シフォンケーキが膨らみすぎる!失敗の原因と対処方法、上手に作るコツを紹介

型に入れたシフォンケーキ

シフォンケーキを作る際の成功の目安は、膨らみ具合が重要なポイントになります。膨らまない膨らみすぎる失敗もありますので今回は膨らみ過ぎたシフォンケーキの原因や上手に作るコツについてご紹介したいと思います。

シフォンケーキが膨らみすぎる

シフォンケーキ

シフォンケーキは材料も比較的シンプルでそろえやすいものが多く、お菓子作りが好きな方は一度はホームメイドに挑戦したことがあるのではないでしょうか。

シフォンケーキ作りでありがちな失敗はシフォンケーキの膨らみすぎです。シフォンケーキは膨らみやすく、実はフワフワな食感で見た目も綺麗に作るのはとても難しかったりする難易度がやや高めの焼き菓子なのです。

シフォンケーキが膨らみすぎる原因と対処法

メレンゲ作り

原因①:生地の量が多い

型に入れる生地の量が多いとシフォンケーキが膨らみすぎて失敗する場合があります。

シフォンケーキの生地は型に対して80%ぐらいの量を入れてください。それ以上の量を入れてしまうと吹き出して爆発する可能性があります。

原因②:生地に入れる水分量が違う

シフォンケーキの生地に入れる水分量が多いと膨らみすぎて、上げ底状態になり失敗する場合があります。

シフォンケーキが膨らみすぎることでオーブンの上部に熱が強くあたるため、焦げる可能性もあります。シフォンケーキが膨らんでいるときは、上にアルミホイルをかぶせて上部が焦げるのを防ぎましょう。

原因③:メレンゲの混ぜ方がたりない

メレンゲの混ぜ方がたりないとシフォンケーキが膨らみすぎて失敗する場合があります。

メレンゲがちゃんと混ざっていないとシフォンケーキが膨らみすぎてしまう原因になりますので、メレンゲはしっかり混ぜて泡立ててください。

シフォンケーキが膨らみすぎるのを防ぐ対処方法

シフォンケーキが膨らみすぎるのを防ぐにはオーブンに合った生地を作るのが大切です。自宅のオーブンに合ったシフォンケーキレシピを探して色々試していれば、おいしいシフォンケーキが作ることができます。

※例えば「シャープ オーブン シフォンケーキ レシピ」で検索すると、そのメーカーが公開するオーブンに合ったレシピを確認することができます。

シフォンケーキを上手に作るコツ

シフォンケーキの生地を混ぜる

道具の素材は大事!熱伝導の良い型を選ぶ

シフォンケーキを綺麗にちょうどよく膨らませるためにはしっかりと熱を通し、型の側面に生地が張り付くことが重要なポイントです。

熱伝道が良く生地が側面にしっかり張り付きやすく、楽に水洗いできるアルミ素材の型は上手にシフォンケーキを焼くための必須アイテムです。

<材質の型比較>

 材質 アルミ
(テフロン)
シリコン
膨らみ
(熱伝導)
生地の張り付き
お手入れの手間 使い捨て

上手に美しく膨らませるのに重要なのはメレンゲ作り

シフォンケーキの膨らみすぎを防ぐためには適した硬さのメレンゲを作りましょう。混ぜ合わせ方も重要なポイントになります。

メレンゲを作る際、泡立てるにつれてかさが増していきます。ほかの材料と混ぜ合わせる際に上手く混ざらず、ダマになってしまう事がありますので必ず大きめのボウルを準備しましょう。

最初からハンドミキサーで泡立てるのはNGです。卵白を泡立てる際に、最初は泡立て器で軽く卵白のコシを切るようにほぐしておきます。この状態にしておくと白糖が均一に混ざるようになります。

最初からいっきにハンドミキサーで泡立ててしまうと、メレンゲのハリやなめらかさが出ず、ボソボソしてシフォンケーキの膨らみ方に影響がでてしまいます。

卵黄をしっかり泡立てよう

シフォンケーキ作りの過程で膨らみすぎないためには、卵黄の泡立ても重要なポイントです。卵黄に白糖を加え、空気をしっかり入れるように大きめのボウルの中で色が白っぽくなるまでしっかりと泡立てていきましょう。

白っぽくなったのを確認してからメレンゲと粉以外の材料、オイルや牛乳はこのタイミングで加えることがコツです。

シフォンケーキの型の内側には油など何も塗らない

型の内側にははがすときに楽だからと油脂類などを塗ったりしないでください。油などを塗ることで膨らみが悪くなり、失敗につながる可能性があります。

小麦粉は細かな目のふるい器でしっかりと砂糖もふるいにかけておく

生地がダマにならないようにするためにはきちんとふるいにかけて手間を惜しまないことが重要です。なめらかな生地を作るには欠かせないポイントになります。

生地がダマになっているまま焼いてしまうと、一部だけが膨らみ過ぎるなど失敗にもつながりますので、地味な作業ですが手は抜かないようにしましょう。

オーブンは予熱をしっかり焼き過ぎには注意

家庭用のオーブンはコンパクトサイズのため、中の温度が下がりやすいそうです。オーブンは必ず指定温度に予熱しておきましょう。

焼き加減が気になっても焼き始めたら扉は極力開けないことがポイントです。また一定の温度で焼くことが美しく膨らむコツです。

焼きあがったら型ごと素早く逆さまにする

シフォンケーキ逆さま

焼き上がったら型ごと素早くさかさまにすることが焼縮みを防ぎ、均一で美しい膨らみ加減に仕上げる重要なポイントになります。冷ます時間も大事です。しっかり冷ましてから型から抜きましょう。

最後に

シフォンケーキ

シフォンケーキが膨らみすぎる主な原因は入れる生地や水分が多すぎたり、メレンゲの混ぜ方がたりないのことが考えられます。シフォンケーキは見た目よりも作るのが難しい焼き菓子です。分量をきちんと測るなど手間を惜しまずに作ってみてください。

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