年賀状の捨て方!安全に処分する5つの方法

2枚の年賀状

年賀状の捨て方が分からず、年々たまっていく状況にどうしようか悩んだことないですか?新年に届く年賀状は、普段会えない友人知人の近況を知ることができるので楽しみですが、その反面、捨てたいのにそのままにしている方も多いと思います。今回は年賀状の正しい捨て方や捨てるタイミングなどを風水の話も交えてご紹介したいと思います。

記事の監修
家事アドバイザー

家事アドバイザー・節約アドバイザーとしてテレビ・講演・コラム連載などで活動。頭を使って賢くスマートに、時間とお金をバランスよく使う暮らし方を提唱。著書に「シンプルライフの節約リスト」(講談社)などがある。

大切な知人との記録の年賀状。最近ではドキュメントスキャナも安くなってきているので、まずは年賀状をもらったらスキャナで読み込んでしまいデジタル化することをおすすめします。メーカーによって多少の差はありますが、基本はFAX器に流し込むような感じでどんどん年賀状を入れていけばデジタル化できます。

その次に捨てるための作業を。年賀状も立派な紙資源ですので、燃やすのではなくリサイクルに出せる方法で処分したいものですね。

年賀状全体に個人情報が入っているわけではないので、簡単なのは名前・住所が入っている部分だけシュレッダーばさみでカットすること。シュレッダーばさみは最近では100円ショップでも売られているので気軽にできますよ。

個人情報流出を防ぐ年賀状の捨て方5選!

年賀状の文字

年賀状は受取人と差出人の個人情報(住所・氏名・電話番号など)がまる見えです!

そのままゴミに出すと個人情報を第三者に見られる可能性があり、悪用される危険がありますので、次のような処理をしてから捨てましょう。

1.年賀状をシュレッダーにかける

年賀状の捨て方でこの方法が一番安全で簡単です。シュレッダーには電動と手動があり、家庭用の電動シュレッダーだと2,000円くらいから買えるようで、手動だと1,000円以下のものもあるようです。

※機能を確認してから購入することをおすすめします。

アイリスオーヤマ 卓上 シュレッダー CD DVD カード細断対応ハンドシュレッダー クロスカット H1ME ブルー/ホワイト
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2.年賀状をシュレッダーはさみで細かく切る

シュレッダー用のはさみが100円ショップでも販売されています。

縦横と切り刻むと電動シュレッダーより細かくすることができますので、個人情報を確実に処分したいという人にはおすすめです。散らかりやすいので、大きな袋の中で切り刻みましょう。

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3.個人情報保護スタンプを使う

年賀状にスタンプすることで個人情報を隠します。

個人情報保護スタンプは100円ショップでも販売されています。時間をかけず処理できるので、簡単に個人情報保護をしたいという人にはピッタリです。

ただし、光沢のある年賀状にはインクが定着し難いので不向きです。

プラス 個人情報保護スタンプ ローラーケシポン ブルー IS-500CM-B 37-647

4.油性マーカーで塗りつぶす

極太などのできるだけ太いマーカーを使うと楽です。

身近にある道具で簡単にできる処理ですが、年賀状の枚数が多い場合は塗りつぶすのにかなりの時間と労力がかかります。枚数が少ない時におすすめの方法です。


5.瞬間接着剤とガムテープで巻く

年賀状を重ねて瞬間接着剤で接着させ、ガムテープでぐるぐる巻きにして燃えるゴミとして処分します。中身がわからないようにしっかりと巻いているのであれば、瞬間接着剤は必要ないかもしれません。

余った未使用の年賀状の活用方法

年賀状の束

余った未使用の年賀状の4つの活用方法をご紹介します。

郵便局で交換してもらう

余った年賀状は郵便局で次のものと交換してもらえますが、1枚につき 5円の手数料がかかります。

交換してもらえるもの

  • 通常切手(弔事用切手を含みます)
  • 通常はがき、往復はがきなど
  • 郵便書簡
  • 特定封筒(レターパック封筒およびスマートレター封筒)

尚、近親者の不幸のため年賀状が使用できなくなった場合は、無料で交換してもらえます。

交換の際は郵便局の窓口に備え付けの請求書がありますので、請求される方の住所、氏名と、亡くなられた方との続柄等を記入して提出してください。無料交換期間は、年賀状の販売開始日から販売期間終了日までですのでご注意ください。

