目次
クレヨンで書かれた壁の落書きを消す裏ワザ
用意するもの
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- ぞうきん
壁に歯磨き粉をつけるの!?と驚かれるかもしれませんが、私はいつも歯ブラシと歯磨き粉を使ってクレヨンで書かれた壁の落書きを消しています。
落書きを消す手順
小さなお皿に歯磨き粉と水を入れて、ちょっとだけ水っぽくしておきます。それを歯ブラシにつけてクレヨンの汚れをゴシゴシと優しく擦ります。10回くらい擦ったら一度ぞうきんで拭き取ります。
それでもまだクレヨンの汚れが落ちていないときは、またゴシゴシと優しく10回くらい擦り、ぞうきんで拭き取ります。クレヨンの汚れが落ちるまで繰り返し、最後は水で濡らしたぞうきんをかたく絞り、水拭きをして仕上げます。
うちの壁は普通の壁紙なのですが、とくに壁紙を傷めることなくクレヨンで書かれた落書きを消すことができています。ゴシゴシと強く擦ってしまうと傷めてしまうかもしれませんので優しく擦り、一度でキレイに消そうとせずに何度か繰り返してみてください。
クーピーで書かれた壁の落書きを消す裏ワザ
クーピーの汚れはクレヨンの汚れよりもなかなか手ごわかったです。まずは、消しゴムで擦ってみてください。クーピーの汚れは消しゴムでキレイに消せることがあります。消しゴムでは消すことができなかった場合には、クレヨンの汚れと同じように歯ブラシと歯磨き粉を使って落としてみてください。消しゴムで消した方が壁紙も傷めにくいと思いますので、歯ブラシと歯磨き粉で落とす前に絶対に試してからの方が良いです。
鉛筆で書かれた壁の落書きを消す裏ワザ
鉛筆で書かれた壁の落書きは、最も落としやすい汚れです。消しゴムを使って擦るだけで楽に簡単に落とすことができます。お絵描きをさせるとき、「もう、鉛筆だけ与えておこうかな…」なんて思ってしまうほどです。
ボールペンで書かれた壁の落書きを消す裏ワザ
- 歯ブラシと歯磨き粉を使って消す(クレヨンと同様の方法)
- 綿棒に除光液をつけて汚れを叩くように落とす
- 綿棒に漂白剤をつけて汚れを叩くように落とす
この3つの方法でボールペンの汚れを落とすことができる可能性があります。私は歯ブラシと歯磨き粉で落とすことができたのですが、何となく色素が薄っすらと残ってしまっているような感じもします。完璧には消すことができないのかもしれません。
油性ペン・水性ペンで書かれた壁の落書きについて
油性ペンの場合
油性ペンで書かれてしまった壁の落書きは残念ながら消すことができません。除光液や漂白剤などを試してみたこともあるのですが、もちろん壁紙は傷んでしまいますし、汚れも広がってしまいました。壁紙専用のクリーナーを使って消そうとしたのですが、それも全然ダメでした。
水性ペンの場合
水性ペンで書かれてしまった壁の落書きも全く消える気配はありません。壁紙に染み込んでしまっている様子です。壁紙専用のクリーナーを使っても消すことはできませんでした。綿棒に除光液をつけて汚れを叩くように落としてみたのですが、やはり薄くなる程度でした。薄い色の水性ペンで書かれた落書きであれば目立たなくさせる程度に消すことができるかもしれません。
白い壁紙でどうしても落書きが落ちない場合はキッチン用の漂白剤が有効な場合も。
やり方は漂白剤を少量歯ブラシにつけて落書きの上をなぞるだけ。
ただしキッチン用の漂白剤は塩素系のもので脱色効果も強いので、壁の目立たない部分で試してからお使いください。
壁に落書きをさせないための防止対策
正直、難しいですよね。いろんなところに落書きしてしまいたいのが子供の心理です。落書き帳だけでは物足りないからだと思います。壁って大きくて広いですから、落書きもし甲斐があるってもんですよね。
私が行っている壁に落書きをさせないための防止対策は、「フリクションのペンを使わせる」です。フリクションってご存知ですか?擦ることで消すことができるペンです。落書きそのものをやめさせることはとても難しいので、落書きしてしまっても消せるペンを使わせています。
ボールペンもありますし、色鉛筆もあります。フリクションのペンは60℃以上の熱を与えることで消すことができるため、壁に書いてしまったのであれば、ドライヤーの熱を当てていると自然と消えます。擦って壁紙を傷つけてしまうことがないので良いです。
ただし、100%キレイに消し去ることができるとは限りません。壁の素材や壁紙の素材によっては薄っすらと色素が残ってしまうこともあります。
まとめ
壁の落書きって本当に困りものです。でも、あまりにも兄弟揃って楽しそうに絵を描いているので、怒ることもできないのですよね。「ママの顔かいたよ」なんて言われたときには「ありがとう、可愛く描いてくれたのだね~」なんて褒めてしまったくらいです。
ご紹介した方法では消すことができなくて、もうどうしようもないってときは、業者さんに一部分だけでも壁紙を張り替えてもらうなどするしかないかもしれません。
子どもの落書きというのは注意しても辞められないこともあります。そんなときは壁の一画を落書きエリアと決めて模造紙を貼っておいてあげるのも一つの方法です。壁を守りつつ、子どもの想像力も育ててあげることができるかもしれません。
子どもが小さいうちはある程度許容してあげることも必要ですね。
家事アドバイザー・節約アドバイザーとしてテレビ・講演・コラム連載などで活動。頭を使って賢くスマートに、時間とお金をバランスよく使う暮らし方を提唱。著書に「シンプルライフの節約リスト」(講談社)などがある。
落書きに使ったものによって落とすことができるものもありますので、ぜひお試しください。
一番便利なのは研磨剤が入った歯磨きチューブ。水を含ませた歯ブラシに歯磨きチューブの中を少し出して軽く壁紙を擦ると落書き汚れが浮き出てきます。
あとは水を含ませた布で良く落としてください。