目次
冬の洗濯物が乾かない理由
- 気温が低い
- 湿度が高い
乾かない理由は主にこの2つです。
冬の気温は地域にもよりますが夏とは20℃近く気温が違いますよね。夏は干していると水分が蒸発して5時間もあればサラッと乾いてしまいますが、冬だと寒すぎて蒸発することはありません。
また、湿度が高いと洗濯物から水分が抜けなくなってしまうので乾きにくくなってしまいます。一般的な部屋の湿度は50〜60%ですが、部屋干ししているとそれ以上に高くなってしまいます。湿度が高くなるのを抑えるためには以下で紹介する方法を試してみてください。
冬の洗濯物を早く乾かす手段
早く乾かす手段としては6つあります。家庭で真似できるものばかりですので是非試してみてください。
こまめに洗濯する
洗濯機を週に1度しか回さないご家庭もありますよね。冬の洗濯物の場合、1度に大量に干してしまうと風通しが悪くなってしまうため、こまめに洗って空間を空けて干したほうがうまく乾きます。
洗濯物同士を密着させない
洗濯物同士が密着していると空気の通り道がなくなるので乾きにくくなります。湿気が溜まってきてしまうので洗濯物は15cm以上離して干すようにしましょう。
厚手の服と薄手の服を交互にかける
厚手の服と薄手の服を交互に干すことで空気の通り道ができやすくなります。タオル類はバスタオルとフェイスタオルを交互に干してみると同じ効果が得られるのでおすすめです。
アイロンをかけてから干す
アイロンをかけてから干すのも効果があります。多少の生乾きであってもすぐに乾きます。しかし、アイロンを掛ける時は水蒸気が発生するので火傷には注意してかけるようにしましょう。
扇風機を使う
洗濯物を乾かすには空気が動くことが大切になってきます。扇風機を使うことによって空気がうまく循環して早く乾かすことができます。1箇所に湿気がたまらないように部屋全体にまんべんなく分散されるようにうまく首振り機能を使いましょう。
冬の洗濯物が早く乾く外干しの方法
外干しは少し工夫をしないと早く乾かすことができません。今回はその工夫をお教えします。
干す時間帯を工夫する
冬の日が高い時間帯は10〜15時です。その時間は1日の中で1番気温の高い時間帯なので逃さないように干しましょう。しかし、10〜15時の間に完全に乾かすのは天候によっては難しくなってしまいます。確実に乾かしたい場合は朝のうちに部屋干ししておいて10時になったら外干しに切り替えるという方法です。そうすればカラッと洗濯物を乾かすことができるのでおすすめです。
天気予報をチェック
洗濯物を日光に当てることで殺菌効果を得ることができます。ニオイ菌も外に干すだけで殺菌できるのでできるだけ外に干すようにしましょう。
また、紫外線が出ているのは晴れた日だけだと思われがちですが、実は曇りの日も紫外線は出ています。天気予報をチェックして曇りか晴れの日は干すようにしてください。
干し方を工夫する
干し方も工夫するだけで乾き方も変わってきます。すぐに実践できる方法なので試してみてください。
洗濯物を水分の少ない状態にして干す
皆さん普段は脱水の回数は気にされていますか?脱水の回数を増やすだけで洗濯物が乾きやすくなります。脱水回数を増やすことによってその分洋服に含まれた水分が出ていきます。その状態のものを干すことによって乾かす時間をいつもより短縮することができるのです。
干す前に洗濯物をバスタオルで挟んでおく方法もおすすめです。バスタオルに水分が移るのでその分干す時間を短縮できます。
風通しを考えて干す
洗濯物を干す時に風を味方につけることはとても大切です。風通しよく干すことではやく乾燥させることができます。基本的にアーチ型を意識して干すようにしてください。アーチ型にすると風の通り道ができます。アーチ型を作る時は大人の服を外側に、お子さんの服を内側に干すようにすれば自然とアーチ型になります。
また、バスタオルは片方を長くして干すとうまく乾くようになります。冬は毛布なども洗うと思いますが、毛布を洗った後は毛布の角を下にして三角形になるようにして干すと1点に水分が集中してよく乾くようになります。大きいものは乾きにくく特に頭を悩ませてしまうものですが、こちらの方法を是非参考にしてみてください。
冬の洗濯物が早く乾く部屋干しの方法
洗濯物は部屋干し派という方もいますよね。冬の部屋干しはなかなか乾かないのと嫌な臭いが発生してしまって特に悩むのではないでしょうか?部屋干しに関しても工夫すればストレスなく洗濯物をすることができます。
家電を使う
除湿機やサーキュレーターを使うと一気に乾かしやすくなります。除湿機というのは部屋の湿気をなくしてくれる機械です。部屋の湿度を下げることで結果的に部屋の気温を上げることができます。一方、サーキュレーターというのは扇風機と似ていますが遠くに風を届けてくれるのでより効率的に風を送ることができます。どちらも役目が違うのでできれば両方使うとすばやく乾いてくれます。
新聞紙を広げて使う
新聞紙を洗濯物の下に広げておくことで湿気を吸い取ってもらえるので乾きが早まります。湿気をなくすことは洗濯物においてとっても大切なことなので是非実践してほしいです。毎朝読んでいる新聞を敷くだけなので簡単ですよね。
除湿剤を置く
除湿機よりも簡単に安価に実践できるのが部屋に除湿剤を置く方法です。空気中の水分を吸ってくれます。置く時のポイントとしては部屋にいくつか置いて部屋全体の湿度を下げるようにすることです。除湿剤はドラッグストアや通販で簡単に手に入れることができます。
洗濯物が乾いているのか判断する方法
ちゃんと乾いているのか判断しにくいことってありますよね。そんな時に簡単に判断できる方法をご紹介します。
- 手をドライヤーで温める
- 温めた手で乾いているか分からない部分を強めに3秒握る
- 握った手のひらにうっすら湿り気を感じたら、半乾き状態
このように判断すれば、後から生乾き臭が出てきた…なんてこともなくなるのでおすすめです。
まとめ
今回は冬の洗濯物を早く乾かす方法についてお伝えしました。
最後におさらいしますね。
- 冬の洗濯物が乾かないのは気温が低いことと湿度が高いことが原因
- 洗濯物を早く乾かす手段としては、こまめに洗濯する・洗濯物同士を密着させない・厚手と薄手の服を交互にかける・アイロンをかけてから干す・扇風機を使うという5つの方法がある
- 早く乾く外干しのポイントは時間帯と天気、干し方を工夫する
- 早く乾く部屋干しの方法は家電を使う・新聞紙を広げる・除湿剤を置くの3種類
- 洗濯物が乾いてるか判断する方法はドライヤーを使って、強く握る
冬の洗濯物に悩んでいた方はぜひこの記事を参考にして、ストレスフリーに家事をしましょう。