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土鍋を捨てる方法5つ
「寒い冬は土鍋を使って温かい鍋料理を食べるのが一番」と考えている方も多いことでしょう。また、最近では「ふっくらした美味しいお米が食べられる」と、あえて炊飯器ではなく土鍋を使ってお米を炊くご家庭も増えているほどです。
一家にひとつ土鍋があればさまざまなレパートリーの料理を楽しめますが、土鍋は一般的な鍋と違い、少しの衝撃でも破損しやすいというデメリットがあります。
破損した場合は安全のために捨てる必要がありますが、どのような方法で捨てればよいのでしょうか。ここではまず、土鍋の捨て方について確認しておきましょう。
方法1:リサイクルショップを利用する
一部が欠けていたり、ひび割れなどの破損が生じた土鍋の場合は、基本的には廃棄するしかありません。ですが、未使用の土鍋や少ししか使用していない土鍋を捨てたいならば、リサイクルショップを利用するとよいでしょう。
綺麗な状態であり、なおかつメーカーものの土鍋であれば、そこそこの価格で買い取ってもらえます。普通に捨てた場合と異なり、わずかながらお金が手に入るのでお得だと言えるでしょう。
方法2:不用品回収業者に依頼する
一人用の小さな土鍋ならば特に労せずに処分ができますが、大きな土鍋の場合は、捨てるにも一苦労します。妊娠中や高齢の方の場合、ゴミ捨て場まで重くて大きな土鍋を運ぶのは大変です。
そんな時には、不用品回収業者に依頼をしてみてください。
費用は多少かかりますが、玄関先まで回収しに来てくれるので、土鍋の捨て方に困った時に便利です。事前に業者に土鍋のサイズや重さを伝えた上で、回収にかかる費用を尋ねるなどして、トラブルに遭わないように注意しましょう。
方法3:粗大ゴミとして出す
どの業者に依頼するかにもよりますが、不用品回収業者に土鍋の回収を依頼した場合、思ったよりも高い費用をとられてしまうこともあります。
それならば、粗大ごみとして捨てた方が安くつくでしょう。お住まいの自治体によっても異なりますが、ある程度の大きさの土鍋であれば粗大ごみとして捨てることになります。
ただし、横浜市のように土鍋を「燃えないごみ」として捨てるように指定しているところもあります。粗大ごみと燃えないゴミのどちらにすべきか捨て方に迷った時は、自治体の管轄部局に問い合わせてください。
方法4:バザーに出す
特に目立った傷がなく、古びた印象もない土鍋ならば「捨ててしまうのはもったいない」と感じる方もいることでしょう。ですが、リサイクルショップでは新品や有名メーカーの土鍋しか買い取りをしてくれないところも少なくありません。
このような場合には、バザーに出すのもひとつの手です。ノーブランドの土鍋であっても、見た目が比較的綺麗な状態ならば、買い取り手が見つかりやすいでしょう。
方法5:フリマサイトに出品する
地元に気軽に参加できるバザーがない場合や少しでもお金を得たい場合には、フリマサイトに出品するのもおすすめの方法です。
バザーやリサイクルショップで土鍋を売った場合、新品未使用品でもなければ期待したような買い取り価格がつかないことも少なくありません。
その点、フリマサイトならば数千円以上で買い取り手が見つかることもあります。実際にフリマサイトを覗いてみるなどして、どのくらいの相場なのかを確認してみるといいのではないでしょうか。
土鍋を捨てる際に気をつけること
要らなくなった土鍋の処分方法としては、リサイクルショップやフリマサイト等で中古品として売るか、「粗大ごみ」もしくは「燃えるごみ」として捨てることになります。
ここでは、土鍋を捨てる前に知っておきたい注意点についてチェックしていきましょう。
処分料金
土鍋の処分料金は、お住まいの自治体および捨て方によって異なります。
たとえば町田市の場合、ゴミ袋は市が指定する有料のものを使用せねばならず、燃えないごみ用の袋は大きいサイズで1枚あたり64円です(2020年10月現在)。
燃えないゴミとして土鍋が捨てられる自治体ならば費用は袋代程度ですが、粗大ごみに分類される場合は数百円程度かかってしまうでしょう。
