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敷布団のカビ取り方法
床に布団を敷いて寝ている場合も、ベッドに布団を敷いて寝ている場合も、どちらも布団の裏側にカビがつきやすいです。また、布団の裏側についたカビは広がりやすいので、こまめにチェックするようにしましょう。カビがついてしまっていたら、広がってしまう前にすぐにカビ取りをしましょう。
用意するもの
- エタノール
- 重曹水(スプレーボトルに水100mlに重曹5gを入れてよく重曹を溶かしておく)
- キッチンペーパー(または、吸水性の高いタオル)
- 歯ブラシ
※キッチンペーパーは水分をよく吸い取ってくれるものを用意してください。吸水性の高いタオルがあればなお良いです。使い古したタオルでも構いません。
敷布団のカビ取りの手順
- カビがついてしまった部分に重曹水を吹きかけ、そのまま3~5分ほど放置します
- カビを歯ブラシでゴシゴシと擦り落とします
- キッチンペーパー、または、タオルで水分を吸い取ります
- カビが取れるまで、手順①から手順③を繰り返します
- カビが取れたらキッチンペーパーにエタノールを染み込ませ、カビがついていた部分に張り付けて、そのまま3~5分ほど放置します
- 敷布団をよく乾燥させます。布団乾燥機を使ったり、日干しをしたりして、しっかり乾燥させましょう
掛け布団のカビ取り方法
掛け布団ならコインランドリーの布団洗い用の洗濯機を利用するのがおすすめです。掛け布団を丸洗いすることができる大型の洗濯機がありますし、乾燥までしてくれます。お天気の良い日ならコインランドリーで洗って、自宅で干すというのもありですよね。
シーツやカバーのカビ取り方法
布団そのものではなく、布団シーツや布団カバーについてしまったカビのせいで、カビ臭く感じることがあります。シーツやカバーだけなら漂白剤を使った方法で、カビ取りが簡単にできます。
バケツに水、またはお湯を用意します。漂白剤の商品のパッケージに書かれている使用量を守って、水またはお湯の中に入れます。そこにカビのついたカバーやシーツを入れます。カビが取れるまで浸け置きし、後は洗濯機でいつものように洗います。
シーツやカバーの種類によってカビ取りの方法が違うので注意してください。
白い布団シーツや布団カバーの場合
白いシーツやカバーについてしまったカビ取りには、塩素系の漂白剤を使用します。塩素系の漂白剤はカビ取り効果も高いですし、カビの黒い斑点のような色までキレイに落とすことができます。
柄物や色物の布団シーツや布団カバーの場合
柄物や色物のシーツやカバーについてしまったカビ取りには、酵素系の漂白剤を使用します。酵素系の漂白剤は柄物や色物にも使える漂白剤なので、柄落ちや色落ちを気にすることなく、カビだけと取り除くことができます。
塩素系の漂白剤を使用する際の注意点
塩素系の漂白剤は、カビやカビの色をキレイに落としてくれる優れものなのですが、柄物や色物には使用できません。柄や色まで落としてしまいます。塩素系の漂白剤は白い布団シーツと布団カバーにのみ使用してください。
また、塩素系の漂白剤は使用できる素材と使用できない素材があります。塩素系の漂白剤をカビ取りに使用することができる素材は、ポリエステル・アクリル・綿・麻のカバーやシーツのみです。
布団のカビを予防する方法
掛け布団や布団シーツや布団カバーは丸洗いすることができるので、すぐにカビ取りがしやすいです。しかし、敷布団を丸洗いするというのは自分では難しいですし、ご紹介したカビ取り方法であってもお手入れは面倒なものです。
布団にカビがついてしまう主な原因は、汗・湿気・結露ですので、布団のカビ取りをしなくても済むように、次のような方法でカビがついてしまうことを予防しておきましょう。
・布団を日干ししてこまめに布団を乾燥させる
・シーツやカバーをこまめに取り換える
・寝室の換気や除湿をこまめに行う
・窓の近くにベッドを置かない
・除湿シートを使用する
・床に布団を敷きっぱなしにしない
・押入れに布団をしまう場合は除湿剤を使用する
布団の除湿対策グッズをいくつかご紹介します。
まとめ
私も布団がカビ臭くなってしまい、カビ取りの方法がわからなくて買い替えてしまったことがあります。ちょっとしたカビならお手入れできたのにもったいなかったなと後悔しました。布団を買い替える前にカビ取りの方法を試してみてくださいね。