トイレのさぼったリングの落とし方4選!キレイに消す掃除方法と防止策

便器の比較

掃除してから何日か日が経つと、水面の周囲に汚れが目立つようになってきます。このさぼったリングは尿のたんぱく質に黒カビが生えてできたもの。ここではこのトイレにできたさぼったリングの落とし方を紹介します。重曹やカビキラーなどいくつかの方法に分けて紹介し、それぞれのポイントをお教えします。

トイレのさぼったリングとは

トイレのさぼったリング

忙しい毎日を過ごしていると、何日もトイレ掃除ができなかったりします。水を流しているから問題無いという考えは間違っていて、できれば毎日掃除したい部分です。次第に水の周囲に黒い汚れが目立つようになってきて、通称さぼったリングとも言われます。

さぼったリングは尿のたんぱく質が尿石として固まり、その尿石に黒カビが生えることによって形成されるのです。そんな厄介なさぼったリングの落とし方や防止策を紹介します。

トイレのさぼったリングの落とし方4選!

①クエン酸を使う

クエン酸

さぼったリングはアルカリ性なので、同じアルカリ性の洗剤を使っても効率良く落すことは難しいです。それに対して酸性のクエン酸は尿石を溶かす性質があるので、効果的に汚れを落とすことができるということを覚えておくと良いでしょう。更にトイレ内のツーンとした嫌なアンモニア臭もある程度抑えることができるので、汚れを落とす以外の効果も発揮してくれます。

クエン酸を使う場合は粉を水で溶かして使うことになりますが、ひどく汚れている場合は濃度を濃くするなど状況に合わせた使い方が重要になります。便器にクエン酸水を霧吹き等で吹きかけておき、しばらく経った後に磨くと落ちやすくなっています。

②重曹を使う

重曹

重曹は直接的に汚れを落とすのではなく、使用しているうちにできてくる黒ずみ予防の意味合いで使用します。水性トイレの水はタンクから流れることになりますが、そのタンクの中に重曹を溶かしておくのです。

タンク内でカビが繁殖している場合もさぼったリングが形成されやすくなるので、タンク内の水の状態を改善させることが大切です。重曹であればタンクを傷めることはないので、安心して継続使用できます。

③カビキラーを使用する

さぼったリングはカビが原因なので、カビキラーは有効です。特に真っ黒に汚れてしまった便器はカビキラーのような強力なアイテムを使わないと、なかなか落ちません。

使い方は黒くなった部分にカビキラーを吹きかけて、30分ほど放置してから洗い流します。その時に注意しないといけないのは使用環境で、必ず換気を忘れてはいけません。特にトイレは非常に狭い空間なので、カビキラーの塩素濃度が急速に高まります。扉を全開にして、換気扇も回した状態で使わないといけません。

④さぼったリング専用の商品を使う

トイレ洗浄中さぼったリング 強力発泡で便器の水ぎわの黒ズミ汚れを除去 3包

さぼったリング専用の商品も売っているので、積極的に活用したいところです。

例えば「トイレ洗浄中さぼったリング」は強力な発砲で黒ずみを除去する便利なアイテムです。使用後に磨く必要がなく、労力がかからないのでトイレ洗浄中さぼったリング利用者からも高い評価を得ています。

そのほかにも「液体ブルーレットおくだけ除菌EX トイレタンク芳香洗浄剤」もおすすめです。こちらは掃除というより日頃からの予防として使用されています。トイレの水を流すたびに洗浄防汚成分が便器を覆い、汚れの付着を抑えてくれます。

液体ブルーレットおくだけ除菌EX トイレタンク芳香洗浄剤 本体 スーパーミントの香り 70ml

ひとつでおおよそ1ヶ月ほど使用でき、使用中はミントをはじめ爽やかな香りを放出。簡単なアイテムを使うだけで、トイレを清潔で快適な空間にすることができます。掃除用や日頃からの予防用としていくつか試し、ご家庭に合ったものをお選びください。

トイレのさぼったリングの防止策はこまめな掃除が一番!

便器掃除

さぼったリングが形成されてしまったら、落とす為にあらゆる手段を講じないといけません。ただ、一番大切なのは便器が黒くなるまで放置しないという姿勢です。

尿のたんぱく質は即座に固まる訳ではないので、少なくとも一日に一回は便器を磨くとある程度落とせます。それでも家族が多くてトイレの使用頻度が高い場合は黒くなってしまいますが、清潔感を保つ上でも日々の掃除は欠かせないです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

よくある質問

  • トイレ掃除の手順・方法は?

    1、トイレの元栓を閉めてハンドルを回す
    2、重曹を尿石で黄ばんでいる部分に振りかける
    3、水:500mlとクエン酸:25gを合わせてスプレーボトルに注ぐ
    4、3を汚れにスプレーする
    5、1時間くらい放置する
    6、トイレブラシで磨く
    7、元栓を開けてハンドルを回す

    >> 詳しくはこちら

  • トイレ掃除はクエン酸と重曹どちらを使うの?

    汚れによって使い分けることが重要です。トイレにつく汚れは主に、「尿石」「水垢」「黒ずみ」の3つです。
    水垢や、尿石などのアルカリ性の汚れには、酸性のクエン酸が効果を発揮します。黒カビやぬめりなど酸性とアルカリ性が混ざった汚れには、酸性のクエン酸と弱アルカリ性の重曹を併用して用いると、汚れを効果的に分解することができます。

    >> 詳しくはこちら

  • トイレの掃除の頻度は何日ごとにするのがおすすめ?

    簡単な掃除を毎日行い、週に1回念入りに掃除するようにしましょう。

    >> 詳しくはこちら

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る