維持されて病気になりにくいそうです。この研究結果を見ただけでも「ありがとう」が持つ奇跡的なエネルギーの強さが分かりますね。
「ありがとう」は、もともと「有り難い(ありがたい)=もともとここにあることが難しく、あるだけで貴重なことなのだ」という意味からきました。「ありがとう」を言われて嫌な気持ちになる人はひとりもいませんし、自分が言われても嬉しくなる言葉です。
自分に関わってくれた人に感謝の気持ちを持って、必ず「ありがとう」と思いを言葉にして伝えましょう。自分が伝えた「ありがとう」の言葉は自分の耳からも入ってきますので、自分にも言っているのと同じですね。「ありがとう」の言葉が自分も笑顔にしてくれます。
「感謝しています」
「感謝します」は「ありがとう」と同じようですが、「感謝します」には辛いことや嫌なことに対しても言うことができます。
辛いことやうまくいかないとき「今の辛さは自分のためなんだ。感謝しなきゃ!」、交通事故にあったとき「生きていることに感謝しよう!」そう考えて、辛いときこそ「感謝」の言葉を口にすることでポジティブにものごとを考えられるようになり、幸運や強運を引き寄せるそうです。
「私は運がいい」
「私は運がいい」「自分は強運だ」と言い続けた人に多くの成功者がいるようです。パナソニックの創業者である松下幸之助さんもその一人。「自分は運が強い」と言い続けた結果、大きく成功し本当に幸福な人生になったそうです。
松下幸之助さんは、最初から「運がいい」ことばかりではなかったようで大きな事故や危険な体験をした人でもあります。しかし、その都度「自分は強運だ」といい続け、助かったことに感謝していたそうです。
人間の脳の9割は潜在意識(思い込みなど)でできているそうです。「私は運がいい」という言葉はその潜在意識に入り込んで「私は運がいい」を何度も何度も繰り返し脳に聞かせることで、本当に運がいいと思い込み自信が湧いてくるようです。
何か不幸や辛いことが続くと、誰もがネガティブになりがちですよね。でもどんなことがおころうと「自分は強運だ」と繰り返し何度も言葉に出すことで、潜在意識に浸透して本当に強くなれるのです。
自分は何があっても強く生きられると自信が出てきますので、ものごとがうまくいかない時もポジティブに考えられるようになります。
「幸せだなあ」
「私は幸せ」「私はラッキー」この言葉の力は絶大で幸運を引き寄せることができるようです。「私は幸せ」と言葉にすることはあまりないかもしれませんが、あなたの幸せはどこにでもあります。
- 美味しいご飯を食べたとき
「うまっ、幸せ~」 - 欲しかったものが手に入ったとき
「やった~ラッキー!」 - ぐっすり寝て朝すっきり目覚めたとき
「スッキリ、幸せ~」 - 寒い冬に暖かいコタツに入ったとき
「ふぅ、幸せ~」
些細なことでも「幸せ」はどこにでもありますね。そして「私は幸せ」と何度も繰り返し口にすることで、潜在意識に「幸せ=幸福感」が浸透して、長く幸せを感じることができます。
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」はマイナスイメージが強く、運が良くなる言葉には聞こえないかもしれませんね。しかし、「ごめんなさい」言葉には成功に影響する力があるそうで、「ごめんなさい」を口にできる人ほど成功するようです。
実際、自分の間違いをすぐ認めて「ごめんなさい」と言う人は成功が早いそうです。逆に言えば、自分の間違いが分かっても「ごめんなさい」と言えない人には成功が遅くなる、遠ざかるということです。
「ごめんなさい」を漢字にすると「御免なさい」ですが、漢字の意味は「御=相手への敬意」「免=ゆるす」で「御免」となり、「あなたの寛大な心で許してください」という意味になります。つまり、相手の寛大さんに尊敬を込めた言葉です。
「大好き」
「大好き」という言葉が与えてくれる幸福感の威力は絶大。「大好き」の言葉は、人、モノ、動物、などすべてのことに対して口にできる言葉です。
好きな人に「大好き」と口にするだけで幸せな気持ちになります。恥ずかしくて「大好き」という言葉を本人に向かって言えないときは誰かに話してみましょう。公言しても直接本人に伝えたことと同じ作用があります。
「大好き」と伝えるのは恋人や夫だけではありません。友人、親、子供、親族などさまざまな人に「大好き」を伝えてみましょう。本人に直接言うのが一番良いですが、誰かに話しても運を呼び込むことができます。
好きなものを好きと言えることはとても大切なことです。ものごとがうまくいかなくて落ち込みそうなときも「大好き」の言葉を口に出してみましょう。
運が良い人の特徴
運が良い人にはこんな特徴があります。
- いつもニコニコしている笑顔が印象的
- 自分は運が良いと思っている
- 前向きな言葉が多い
- 人と自分を比べない
- マイペース
- ひたむきである
- 人や物をほめることが多い
- 切り替えが早い
- ありがとうやありがたい…など感謝の言葉が自然に出ている
- 親切
- チャレンジ精神がある
- 謙虚さがある
確かに、こういう人と関わると、自分自身も明るい気持ちになりますし、困っているところを見かけたら、つい助けてあげたくなりませんか?
