すり鉢の代用品は身近なものでできる!使い方と注意点

ごまをすっている様子

皆さんの家にはすり鉢はありますか?今の時代持っている人は少ないかもしれませんね。しかし、いつもはあまり活躍しないすり鉢ですが、たまに必要になるときがあります。例えば、白和えのごまをすり潰したり、長芋からちゃんととろろを作りたいとなったときです。今回はそのようなときに備えて、すり鉢の代用品をご紹介します。おすすめのすり鉢もお伝えするので、すり鉢を購入しようか考えていた方もぜひ参考にしてみてください。

すり鉢の代用品は身近なものできる

みそこし

すり鉢は意外と身近なもので代用することができます。食材を潰す事ができる調理器具はすり鉢以外にも結構あります。

例えば、おろし金やフードプロセッサー。ラップや密閉式ポリ袋も工夫次第ではすり鉢の代用として使うことが可能です。

以下では上記の代用品の使い方と合わせて、みそこしの代用品としての使い方を紹介します。

すり鉢の代用品の使い方

保存袋

ここからはすり鉢の代用品の使い方を紹介していきます。どの方法も簡単にできるものばかりなので、家にあるもので試してみてください。

密閉式ポリ袋

  1. 密閉式ポリ袋にすりつぶしたいものを入れる
  2. きちんとフタをする
  3. めん棒を袋の上で転がす

密閉式ポリ袋ですり潰すものは「ごま、ずんだ」などがおすすめです。

ごまは潰し加減によって好みが別れますよね。ポリ袋を使用する事によって様子を見ながらすり潰す事ができるのでおすすめです。逆にとろろなどはヌルヌルしてしまいめん棒で力を加えても逃げてしまうのであまりおあすすめできません。

また、めん棒がない場合は筒状のものであれば代用できます。例えばジャムの瓶やビールの缶でもいいでしょう。自分のやりやすいものを使ってみてください。

《ポイント》
・密閉式ポリ袋はごまやずんだをすり潰すのがおすすめ
・めん棒が無いときはジャムの瓶やビール缶を使おう


ラップ

  1. ラップで包む
  2. 平らな硬いものを使って潰す

この方法もごまや茶葉、バジルをすり潰すのにおすすめです。

ラップで包むときは、圧力でごまが飛び散らないように2重で包むとキレイに潰すことができます。平らな硬いもので潰す場合は瓶の底やスプーンの平らな面を使って潰すとうまく潰すことができます。

《ポイント》
・ラップは小さいものをすり潰すのにおすすめ
・平らな面を使って潰そう


フードプロセッサー

  1. 大きいものは先に包丁で切っておく
  2. フードプロセッサーに入れる
  3. スイッチを入れる
  4. 好みの潰れ具合になったら完成

フードプロセッサーは大きいものや大量にすりつぶしたいときに便利です。大きいものとはとろろや大根ですね。

材料を入れたり出したりするときは、フードプロセッサーの刃に気をつけて作業しましよう。刃は鋭くなっているので、不注意でケガをしてしまう可能性があります。

《ポイント》
・フードプロセッサーは大量にすりつぶしたいときに便利
・刃の取り扱いには十分注意しよう


みそこし

  1. みそこしの下に器をセットする
  2. みそこしにすりつぶしたい物を入れる
  3. めん棒などで上から押す

この方法は離乳食でお粥を作ったときにすり潰すのに向いています。少し力を入れてすり潰すので、網目がしっかりしているものを選ぶといいでしょう。

《ポイント》
・みそこしは離乳食作りに便利
・網目がしっかりしたものを選ぼう

代用品を使う際の注意点

めん棒

すり鉢の代用品を使うときはめん棒の使い方に注意しましょう。

すり潰すときにめん棒だけでなんとかしようと思う方も多いですが、めん棒でつぶすだけでは粗い仕上がりになってしまいます。また、完璧なペースト状にはなりません。

すり鉢の代用品を使うときは、きちんと道具を準備して正しく使用するようにしてください。

すり鉢の特徴

すり鉢とハーブ

ここからはすり鉢にフォーカスを当ててお話します。まずは特徴からです。すり鉢の特徴を知っていると、いざ欲しくなったときも本当に自分に必要なものなのか判断しやすくなります。

ミキサーよりも滑らかになる

すり鉢で食材をすり潰す利点としてミキサーよりもなめらかに仕上がるという点があります。

例えば、コーヒー豆やくるみはなかなか固くてミキサーでは砕くことは難しいです。しかし、すり鉢を使用するとコーヒーミルで砕いたときのようにキレイに細かくすり潰す事ができます。

