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生活費の今すぐ実行できる節約術
すぐに実行できる生活費の節約術はただ一つ、不要な出費をカットすることにつきます!生活費を節約してできたお金を貯金や運用などに回して、生活の質をあげられるように、生活費の節約方法を考えてみましょう。
食費を節約する方法
生活費の節約で一番初めに思いつくのが食費でしょう。でも一番簡単そうに見えて一番難しいのが食費の節約。むやみに食費を削りすぎると寂しい食卓にストレスが溜まって、それを発散するために外食してたら意味ないですよね。食費は無理をしすぎない程度に節約しましょう。
食品の底値を把握する
生活費の節約として、毎日の買い物は折り込みチラシや店頭に張り出されているチラシを活用して、底値を調べておきましょう。
予算を決めて一週間の献立をたてる
毎日スーパーに行って、その都度安く売られている食材を買うことも大切ですが、事前に一週間分の献立を立てておくことで、安さにつられて必要のないものをついつい買いすぎることを防止できます。
あくまでも献立の中の食材を中心に購入することを心がけながら、特売品の中に代用できる食材があれば、安売り食材も活用します。
ここで大切なことは、1日だけの節約ではなく、長期的に見て計画的に生活費を節約することです。
食費をおさえたレシピで節約
時間に余裕がある方は、自分で料理をした方が断然節約出来ます。料理の節約術に自信のない方は、節約レシピ集のサイトや雑誌を参考にしてみましょう。
他にも、週に1日、食品の在庫処理をする日を決め、冷蔵庫にあるものだけで食事の用意をし、食品を上手に使い切ってしまいましょう。
こうして買い物に行かない日を設けてみるのも効果的な節約方法です。
電気料金を節約する方法
生活費の節約で意外と簡単に節約できるのは電気です。2016年4月に電力の自由化が実施されてから、ご自分のライフスタイルに合ったお得なプランの会社を選んで自由に契約できるようになりました。
会社により様々なサービスを受けられるので、日中と夜間、どちらが主に電気を消費するのか、アンペアの変更の必要があるのかなど、電気料金を安くするプランを組み直すことで、年間を通すと大きな生活費の節約になります。
ご家庭に合ったプランは何がいいのかは「東京電力エナジーパートナー」のHPで確認できますので、参考にしてみてください。
日常的にできる電気料金の具体的な節約方法としては次のようなことがあげられます。
電化製品のコンセントを抜く
電化製品の主電源をこまめにオフにすることで、1年間の電力量のうちの待機電力が、約20%削減できます。支障のない範囲で機器のコンセントを徹底して抜くようにすると、同じく待機電力が約50%削減できます。これだけでも十分生活費の節約になりますね。
エアコンフィルターの清掃
フィルターの掃除は女性でも簡単に出来ます。フィルターの汚れを取り除くことで冷暖房の効率が上がりますので、月に1~2回を目安に掃除をするようにしてください。
エアコンは「自動モード」にしておく
冷暖房機器で最も電気を消費するのは、エアコンに電源を入れたときです。こまめにつけたり消したりせずに、自動で温度を調節してくれるモードに設定し、1〜2時間程度の外出のときなどは、つけっぱなしでいたほうが節約になります。
洗濯物はまとめてする
洗濯物はなるべくまとめて洗うようにしたほうが、電気代と水道代、洗濯洗剤の節約になります。だからといって、設定量を超えた量になってしまうと、必要以上に電力を消費してしまうので許容量を超えないようにしましょう。
冷蔵庫の配置と庫内の整理
冷蔵庫の背面には熱を持つ部分がありますので、壁から少し離し、熱がこもらないように風の通りをよくしておくことで冷蔵効率が良くなります。また、冷蔵庫内にものを詰め込みすぎると、冷気がでる部分を塞いでしまい、流れが悪くなり必要以上に冷却しようと消費電力が増えます。
PC、TV、スマホの明るさを抑える
より強い光を発するためには電力を多く消費しますので、画面を必要以上に明るくしないように工夫しましょう。
水道料金を節約する方法
水道料金の内容の割合はおおまかに、お風呂40%、水洗トイレ22%、炊事17%、洗濯15%、その他6%となっています。生活費の節約としてどれを節水しますか?
