目次
手帳の捨て方3選
手帳の捨て方はいくつかありますが、ここでは3つの方法を紹介します。
燃えるゴミ
手帳はゴミとして処分できますが、燃えるゴミに分別されます。他の燃えるゴミと一緒に捨てられるのは楽ですが、個人的な情報がたくさん詰まっているので、そのまま捨てるには気が引けますよね。
気になるなら、新聞紙でくるんだり、透けてないショッピングバッグに入れたりして捨てましょう。それでも不安、というのなら、包をガムテープでぐるぐる巻きにしてから捨てるというのも効果的です。
また、生ゴミの中に手帳を入れて出すのもいいでしょう。おむつや野菜くずなど、触りたくないゴミに混ぜて捨てられるので、手帳が入っているゴミ袋を誰かに開けられてしまったら、という心配が減ります。
ただ、カラスにゴミ袋を破られて中身がむき出しになってしまうという可能性があるので、手帳を、内容がわからなくなるまで水でふやかしてからゴミ袋に入れるといいでしょう。
シュレッダー
シュレッダーは手帳の中身を知られずに捨てられる、一番確実な方法です。シュレッダーしたものを複数のゴミ袋に分けて入れればほとんどわかりません。
ただ、ページ枚数が少ない場合は問題ありませんが、ページ枚数の多い手帳を処分する時はとても手間がかかります。ボリュームのある手帳を処分する時は、個人情報が書いてある部分だけをシュレッダーにかけるなどの工夫が必要です。
手帳供養
人形供養に代表されるように、日本には昔から使い古してきたものを供養する行事があります。手帳にもその人の魂が宿ると考えられていて、日本手帖の会という市民団体では、手帳祈願供養を行っています(有料)。
また、神社では大晦日に焚き上げをしますが、その時御札や破魔矢の他に、手帳も燃やしてくれます。すべての神社が対応しているとは限りませんので、手帳も焚き上げの対象として受け付けているか、費用はかかるかなど、依頼する前に問い合わせてみましょう。
手帳捨てる時の注意点
手帳は可燃ごみなら自分で燃やして処理できるのでは?と思うかもしれませんが、自分で焼却する方法はおすすめしません。というのも、焼却施設以外でゴミを燃やすことは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」という法律によって原則禁止されているからです。
一般家庭から出るゴミを施設以外で燃やすことは「野焼き」と呼ばれる禁止行為で、違反すると5年以下の懲役や1,000万円以下の罰金が科せられることがあります。
また、ゴミを燃やすと悪臭や有害物質の原因になり、周辺住民にも迷惑がかかります。手帳も例外ではなく、燃やすと有害なガスが発生する可能性がありますし、低温で燃焼するとダイオキシンが発生する原因にもなります。
他にも、基本的に手帳は燃えるゴミに分別されますが、金具のバインダーがついていたり、不燃ごみに分別される素材を手帳カバーに使っていたりするものもあります。その場合は、金具部分やカバーを手帳から切り離して別々に捨てるようにしましょう。
風水的な手帳の捨て方
開運するための環境づくりに用いられている風水ですが、風水は、使わないものには陰気が宿り運気を下げると考えるので、そういったものは置かずに処分することが良いとしています。風水的には、手帳に日々の出来事を綴るという行為は開運につながると言われています。
ですが、過去の手帳をずっと保管していることは逆に運を下げることになってしまうんですね。過去の手帳はその年が終わったらほとんど使いませんし、いつ使うかどうかもわかりません。思い入れのある手帳ですが、保管に困ってストレスが溜まるなら、スパッと割り切って処分しましょう。
風水的な手帳の処分方法には少し特徴があります。と言っても難しいことは何一つ無く、模様のない無地の白い袋を用意して、そこに手帳を入れて捨てるだけです。なぜこうするかというと、模様のない白というのは、風水的に言うと、邪気を飛ばし運気を上げると言われているからです。
これは手帳の処分だけでなく、紙製品や写真などを捨てる時にも使えるので、古くなって処分に困ったという時は応用してみてくださいね。
運気が下がらない手帳の捨て方
大事な手帳を捨てるならゴミ袋に入れてポイ、というよりも、運気が下がらない方法で捨てたいですよね。そんなあなたにぴったりな、運気を下げずに出来る、手帳の捨て方を一つ紹介します。
まず、好きなリボンを1本と黒いペン用意しましょう。用意したら、手帳の表紙の次にあるページに、黒いペンで「済」と書きます。その後、手帳をリボンで結ぶのですが、その時感謝の気持ちを込めることを忘れないでください。
リボンの結び方は十字にしてもいいし、横に掛けて結んでもかまいません。手帳をリボンで結んだら、封筒や袋に入れて捨てます。そして、できるなら手帳は毎年捨てるようにします。
風水的に言うと、使わないものを残すのは運気を下げますし、思い出したくないようなネガティブな内容が書かれている年の手帳は尚更、手元に置かない方が良く、早めに処分することが必要です。
ですが、事情があってどうしても手帳を保管したい、という時もあるでしょう。そういう場合は、できれば北側の引き出しにリボンを掛けた状態で保管します。というのも、風水ではそういう場所は落ち着いた気が流れているからです。
日記やスケジュール帳の正しい捨て方
運気を下げる陰気を溜めず、気を流すというのが風水的な考え方ですが、紙の長期保存は陰気を溜めることになります。
紙を保存しておくと、湿気を吸っていきますが、古くなった紙は黄ばんだりしてきますよね。これが陰気を溜めることになるので、紙類はできるだけ早めに処分することが大切です。
そして、日記やスケジュール帳は、その日の出来事や予定を記入する記録帳ですが、その年が終わった後は、なかなか捨てられずに保管してしまいがちです。
しかし、過去のものは使わずに古くなっていくだけです。特に悪い事があった年やツキがなかった年のものは後を引くので、できるだけ早く捨てたほうがいいでしょう。
文字にはその人が書いた気や言霊が宿ると言われます。そのため、そのまま捨てるよりも、紙の角を少しちぎって捨てると良いと言われています。捨てるタイミングとしては、新しい日記やスケジュール帳を購入した時がいいでしょう。
まとめ
自分の歴史や思いが詰まった手帳は捨てにくいですが、捨て方は簡単で、いくつか方法があることが分かりました。ゴミとして出すか、風水を意識して処分するかは人それぞれですが、自分に合った方法で手帳を処分するといいでしょう。
風水の考え方は物を溜めないことに繋がります。これを機会に、手帳などを定期的に処分することを習慣づけてみては如何でしょうか。