お住まいの自治体の粗大ごみ受付専用ダイヤルに電話をして、コンビニなどで粗大ごみ処理券を購入し、必要事項を記入してごみに貼りつけた上で、指定された場所・日時に捨てましょう。
参考元:町田市 燃やせないごみ専用袋(緑色)
https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/kankyo/gomi/gominowakekata/kanenhunen/shiteifukuro.html
無料回収業者
不用品回収業者の中には、「無料で要らなくなった土鍋などを回収する」と宣伝しているところも少なくありません。
その言葉のとおり無料で回収してくれる業者もいますが、出張費などの理由をつけて高額な費用を請求してくる業者もおり、国民生活センターでも注意喚起をおこなっているほどです。
不用品回収業者を依頼する際には、本当に無料なのかを事前にきちんと確認する必要があるでしょう。なお自治体によっては、小さなサイズの土鍋であれば、リサイクルセンターで無料回収をしてくれるところもあります。
参考元:「無料」のはずが6万円 廃品回収サービスのトラブル
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen254.html
新しい土鍋ならこれ!おすすめ土鍋5選
今まで使っていた土鍋が割れたり欠けてしまった場合は、新しい土鍋に買い替えましょう。最近では鍋料理以外にも使える多機能・高性能な土鍋が各メーカーから続々と発売されています。
ここからは、一家にひとつは欲しいおすすめの土鍋を5つピックアップして紹介していきます。
プチプラでコストパフォーマンスのよいものから、高性能なものまで口コミの評判のよいものを厳選して取り上げているので、土鍋を買い替える際にぜひ参考にしてみてください。
パール金属「ふきこぼれにくい 土鍋」
コストパフォーマンスのよさを重視するのであれば、パール土鍋の「ふきこぼれにくい土鍋」がおすすめです。使いやすい8号サイズが、Amazonならば2000円前後で購入できます。
鍋の底が深く設計されているため、名前のとおりふきこぼれを起こしにくく、土鍋に苦手意識をもっている方でも安心して使えるでしょう。
萬古焼「銀峯陶器 菊花 ごはん土鍋」
「土鍋で炊いた美味しいお米を食べたい」という方には、萬古焼の「銀峯陶器 菊花」がおすすめです。 商品名に「ごはん土鍋」というキーワードが含まれていることからわかるように、土鍋で米を炊く人にぴったりの商品と言えるのではないでしょうか。
余熱で炊飯できるように設計されているため、ガス代の節約にもつながります。
HARIO(ハリオ)「フタがガラスご飯釜」
HARIOの「フタがガラスご飯釜」も、美味しいお米を食べたいという方にピッタリな土鍋です。
一般的な土鍋と違い、蓋が透明なガラスで作られているため、ご飯の炊き具合を逐一チェックできます。蓋はもちろん、釜も日本製のものなので安心度も高いと言えるでしょう。
和平フレイズ「炊飯土鍋」
お手頃な価格で高機能な土鍋をお探しならば、ぜひ和平フレイズの「炊飯土鍋」もチェックしてみてください。3合炊きサイズで約2000円と安価でありながら、電子レンジでも使える便利さが人気を集めています。
釜部分が二重構造になっており、圧力がかかるよう設計されているため、短時間でふっくらとした美味しいお米が炊き上がると評判です。
TAMAKI「土鍋 サーマテック」
TAMAKIのサーマテック製の土鍋は、高い性能と耐久性で定評があります。Lサイズは1万円以上もするため、土鍋としてはややお高めではありますが、価格に見合った美味しいお米や鍋が食べられるでしょう。
ガスはもちろんIHにも対応しており、また食材の匂いがつきにくい素材で作られているため、ストレスフリーに使用できます。
土鍋の正しい捨て方を知ろう!
今回は土鍋の捨て方について特集しました。土鍋のサイズや自治体によって、燃えないごみとして捨てるべきか、それとも粗大ごみとして捨てるべきかは異なります。
また、未使用品や新品同然の土鍋であればリサイクルショップで買い取ってもらったりフリマサイト・バザー等に出品できるので、捨ててしまう前に、売れるかどうか確認してみてください。