離乳食などで野菜をペースト状にしたいときもミキサーよりもすり鉢がおすすめです。

《ポイント》
・すり鉢はミキサーより滑らかにしたいときにおすすめ
・自分の好みですり潰すことが可能

器としても使える

すり鉢はデザイン性に優れているのもポイント。和食器として食卓に並べても恥ずかしくないものばかりです。

例えば縁に柄が入っていたり、カラーバリエーションも豊富に揃っています。他の食器と違和感なく溶け込むものばかりなので、自分好みのすり鉢を選ぶのも楽しいと思います。

《ポイント》
・すり鉢はおしゃれなデザインのものが多い

離乳食に使う場合の役割

赤ちゃんに離乳食をあげているお母さん

よく離乳食を作る際に、「本当にすり鉢は必要なの?」と疑問の声を聞きます。実際には離乳食ですり鉢を使うのはとてもおすすめです。離乳食はお子さんの成長に合わせて変わっていくものです。

すり鉢は中の食材の潰れ具合を見ながら調理することができます。離乳食ですり潰す食材は野菜・魚・肉・ゴマなどです。特に肉や魚は赤ちゃんにとっては食べにくいこともあるので丁寧にすりつぶしてあげるようにしましょう。

《ポイント》
・離乳食を作るのにすり鉢はとてもおすすめ
・肉や魚は赤ちゃんにとっては食べにくいので丁寧にすり潰してあげる

あると便利!すり鉢のおすすめ3選

白いすり鉢

ここからはすり鉢のおすすめ3選をご紹介します。どれも使い勝手がいいので、好きなものを買って試してみてください。

KINTO (キントー) すり鉢

KINTO (キントー) すり鉢

KINTO (キントー) すり鉢 ホワイト 16247

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B008QTVM90/

そのまま食卓で使うことができるデザインが魅力のすり鉢。ホワイトを基調としたデザインなので、主菜・副菜どちらを入れる器としても活躍すること間違いなしです。

また、お手入れのしやすさにも定評があります。色移りや匂い移りがしにくいように磁器とシリコーン素材を組み合わせてあります。汚れがこびりつきにくいので、掃除も簡単です。

オシャレでお手入れのしやすいすり鉢を探している方にはぜひ試してもらいたい商品です。


ヤマキイカイ すり鉢 常滑焼

ヤマキイカイ すり鉢 常滑焼

ヤマキイカイ すり鉢 常滑焼 7号 Q53

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B004D2F69G/

こちらの商品は常滑焼という昔ながらの製法で作られたすり鉢です。また、安定感がありすりやすい構造になってるのも特徴。しっかり持ちながら丁寧にすり潰すことが可能です。

どんな料理にも対応できるので、すり鉢選びに迷っている方には特におすすめしたい商品です。サイズ展開も豊富なので、1人暮らしの方から大家族まで対応できます。


貝印 ミニ すり鉢

貝印 ミニ すり鉢

貝印 KAI ミニ すり鉢 SELECT100 DH3020

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0009WCIP4/

こちらの商品は小さめのすり鉢です。ごまなど小さいものをするのにぴったりな商品です。重さはなんと200g!軽くて扱いやすくなっています。

また、セットでついてくるすりこ木にも特徴があります。先が太くなっているので大きい面で食材を捉える事が可能。効率よくすり潰すことができます。

また、目詰まりのしにくい構造になっているので取り扱いのしやすさも魅力の1つです。

《ポイント》
・家族や一緒に住む人がどのくらい居るのかで選ぼう
・安定感のあるものを選ぶといい

最後に

擦り終わったすり鉢

今回はすり鉢の代用品についてご紹介しました。

すり鉢が無いからと言ってわざわざ購入する必要はありません。自分の家にあるものを工夫して使えば代用することが可能です。少しごまをすりたいときなどはこちらでご紹介した方法を試してみてください。代用品を使うときは正しい方法で使用しましょう。

間違っているとうまくすり潰すことができません。また、すり鉢にもメリットはあります。代用品では不十分だと感じた場合には思い切って購入を検討してみましょう。

すり鉢はおすすめ順にご紹介しているので迷ってしまった方は上から順番に検討してみてください。この記事を参考に代用品で美味しいすり潰し料理を作ってくださいね!

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