※詳しくは郵便局にお問合せください。

換金する

年賀状を金券ショップで換金することができます。買取価格や条件などは金券ショップによって異なりますのですので、換金する金券ショップに直接ご確認ください。

なお、郵便局では現金での返金はおこなっていません。

専門家による補足

余った年賀状や書き損じた年賀状は郵便局で交換するのが理想的でしょう。1枚5円の手数料がかかりますが、その他の金額の切手やはがきに交換してもらえます。

年が明けてからですと金券ショップでの買い取り額は低くなってしまいますのでご注意ください。

またメールが普及した現代ではなかなかハガキを出すという機会も少なくなってしまいましたので、忘れないうちに郵便局で交換することをおすすめします。

家事アドバイザー:矢野きくの

普通はがきとして使用する

年賀状を普通はがきとして使用する際は、「年賀」の文字を二重線で消してから投函してください。もし消さずに投函した場合、郵便局が年賀状として扱う可能性があり、翌年の元旦に届く可能性がありますので必ず消してください。

ユニセフやNPO法人に寄付する

寄付を募集しているNPO法人は多数ありますので、ネットなどで探して寄付したいNPO法人などに年賀状を送ってください。一般的に、寄付された年賀状は現金化されて福祉に利用されます。

風水を取り入れた年賀状の捨て方

風水的には、年賀状はためずにもらった年の春分前までに処理すると良いそうです。ため込むと、以下のような影響があると言われています。

  • 仕事運や発展運に悪影響がある
  • 現在の良い運気を吸収しづらくなる

風水では、紙は「木」の気に属するものなので、古い紙(古い年賀状)をため込むと、「木」の持つ発展運、仕事運に悪影響があると考えられているようです。でも大好きな人からの年賀状はとっておきたいと思いますよね。

そんな時は、カゴなどの風通しの良い箱にいれて、日当たりの良い窓側にしまうと良いそうです。

年賀状を捨てる派と捨てない派の比率

年賀状の捨てる派と捨てない派の比率

情報元:カシャポ (GREETING WORKS Co.,Ltd.)

年賀状を捨てるか?捨てないか?「カシャポ」が実施したアンケートによると、200人中53%が捨てない、47%が捨てる、という結果になったようです。

年賀状を「捨てる派」と「捨てない派」の比率はほぼ半分で大きな差は無いようですね。

捨てる派の年賀状の保管期間

年賀状を捨てるまでの保管期間の円グラフ

情報元:株式会社コネクティット調査

年賀状を捨てる派の保管期間を見てみましょう。

年賀状の保管期間について「年賀総研(株式会社コネクティット)」が実施したアンケートによると、600人中、74.1%が2年以上保管しているそうで、保管せずすぐ捨てる人は3.0%のようです。

まとめ

年賀状と郵便ポスト

年賀状の捨て方や余った未使用の年賀状の活用方法などをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?

年賀状を処分する際は、必ず個人情報を削除してから捨ててくださいね。

また、余った未使用の年賀状は、郵便局で他のものと交換するだけでなく、NPO法人などに寄付する方法があることも覚えておいてくださいね。

年々溜まり続けて保管場所に困っている年賀状を今年こそは思い切って処分してみましょう。

専門家による補足

冒頭でもご紹介しましたが紙のものはこれからの時代、ドキュメントスキャナーなどでデジタル化して保管することをおすすめします。年賀状の保管場所は要りませんし、もちろんデータのバックアップは必要ですが、基本的には何年経って見ることができます。

住所録と連動させて保管することもできるソフトもあるので、データとして活用できるものになります。

スキャナを使い始める前は難しそうと思われるかもしれませんが、使ってみれば難しいことは何もなく、クラウド(自宅のハードディスクではなく外のサービスに保管すること)に保管すれば、いつでもどこからでも見られるようになります。

家の中の整理整頓にも是非デジタルを取り入れてみてください。驚くほど楽になりますよ。

家事アドバイザー:矢野きくの
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よくある質問

  • 物を捨てられない人はなぜ?

    ・「後で使うかもしれない」と思ってしまう
    ・物を捨てることは悪いと感じてしまう
    ・物が近くにあると満足する

    >> 詳しくはこちら

  • 断捨離のやり方は?

    1、物を分類する:必要な物・不要な物・保留する物、と3つに分類していきます。
    2、捨てるルールを作る:「〇年以内に使わなかったら捨てる!」「壊れたものは捨てる」などのルールを自分で作り、そのルールを守る意思を持ちましょう。断捨離では手放す基準は「1年間使わなかったもの」だそうです。
    3、意識を変える:物を捨てることは「物への執着を減らすことになり心が自由になる」、不要な物を捨てることは「大切なものだけが残る」などと、捨てることに対する意識を変えていくのもおすすめです。
    4、一度に全部捨てようとしない:一度に物を減らそうとすると挫折しやすくなります。少しずつ片付けて、小さな目標から達成させていきましょう。

    >> 詳しくはこちら

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