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部屋の臭いが発生しやすい場所
帰宅して玄関のドアを開けた瞬間、部屋の臭いが気になることないですか?部屋の臭いは長くいると慣れて気がつかなくなってくるから恐い。そこで、部屋のどこがどうして臭いかをまとめてみましたのでチェックしてみてください。
玄関の臭いはムレた足の雑菌臭
ムレムレな足で履いていた靴の臭いは激臭ですよね。人間の足が流す汗は、なんとコップ1杯!足の裏は汗腺が集中しているためです。その足で何時間も靴を履いていたら、足の裏がぴったりくっついている靴のそこがムレムレになるのも当然です。
でも汗が原因といいましても、もともと汗は臭いがないって知ってましたか?ではなぜ臭いのか?それは人間の汗をえさにして繁殖した雑菌の臭いなんです。雑菌は人間の汗や脂をえさにし、高温多湿を好みますので人間の靴はカビにとってはパラダイスです。
キッチンの臭いは排水臭
キッチンの臭いは「食材や香辛料や油からの臭い」「雑菌やカビの臭い」「下水の臭い」「生ごみの臭い」などさまざまな臭いをバラまいています。キッチンは雑菌やカビが繁殖する条件がそろっていることに気がつきましたか?湿度が高くエサになる食材や生ごみが豊富。汚れを放置すればするほど増殖し続けます。キッチンからの湯気や空気の流れで部屋に臭いを広めます。
お風呂場の臭いは雑菌やカビ
長期お掃除していないお風呂場の悪臭は強烈!人間の皮脂や垢は雑菌やカビの栄養分になりますので温床になるのは当たり前。お風呂のヌメヌメや黒やピンクのカビは、お風呂に入るたびにもちろん気がついているけど見なかったことに。
臭いはシャンプーとリンスの香りがごまかしてくれるし…でもお風呂場の臭いは湯気になって部屋にも流れてくるんですよ。その湯気の中には雑菌がひそんでいますのでうかうかしてると部屋が雑菌の温床になることも。
トイレの臭いはアンモニア
アンモニア臭がどんなものかは言わなくてもわかりますよね。人間が体のごみを排泄するだけあって臭いのは当然。掃除をしないとどうなるかはわざわざここで語るまでもないですね。
お部屋の臭いの原因は6つ
部屋の臭いの原因は大きくわけて6つあります。
①体臭
人間のあらゆる部位から出る体臭の原因のほとんどは雑菌が汗をえさに繁殖するときに出す臭いですが、それ以外に体臭といわれるさまざまな臭いがあります。たとえば、加齢臭、口臭、ストレス臭、病気の臭い、などがそれです。便秘臭というのもあるんですよ。
②ほこりやごみ
雑菌がえさにするのは人間の汗だけではないんです。ほこりやごみも好物ですので部屋を汚くすればするほど雑菌が増えてどんどん臭くなります。
③食べ物
焼いたサンマの臭いって、鼻につくほど部屋中に充満しますよね。この臭いは部屋のカーテンやソファーやクッションなどに染み込みます。サンマの場合は強い臭いなので部屋に臭いが充満していることにすぐ気がつきますが、それ以外の微量な臭いでも色々混ざることでも臭くなります。
④湿気
「部屋が湿気臭い!」といえばどんな臭いかわかりますよね。湿気の臭いの原因はカビや細菌が出す臭いです。うようよたくさんいればいるほど臭さは増します。湿気はさまざまなところからやってきます。外と室内の温度差による結露、部屋干しの洗濯物、キッチンの水道、お風呂場の湯気などあちこちにありますよね。
⑤タバコ
タバコを吸っている人がいれば、いわゆるヤニ臭くなります。タバコからでるニコチンが主な原因ですが、それだけじゃありません。タバコには匂いのために添加物が入っていますのでその臭いが煙として部屋に広がりカーテンやソファーなどに染み付いてきます、
⑥ペット
犬や猫などペットを飼っているうちは、ペットの体臭や口臭、排泄物などの臭いがします。毎日かぎなれている飼い主は臭いが気にならないことが多いので人に言われないと気がつかない臭いの一つですね。気がついたとしても、かわいいペットの臭いは気にならないでしょうが…。
