目次
家電の値切り方!基礎編
家電の値切りのポイントやコツをご紹介します。
(1)欲しい商品の詳細を把握しておく!
家電を値切る時の準備として欲しい商品のメーカー、商品の型番、その商品の実売価格と相場を知っておく必要があります。これは家電を値切る最も重要なポイントだといえます。
例えば洗濯機が欲しいとして、何も下調べせずに店内の洗濯機をあれこれ見てまわって予算を悩んでも、お店で表示されている金額が安いのか高いのか全くわからないですよね?
スマートフォンで通販サイトを検索して最安値の通販ページのスクリーンショットを撮っておいたり、ブックマークして閲覧しやすくしておきましょう。ネット価格の最安値は卸値よりも安い場合があるので絶対その価格にしてもらうまで値切るぞ!と思ってもネット価格の最安値は無理な事が多いので注意してください。
ネットでの最安値よりもライバル店の実売価格を調べておくことが重要になります。ライバル店とは顧客の争奪戦が激しくの価格の対抗はしやすいようですので好条件を引き出せる可能性が高くなります。検索して欲しい商品の情報を確認することが出来たら、値切りやすい曜日や時期を狙って販売店に行きます。
(2)値切りやすい曜日や時期を学ぶ!
実は値切りやすい曜日や時期は存在します。家電販売店の各店舗には売り上げ目標が存在しています。休日には平日よりもたくさんのお客さんの来店が見込まれる事からその目標は高く設定されています。
新聞などのチラシも金曜日に入っていて土日での集客を目的としています。なので売り上げ目標が高い週末の日曜日の夕方が売り上げが欲しい店舗側との値切り交渉がしやすい曜日となります。そこに月末という要素や決算期といった要素が加わった時が値切り交渉をするのに最適な時期になるのです。
広告やチラシが入った週末の夕方に店舗へ行きます。
(3)店舗では店員を見極める!
やる気のない店員に値切り交渉しても思っている価格を引き出すのは困難です。店員さんの売る気を見極めましょう!個人的な感想ですが、交渉しやすい店員さんの場合は売り場に到着した時点ではっきりと「いらっしゃいませ~」と笑顔でお客さんを見て言ってくれます。
店員がお客さんから声を掛けてもらうという事は、そのお客さんは購入する意思があるという事なのでお客さんが気軽に話しかけられるよう声かけをしているのです。ちょっとしたことですが売る気のバロメーターを初期段階で確認することができます。
また、先の「(1)欲しい商品の詳細を把握しておく!」で調べた「商品の最安値」をスマートフォンの画面などで店員さんに見せてみましょう。もし見せて引いてしまう店員さんはこちらの味方にはなってくれないので別の店員を探してみましょう。反応して話を膨らませてくる店員さんと交渉するのが良いです。
店員さんも人間です。高圧的な態度でまけろと迫っても、値引きしてくれるわけではありません。
(4)店員さんに好感触を持たせて購入意思を伝える!
店員さんに好感触を握らせるのも重要です。商品説明をしっかり聞いて、簡単な機能の質問をしたりすると購入意思があることが伝わります。
販売価格の決定権は店長さんや売り場の責任者が握っています。お客として直接値切り交渉をする店員さんを味方につける事が出来れば店員さんも人間なのでがんばって相談してきてくれますよ。
(5)「金額や条件が良かったら即決します」という宣言をする!
店舗ごとに売り上げ目標があるので、再度価格の決定権を持つ責任者へ相談しに行ってくれます。その時はもう一声というお願いではなく、「いくらだったら即決します」と具体的に金額を提示したほうが店員さんも値下げをしやすいのです。
面倒だと思う人がいると思う値切り交渉ですが、家電の場合は何年も使用するものを買うので駆け引きを楽しむつもりで店員さんと交渉して値切ることをおすすめします。
家電の値切り方!交渉術編
(1)モデルチェンジの時期を狙う
家電を購入する際には欲しい商品がモデルチェンジをする事が発表になってからニューモデルが発売される直前が一番値切り交渉に応じてくれます。これは売り場の面積が決まっているので、メーカー側も新しい商品を売りたいため、旧モデルと商品の入れ替えをします。
旧モデルは販売機会を失ってしまうことになるのでニューモデルの発売直前が限界の値引きが交渉しやすくなります。どうしても最新モデルにこだわりを持つ方ではない場合はお得に購入することができます。
(2)関連商品を一緒に購入すると伝える
欲しい商品の関連商品を一緒に購入することを伝えると、関連商品とあわせて家電の値切り交渉をすることができます。
(3)何台かまとめて買うと伝える
同じ商品が何台か必要な場合は何台かまとめてセットで購入することで値切り交渉をすることができます。まとめ買いの場合で在庫が不足している場合、その上で決算期が近い場合に、上位モデルで在庫が揃っている時は下位モデルの金額で交渉してみるなんてことも可能です。
(4)他店の金額に対抗させる
「○○電気では安くしてくれて○○円だったんだけど、在庫が無くて取り寄せになってしまうのでこの店も見に来てみたんだけど、同じ価格になりませんか?」○○円と具体的な金額をちゃんと伝えることによって交渉する事が可能です。
「○○電気では安くしてくれたんだけどこの店はいくらになりますか?」では購入意思が伝わらないので金額がわからなければ、店員さんも対抗することが出来ないので交渉する事ができません。最初から限界の金額を聞き出すことは出来ないので希望の額を伝えて値切りの価格交渉をしてみましょう。
(5)ポイントでの値引き
以前は大手量販店でポイントを付けるのでこの価格でどうでしょう?と販売店のポイントを多めにつけることによっての値引きの場合が多かったのですが、最近では今回の購入分のポイントを付けずにその分値下げをしてくれる店舗もあります。
本来ポイントは次回の買い物に利用してもらうことによってお客さまにリピーターになってもらうために付与してくれていたものですが、決算期が近い場合やニューモデルへの入れ替えが近い場合などで、即決の意思を伝えることによって対応してくれる場合があります。
(6)在庫が無く展示品になってしまう場合
いざ購入しようとして在庫を確認してもらったところ、在庫が無い場合は展示品でよろしいですか?と聞かれることがあります。家電の場合は実際に通電して展示していることから中古品と感じてしまいますし、バッテリーを積んでいる商品の場合は劣化も考えられます。
大手量販店の場合なら保証が付くと考えて、その点が気にならない場合でしたら価格交渉次第ではお得に購入することが可能です。
値切り交渉が出来ない商品について
同じ家電量販店で販売している商品でも携帯電話、ゲーム機、ゲームソフト、電池や記録メディア、インク・電球などの消耗品は値切り交渉ができません。値切り交渉は家電製品と言われる商品で行いましょう。
まとめ
家電を値切る際は購入意思があることを店員さんに伝えることが重要です。やみくもにこれは幾らになりますか?と聞くだけでは答えることが出来ません。自分で欲しい商品の詳細を調べて他店の値段を出すことによってはじめて値切りの交渉になります。
大型量販店や販売店では売り上げ目標が高い日を狙いお店側が売りたい日に購入することが限界まで下げる交渉術になります。値切る行為がちょっと恥ずかしいな?と感じている方も商品の質問をするつもりで店員さんと話すつもりで、交渉しても店員さん側は値切り交渉があって当然というつもりでいるので、積極的に値切り交渉をしてみましょう!