シャワーヘッドや蛇口を変える
水道料金の割合が一番高いシャワーヘッドや蛇口を節水仕様のものに交換します。1,000円から販売されていて、中には「30%の節水が可能」の商品など、売り場にはさまざまなものが置いてあります。
一般的には15分以上シャワーを使ったときよりも、湯船にお湯を張って入浴した方が水道料金がかからないようです。その方が、湯船の残り湯を洗濯に使うこともできますのでお得です。
食器はまとめて洗う
炊事の後片付けは、ばらばらにその都度するよりも、まとめて行うほうが節約できます。シンクに汚れ物を置きっぱなしにして置く見た目の悪さはありますが、少量の洗いものでしたらまとめて行いましょう。
水洗トイレの使い分け
トイレは大と小、それぞれに分かれたレバーやスイッチがありますので、その都度使い分けましょう。一回一回、とても小さなことですが、年間を通すと大きな節約に繋がります。
ガス料金を節約する方法
ガスも生活費の節約になります。都市ガスは公共事業と同様の立場なので、料金は安めに設定されていますが、LPガスの場合は一般の企業なので、価格は自由に設定されており都市ガスより割高です。
都市ガスでもLPガスでも節約方法は同じです。
- ガスコンロに置いた鍋の底から炎がはみ出ないようにする
- 給油温度を下げる
- 給湯機はこまめに切る
- 入浴は連続して入るようにして追い焚き回数を減らす
など、ちょっとしたことから取り組んでみましょう。
通信費を節約する方法
大手携帯電話会社3社、ドコモ、au、ソフトバンク以外にも、格安で携帯やスマホを扱っている会社がどんどん増えてきています。
これまで月額利用料を6,000円近く支払っていた方でも、新料金プランにすることで1/3以下になり、生活費の節約になります。携帯電話の使い方にあわせたお得な料金プランがどの会社にもありますので確認または相談してみましょう。
毎月のデータ通信量にあったプランに変更する
最初の契約時にいろんなオプションプランに加入したっきり、全く活用しないままそのプランの存在自体を忘れている方もいらっしゃることでしょう。必要のないオプションを解約するだけで、月500〜2,000円程度安くなる場合もあるようなので、見直す必要があります。
あまり動画等を見ないのであれば3ギガ以内に変更するなど、毎月のデータ通信量を確認し、それにあったプランに変更してみましょう。
格安simで料金を節約
格安スマホと同じように、格安simを使ったポケットwi-fiを利用することでも節約できます。速度は遅くなってしまいますが、格安simでも使い放題のプランがあります。
できるだけ無料wi-fiを使う
アプリのダウンロードやアップデートなど、データ量を多く消費する作業を行う時には、無料wi-fiが使える場所を探すようにします。
くれぐれも公衆無線LANに接続しながらの個人情報のやりとりはしないように気を付けてくださいね。
スマホやケーブルテレビとセットで契約する
まとめて契約すると割引になるというサービスがあるのをご存じでしたか?「スマホとテレビ」「スマホと電気代」「スマホと家電」など検討してみてください。
無料通話ができるアプリ
インターネット回線を通して無料で通話することができます。相手がLINE、Skype、カカオトーク、Viberなど、同じアプリを持っていれば、無料通話が可能です。
生命保険を節約する方法
生活費の節約で見落としがちなのは生命保険です。生命保険は、内容をしっかりと把握しないまま、保険会社の営業マンにおまかせして加入した方もいると思います。いざというときの為に、と加入する保険なのですが、実はすべてのリスクを生命保険でカバーする必要はありません。
公的年金(遺族基礎年金、遺族厚生年金)や、企業の死亡退職金がある他、住宅ローンを返済中で団体信用生命保険に加入している場合、住宅ローンの支払い義務はなくなります。生命保険はライフスタイルにあった保障かどうかを、今一度見直すことで保険料を安くすることができ、生活費の大きな節約になります。
その他の節約方法
ガソリンを節約する方法
特に地方では、多くの人の生活必儒品である自家用車。そのガソリン代を節約する手段として、石油会社発行のクレジットカードを利用して出費を抑える方法があります。
たとえばENEOSや出光ではカードを使うと、ガソリン1リットルあたり2円割引になりますので、頻繁に利用するガソリンスタンドのカードを作っておくといいですね。
銀行の手数料を節約する方法
銀行では時間外や休日にATMで出金すると手数料がかってしまいます。近くにあるコンビニのATMはとても便利なのですが、入金・出金ともに手数料がかかるケースが多いです。ATM手数料は108円~216円と少額なため、大したことがないと思ってしまいがちですが、回数が多いとばかになりません。
生活費の節約として、できるだけ余分な出費を抑えるためには、実店舗を持たずにインターネットでの取引きをしている“ネット銀行”の口座を開設するといいでしょう。ネット銀行はATM手数料が無料か、実店舗のある銀行に比べて安く設定されているので生活費の節約に助かります。
引き出しと預け入れ、振込手数料が無料になるかどうかをサイトで確認したうえで、利用しやすいネット銀行の口座を開設してみてはいかがでしょうか。
家計簿をつけよう
毎月の収入と支出のバランスをチェックして、お金の流れを確認することで、生活費の節約に役立つのが「家計簿」です。
家計簿は、数字が苦手な方や時間に余裕のない方は、面倒に思われるかもしれませんが、経理業務のように1円単位までキッチリ把握する必要はありません。
購入した物をひとつひとつ正確に仕訳したりしなくても、食費、日用品、交際費、医療費、小遣いなど大きく分けて、その費目をノートに書き出すくらいで十分なのです。また1日ごとにレシートをノートに貼って、その日の支出がいくらだったのかを確認するだけでも月々の収支がわかります。
本来、家計簿の目的は、月々の収入から貯金分を差し引いた残りのお金で、無駄なく生活ができるかどうかを把握することです。ご自分に合ったやりやすい方法で家計簿をつけることは、収支のバランスをチェックし、支出が多過ぎたら、何が原因なのかを見直すきっかけになります。
手軽で簡単な「家計簿アプリ」もありますので生活費の節約に活用してはいかがでしょうか。
節約を続けるためのポイント
生活費の節約とは、お金の使い道を考えるところから始まります。生活費を節約しようと思い立ったということは、それ自体はとても良い心がけですが、前向きな気持ちがなければ長続きはしません。
楽しみながら長続きさせないとせっかく準備した節約用のグッズなど、出費がかさんだだけで、元を取ることなく終わってしまいます。生活費を節約した結果、浮かすことができたお金をどう使うか、前向きに取り組むことが節約を長続きさせるコツです。
誰にでもできる手軽な節約方法の一つに、買い物した時のポイントを上手に貯める方法もあります。買い物をするたびに貯まっていったポイントを支払い時に利用できる、「nanaco」「WAON」「楽天Edy」「Tマネー」などの「電子マネー」も生活費の節約に役立てることができます。
効率よくポイントを貯めるコツは、よく買い物するお店で使える電子マネーを利用することで、食費の節約にもなります。
最後に
今回は生活費の節約の方法をご紹介しました。節約は地道にコツコツと取り組むことによって、大きな結果を得ることが出来ます。まずはすぐにでもできる身近なところから、何かひとつ生活費の節約を始めてみてください。一年後には、大きな成果を実感できるでしょう。