部屋の臭いの消臭方法
換気をする
基本中の基本は換気!部屋の臭いを外に出して空気を入れ替えましょう。空気をスムーズに外に出すためには2箇所以上窓を開けて空気の通り道を作ってください。換気扇はつけっぱなしにしても問題ありませんので、つけっぱなしで空気を循環させましょう。試しに24時間つけっぱなしにしてみてください。臭いが溜まらないことが分かりますよ。
サーキュレータを使用する
サーキュレータをかけて部屋の空気や臭いを窓から外に出すのもおすすめです。臭いだけでなく湿気もとれますよ。10分ほどまわしてみて体感してみてください。
濡らしたタオルを振り回す
水を固く絞った濡れタオルをぶんぶん振り回してください。タオルの水分が臭いの成分を吸収してくれますので消臭できます。水分の中に好きな香りのアロマを含ませるのもいいですよ。振り回す時間は2分から3分。腕が疲れなければ5分くらい。
炭を置く
消臭に炭が活躍するのはもう知っている方が多いと思いますが、本気で炭は効果があります。特に湿気がある場所に効果を発揮しますのでクローゼットや靴箱などに備長炭がおすすめです。
炭のいいところは天日干しをすると長持ちすることです。消臭効果が落ちた?と思ったら太陽をあびましょう。
重曹やクエン酸を使う
重曹は油の臭いなどの酸性の臭いを消します。重曹を小皿に入れて油を使う場所や部屋の角においてください。重曹はアルカリ性の性質を持っていますので酸性の臭いに効果を発揮してくれます。クエン酸はアンモニア臭などのアルカリ性の臭いを消します。臭いの場所にクエン酸水をスプレーしてみてください。
クエン酸水の作り方
スプレーボトルに水を200ccとクエン酸小さじ2杯入れください。よく振ってクエン酸を水に溶かして完成です。臭い箇所にスプレーしましょう。クエン酸は酸性の性質を持っていますのでアルカリ性の臭いに効果を発揮してくれます。
臭いがするものはすぐ捨てる
お弁当の容器やインスタントラーメンなどの食べた後の容器を部屋のゴミ箱に投げずに、台所のゴミに捨てましょう。捨てた後は一日でも早くゴミの日に出さなきゃだめ。
芳香剤を使う
これが一番手っ取り早い。消臭だけでなく芳香もするタイプが人気ですね。悪臭の粒を吸い取る粒に吸収させて臭いを消します。科学的な方法ですので最強かもしれませんが、落とせない臭いの粒もあるようです。また臭いの種類別に消臭剤が変わるものもあります。
部屋の臭いの原因がわからない場合
部屋の原因が不明!そんな時に疑う原因は自分自身。自分の体臭や布団。布団に臭いが染み込んでしまうと、せっかくお風呂に入っても布団の臭いが体にまとわりつきます。その体で部屋中歩き回りますので臭いの元は自分です。布団の洗濯に挑戦する方はコインランドリーがおすすめです。布団専用の洗濯機や乾燥機がありますのでとっても楽!コインランドリーにいけない方は、消臭スプレーをこまめにまいてみましょう。
ハウスクリーニング業者に依頼
どんなに掃除しても洗濯しても消臭しても臭いが消えない場合、お金をかけてもいいならプロに任せる方法もありますよ。部屋の大きさで価格が決まっているところもあれば、部屋の大きさプラス臭いの強さで価格が決まっているところもあります。
いずれにせよ、見積もりを取ることをおすすめします。消臭したあとになって「これをしたから消臭できた」と料金が追加されるトラブルもあるようです。安いものではありませんので複数の会社に見積もりをとることをおすすめします。
まとめ
あなたの部屋の臭いはどこからでしたか?臭いの原因は「掃除をしないこと」と一言で終わってしまいそうですが、掃除をしていても体から出る汗や湿気やほこりは止められませんので雑菌はあちこちで誕生します。臭いの箇所が分かったらすぐ掃除してくださいね。ストレスや病気からくる体臭もありますのでそれも含めて臭いの原因をチェックしてみてくださいね。