キッチンの壁の掃除!頑固な油汚れを簡単にスッキリ落とすコツ

ピンクのボトルを持った女性

キッチンの壁の掃除では、ベタベタ汚れを落としたいというのが中心なのではないでしょうか。水拭きするだけではスッキリしませんし、お料理の度に汚れてしまうキッチンの壁を掃除するのは手間もかかるし面倒ですよね。とりあえず水拭きだけで良いやと諦めてしまう人もいらっしゃると思います。ベタベタ汚れなどキッチンの壁の掃除を簡単に楽にできる道具や方法をご紹介します。

キッチンの壁の掃除に使う道具

たくさんの掃除道具

  • 食器用洗剤
  • マイクロファイバーの布巾
  • キッチンペーパー
  • ゴム手袋
  • 歯ブラシ(必要に応じて)

キッチンの壁のベタベタ汚れの掃除には、油を分解してくれる洗剤を使うのがおすすめです。まずは、どこの家庭にも必ずある食器用洗剤を使用してみましょう。

食器用洗剤でも落とすことができないほどの頑固なベタベタ汚れにはアルカリ性の洗剤がおすすめです。揚げ物をした後はキッチンの壁に油がたくさん飛んでいると思います。そんな時にもアルカリ性の洗剤が大活躍してくれるので、ひとつは用意しておくと便利です。

キッチンの壁にも優しく、汚れをしっかり落とすことができるマイクロファイバーの布巾がおすすめです。今お使いの布巾や雑巾でも構いません。そして、手が荒れてしまうこと予防するためにゴム手袋などを用意しましょう。

キッチンの壁のベタベタ汚れを掃除する手順

  1. マイクロファイバーの布巾で水拭きをする
    マイクロファイバーのタオル
    マイクロファイバーの布巾を水で濡らして絞ります。本格的にキッチンの壁のベタベタ汚れを掃除する前に、水拭きで落とすことができる汚れだけでも先に拭いて落としておきましょう。
  2. 食器用洗剤で洗浄液を作る
    中性洗剤
    カップ一杯の水を用意します。その中に食器用洗剤を数滴入れます。あまり泡立ちがよくなりすぎてしまわないよう、数滴にしましょう。
    ついたくさん入れてしまうことがありますが、泡立ちがよくなりすぎると、後で拭き取りをするのが大変になってしまいます。もし、食器用洗剤を入れすぎてしまったときは水を足して調整してください。
  3. 頑固な汚れに洗浄液を染み込ませたキッチンペーパーをはりつける
    キッチンペーパー
    ゴシゴシこすらなければならないほどの頑固なベタベタ汚れには、洗浄液をたっぷりと染み込ませたキッチンペーパーをはりつけておきましょう。5分から10分ほど放置しておきます。
    キッチンペーパーにベタベタのもとである油汚れが染み込んでくると、茶色くシミができるのでわかりやすいと思います。汚れが染み込んできたなと思ったら、キッチンペーパーをはがしてそのままかるく拭き取りましょう。
  4. もっと頑固なベタベタ汚れや隙間の汚れには歯ブラシを使う
    歯ブラシ

    洗浄液をたっぷりと染み込ませたキッチンペーパーでも落とすことができないほどの頑固なベタベタ汚れには、歯ブラシを使います。歯ブラシに洗浄液をつけて、頑固なベタベタ汚れの部分や隙間の汚れを擦り取ります。

    キッチンの壁の素材によっては歯ブラシで擦ることが傷の原因になってしまうことがあります。汚れのみを擦るようなイメージで掃除し、壁そのものをゴシゴシ擦りすぎてしまわないように注意しましょう。
  5. 洗浄液を染み込ませてかたく絞ったマイクロファイバーの布巾で拭き取る
    タオル
    水拭きだけでは落ちないけど、キッチンペーパーや歯ブラシを使うほど頑固ではないベタベタ汚れは、洗浄液を染み込ませてかたく絞ったマイクロファイバーの布巾で拭き取るだけでもキレイに落とすことができます。
  6. 水拭きを繰り返し、洗浄液をしっかり拭き取る
    キッチンの壁
    食器用洗剤を水で薄めた洗浄液を使用していますから、水で濡らして絞ったマイクロファイバーの布巾でしっかり水拭きをして洗浄液を拭き取りましょう。
    洗浄液がしっかり拭き取れるまで、マイクロファイバーの布巾を水洗いしつつ、何度か繰り返し行います。水拭きを終えたら、乾拭きをしてキッチンの壁の掃除はおしまいです。