使う言葉や、自分自身との向き合い方次第で、運はどんどん開け、味方になってくれるはずです。
運気と言霊(ことだま)
「言霊(ことだま)」とは、よく聞く言葉ですが、言葉そのものに宿るエネルギーのことを言います。もっと分かりやすく言い換えると、読んで字のごとく、「言葉に宿る霊=魂」。こう言い換えると分かりやすいのではないでしょうか。
人には魂が宿り、一人の人としての心根がそれぞれの人に在るように、言葉にも同じように生きたエネルギーが宿っているという考え方になりますが、この言霊、本当に馬鹿にできないもので、その人がどんな言葉を使うかによって、その運気や幸せが左右されると言われており、日々毎日生きていくうえで、とても重要な要素なのです。
基本的に、たとえその時の気分が必ずしも伴わなくとも、明るく前向きな言葉、気持ちが良い言葉を、あえて意識して毎日使う、口に出してみるだけで運気が徐々に上向いてくるようです。
なお、誤解しないでいただきたいのですが、これは必ずしもスピリチュアルな話ではありません。イメージを言葉にすることで、意識により強く焼き付けば、人の行動は必ずそこに近づいていこうとします。
運気を下げる言葉
使う言葉が、あなた自身の人格を形どるといっても過言はありません!
何気なく口にするネガティブワードも厳禁
上記のような、自身の不幸な面にしか意識が向かなくなるようなネガティブな響きの言葉、人と比べての不満の言葉、自分の幸せや人生に意識を向けず、他人の不幸や他人の挙動をあげつらうような言葉ばかり口にしていると、自分自身の運気も人望も遠のいてしまう事に、気づく必要があります。
今、様々な事情や状況で、この瞬間がつらく苦しかったとしたら、その気持ちそのものを、今すぐ無理に変えることが簡単でないことは理解できます。その気持ちをすぐに変えてポジティブになりなさい!という意味とは異なります。
そんな気分であることは受け入れたうえで、たとえ気持ちが乗らなくても、独り言や他愛もない会話の中でもで、あえて言葉だけは、気分が良くなるような肯定的で明るい意味合いの言葉を意識して選び、口に出してみることを繰り返してみましょう。
ネガティブな言葉は口にしない!
以前、私の友人が「私、60歳まで生きられるかなぁ」と口にしたことがありました。もちろん、彼女は漠然とした不安を何気なく言葉にしただけです。しかし私は、「二度とそんなことを口に出しては駄目だ」と、彼女に強い口調で言いました。
言葉にすることで不安は具体化し、ネガティブな意識が働きます。彼女が本当に健康長寿に不安を持って生きていくことになれば、ちょっと体調が優れない日や、年齢による衰えを感じたときに、必ず「ああ、やっぱり私はもう駄目なんだ」と、必要以上に負の作用を受け取ってしまうでしょう。それが人生においてプラスに働くはずがありません。
「これは嫌いだから絶対に食べられない」「あの人、いつも嫌なことばかり言ってくるから大嫌い」……。嫌いという言葉はネガティブなワードで、言ったあなたも聞いた人たちも良い気分にはなれません。もちろん、運気も下げる言葉です。
最後に
運が良くなる言葉をご紹介しましたが、毎日耳にする言葉、言いたい言葉、言わなくてはいけない言葉、言いそびれている言葉が多かったと思います。
たとえば「ありがとう」の言葉。言わなくてはいけないのに、いいそびれた言葉のひとつではないでしょうか?「ありがとう」は些細なことでも言ってみましょう。
例えば、食事の時に醤油をとってくれたら「ありがとう」、お水をくれたら「ありがとう」こんな感じで、親切をされたらかたっぱしから「ありがとう」を言ってみましょう。運が良くなる言葉を毎日必ず口にして幸せになりましょうね。