実家に物が多い理由と高齢者でもできる片付け術!

実家に物が多い

実家に物が多いのはどんな理由があるのでしょうか?久しぶりに帰省したらあまりの汚さに唖然とした経験をした人は少なくないはず。何から手を付けたらいいのかわからないほど、いろんな物であふれている場所を片付けるのは大変な作業です。だからと言ってストレスが溜まるくらい散らかっている実家を放置しておくわけにもいきません。そこで今回は高齢者でもできる片付け術をお困りのみなさんへお知らせしましょう。

実家に物が多すぎる!

実家に物が多い

実家に物が多いのは「親が物を捨てられない」から。実家に物が多いため、様々な物があふれて落ち着かないので帰省したくないという人が多いと聞きます。

70歳以上の世代は、戦時中や戦後の「物がない時代」に育った「もったいない」と思う気持ちが強いです。

  • 「古くなったけれどまだ壊れていない」
  • 「いつか使う」
  • 「誰か使うかもしれない」

などの理由で、「捨てる」という選択をしたがりません。その結果、物が増える一方で、一向に片付かない状況に陥っています。

実家に物が多いので帰省したくない

シンプルな暮らしを好む若い世代は、自分の実家といえども片付いていない所には帰省したくないと思っている人が多くいます。

欲しいものが簡単に手に入る時代に育った人と、両親や祖父母のように物が無い時代を経験している世代では価値観が全く違います。

子どもの頃は生まれ育った家が普通だと思っていても、自分が家庭をもつようになってから気が付くパターンもあります。自分だけならともかく、そんな実家に家族を連れて帰省するのは気が引けますよね。

実家に帰るとストレスが溜まる人もいる

実家に物が多いため、帰省するたびに整理整頓や掃除を手伝うことになります。しかも、せっかく整理整頓したのに、いつの間にか前より物が増えていると唖然としてしまいます。

前に捨ててスッキリしたはずなのに、消費期限切れの食品や粗品が溜まってたりすると、実家に帰ってもストレスを感じてしまいますよね。

自分の実家ならともかく、夫の実家、妻の実家となると指摘しづらいでしょうし、「もったいない」という理由で賞味期限を過ぎている食べ物を出されたらどうしよう…と不安になってしまいます。

《 ポイント 》

  • 物が無い時代を経験している世代は価値観が違う。
  • 自分の実家ならともかく、夫の実家、妻の実家となると指摘しづらい。

実家に物が多い理由

実家に物が多い

長年住んだ持ち家には物がたまりやすい

実家に物が多いのは、目新しい物や便利な物など欲しいと思ったらどんどん手に入れるのに、使わない物は絶対に捨てないからです。

それができる理由は、いくつも部屋がある広い一戸建てに住んでいたり、収納に押し込んでいるからではないでしょうか。置く場所があると「処分する」という考えが浮かばないのかもしれませんね。

また、青春時代に集めたもの、我が子が使っていたものなどの思い出に固執しているうちは、全てのものを取っておきたくなるようです。写真や賞状、手作りの作品など、見ればその時のことを思い出してしまって簡単には捨てられないのでしょう。

マンションなどの集合住宅に住んでいるのでしたら置き場所が限られるのですが、長年住んだ持ち家だと、押し入れやクローゼット、物置や倉庫まであるので、次から次へとため込んでも日常生活に支障をきたさないのかもしれませんね。

よくあるのが冠婚葬祭の引き出物、バーゲンだからと衝動買いした衣類、使う機会がない台所用品や食器類、履き込んだ靴やスニーカー、お菓子の缶、お店からもらった紙袋、サンプル品などなど…色々あって並べきれません。

そればかりか、日頃から粗品やおまけ、お裾分けをもらう機会がとても多く、ティッシュや化粧品類、洗剤のもらい物もたくさんあります。

物に対する執着心が強いだけでなく、特に高齢者は置いた場所を忘れてまた同じものを買ってしまうことも少なくないようです。

高齢者はものを捨てずに引き出しにしまう

物がたまる要因のひとつに、もらった物をそのまま引き出しや棚に自動的にしまうことです。

「捨てることは失礼なこと」という時代に生きてきた人の価値観はなかなか変えられません。「これは必要なものかそうでないのか」、「今後、使う機会があるのかないのか」を判断することなく引き出しや棚にしまい込みます。

おまけやサンプルのたぐいで、家族に使う人がいなくてもです。「そういえば、以前貰ったお茶を引き出しにしまっておいた」と、思い出してガサゴソと探したとしても、その時にはすでに賞味期限をすぎています。

賞味期限が切れても飲めるのですが、保存状態によっては確実に味が落ちてしまっています。消費が追いつかないことがわかっていても、さっさと処分するという考えには至らないのでしょう。

使わないものも捨てない

壊れて使わなくなった物や、使いこなせなくてそのままにしている物でも、そう簡単には捨てません。飾っているわけでもなく引き出しや押し入れにしまいっぱなしです。

棚の上でホコリをかぶっている物でも、他の人にはガラクタにしか見えないとしても、捨てられない人にとっては「大切に置いてある」という感覚なので、そう簡単には手放しません。

着ない服でも買う

必ず着ると確信が持てない服でも、バーゲン品だからと買ってしまうと、これもまた増える一方ですよね。

「自分が本当に着る服を買う」、そして「着ない服を処分する」と、そうそう増えないものです。
服をたくさんしまっておくのではなく、「これから自分が着る服を買う」ことがポイントなのです。