キッチンの壁にアルカリ性の洗剤を使用して掃除する場合

ピンクのボトルを持った女性

スプレータイプの洗剤がおすすめ

キッチンの壁のベタベタ汚れを掃除するための、油汚れ専用のアルカリ性の洗剤があります。使用しやすいスプレータイプがおすすめです。こちらのようなものを用意しましょう。

技・職人魂 油職人 業務用超強力油用洗剤 スプレーボトル 500ml

油汚れを落とすための洗剤なので、どんな頑固なベタベタ汚れもすっきり落とすことができます。

頑固な汚れはキッチンペーパーも使用する

あまりにも頑固でスプレーしてマイクロファイバーの布巾で拭いただけでは落ちないような油汚れもあります。そのような汚れにはアルカリ性の洗剤をキッチンペーパーに染み込ませて5分から10分ほど張り付けた後、水拭きと乾拭きで仕上げてしまいましょう。

《 ポイント 》
頑固な汚れには、キッチンペーパーに洗剤を吹き掛けてラップをして放置した後、拭き取ると汚れが落ちやすくなります。

キッチンの壁の掃除を簡単にする方法

台所の換気扇を掃除している主婦

キッチンの壁の掃除を楽にするなら、「汚れ防止シート」を使いましょう。以下の商品のようなものです。

キッチン保護シート きれいに貼れる 吸着シート 透明 45×75cm

キッチンの壁に貼り付けて使用することで、壁そのものが汚れてしまうことを予防することができます。花柄やキャラクターものなど絵柄がデザインされたものもあります。

私のおすすめは透明なフィルムタイプです。どんなキッチンの壁にも合わせることができますし、汚れ具合がしっかり目に見えてわかるのが良いです。

まとめ:綺麗なキッチンは主婦にとってマスト

フライパンや食器についた油汚れをツルンっと落としてくれる食器用洗剤の洗浄力はみなさんご存知だと思います。キッチンの壁の掃除にも食器用洗剤を水で薄めたものを使用することができます。

わざわざ掃除道具を買い足さなくても、どの家庭にもあるもので掃除することができます。マイクロファイバーの布巾がなければ、今テーブルを拭くために使っている布巾でも良いですし、雑巾や使い古しのタオルでも構いません。

こびりついて取れなくなってしまった汚れにはアルカリ性の洗剤である方が簡単に楽に掃除することができます。ひとつあればば長く使い続けることができるので、用意しておいても良いのではないでしょうか。

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よくある質問

  • キッチン周り汚れの原因は?

    ステンレスシンクによく見られる白い汚れの正体は水垢です。また茶色汚れの多くがサビやもらいサビです。飲食物や調味料などを放置したままにすると、細菌やカビなどが繁殖して薄ピンクになることがあります。油を使う調理を行う場合は、油汚れがキッチンまわりのほかにもレンジフードなどにもこびりつきます。

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  • キッチンの掃除に必要な道具は?

    重曹、クエン酸、アルカリ性洗剤(オキシクリーンなど)、雑巾、布巾、キッチンスクレーパー、新聞紙、40~50Lのナイロン袋、ラップ、ドライヤー、消毒用エタノールなどを準備しましょう。それぞれ使うタイミングや用途にも違いがあるので、必要なものを揃えると良いでしょう。

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  • キッチン汚れを落とすコツは?

    油汚れは50度前後のお湯と洗剤を混ぜて使うと油汚れが浮き上がり、落としやすくなります。焦げ付きはお湯と重曹を使います。食べ物汚れは食器洗い洗剤をスポンジにつけて洗ってください。必要に応じてお湯をかけてふやけさせるとよいでしょう。

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