《 ポイント 》

  • 持ち家は収納が多いので、次から次へとため込んでしまう。
  • 使う機会があるのかないのかを判断せずにしまい込む。
  • ガラクタに思える物でも「大切に置いてある」という感覚。
  • バーゲン品だからと着ない服でも買ってしまう。

実家で片付けをさせるコツ

親を説得する

親が実家の片づけをするような声かけ

ガラクタに思えるような物でも親にとっては大切な物です。親の気持ちを否定するような言葉を言わないように気を配りながら、抵抗感を持たないような伝え方をしてください。

「汚いから何とかしてよ!」などと一方的に言って、無理に片付けさせようとするのはいけません。

不用意な一言で心を閉ざされてしまうとそこから先に進めないので、「汚い」「捨てる」「処分する」など抵抗感が強くなるような言葉は使わないようにしましょう。

何とかしなければと思っているけれど、若い頃と違って身体が衰えで思い通りにならないだけなのかもしれませんよ。

親を説得する方法

高齢者は生活習慣が変わることを嫌がるので「捨てる」と言う言葉を聞くだけで、拒否反応を起こすかもしれません。否定的な言葉を使わずにタイミングを見計らって、これから先の暮らしをイメージしてもらいましょう。

散らかった部屋だと生活していく上で危険だということ、物が少ないほうが暮らしやすいことなど、もしかして気づいていないのかもしれません。

このところ自然災害が多発していますので、動線に物があると転んでケガをする恐れがあること、棚に積み上げている物が落ちて逃げられなくなるリスクがあることなどを具体的に話します。

そして、何より親が安心、安全に暮らすことが大切だと伝えましょう。まずは一気に片づけるのではなく、最初は「捨てなくてもいいから"一緒に“整理整頓していこう」と言うアプローチから始めてみてください。

スムーズに行うためにも日頃から上手にコミュニケーションをとっておきたいものですね。「片付けておいて!」ではなく、「一緒に片付けよう」の声かけで、重い腰を上げてくれるかもしれませんよ。

《 ポイント 》

  • 否定的な言葉を言わずに、抵抗感を持たないような伝え方を心がける。
  • 物がありすぎると危険、少ないほうが暮らしやすいことを伝える。
  • 「片付けておいて!」ではなく、「一緒に片付けよう」と促す。

物が多い実家の片付け術

断捨離

自分の荷物がある人はそれから片付ける

実家暮らしをしていた頃の部屋に、そのまま自分の物を置きっぱなしにしていたり、実家に送って預かってもらっている人は、まずは自分の物から片付けましょう。

片付けている姿、片付けた後のスッキリした部屋を見た親は、どのように感じるでしょうか?キレイに片付いている部屋の気持ちよさを体感してもらえたら、徐々に親の考えにも変化が起こるのではないでしょうか。

捨てたくない場合は分けることから始める

「使うか」「使わないか」で、捨てるものと残すものを仕分けるところから始めてみましょう。大切なポイントとして、写真やアルバムのような思い出の品から片付けをスタートさせてはいけません。

過去の思い出にどっぷり浸って、時間だけがあっという間に過ぎてしまいます。何から手を付けたらいいのか分からない場合は、この先、明らかに不要だと判断できる物から片付けてみましょう。

日常の生活必需品は単純に、「これから使う=残す」「使わない=処分する」で仕分けます。分けたら、生活するのに必要なものを出し入れしやすい場所に収納します。

お金や財産

認知症の進行や突然の入院など、いざという時に必要になる物は、家族のどなたでも把握できるように一か所にまとめておきます。

銀行の通帳や有価証券、印鑑、生命・損害保険、年金手帳、不動産の権利書などは、何をどれだけ持っているか整理して、万が一の時に直ぐに対応できるようにひとまとめにします。同時に、必要がないと判断した書類関係は処分しておきましょう。

業者に依頼することも可能

「処分する物」と「残す物」を選別したら、次は「可燃分ごみ」か「不燃ごみ」、場合によっては「粗大ゴミ」に出す作業が待っています。

加えて、長い間倉庫に置きっぱなしにしていた家電や家具など、処分したくても重くて運び出せないなど、いざ始めてみると様々な問題に遭遇します。

自分たちだけでは無理だと諦めずに、そんな時はプロの片付け業者に依頼してみましょう。慣れている業者なら、短時間で片付けから重いものの運び出しまで全てやってくれます。

業者によっては買い取りもしてくれますので、処分する中に買い取ってもらえるものがあれば作業にかかる費用の一部にできるかもしれませんね。

《 ポイント 》

  • 自分の物から片付けると親の考えにも変化が起こる?
  • 思い出の品から片付けない。
  • 「これから使う=残す」「使わない=処分する」で仕分ける。
  • いざという時に必要になる物は一か所にまとめておく。
  • 業者に依頼すると短時間で全てやってくれる。

最後に

実家に物が多い

親が暮らしている実家の片付けは、多くの方の悩みのタネです。たくさんの物が散らかっている実家を片付けるには、まず親を説得するところから始めなければいけません。

親には親の価値観があるため、想像以上に時間と労力が必要でしょうが、安全に暮らしてもらうためにも、一緒に片付けるのがおすすめです。

自分の持ち物や考え方を否定されると反発したくなるのが私たち人間です。ですが、物が多すぎる家に住んでいる危険性や不便さについて、相手を尊重しながら声かけしてタイミングを計りましょう。

親だけでは難しい片付けも、コミュニケーションを取りながら一緒に行えば心地よい環境が作れるのではないでしょうか。

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