目次
写真を捨てる前にすること
捨てたいのに捨てられないものの代表が写真!気持ちの問題なんですけどね。写真の捨て方のコツは「写真を捨てる前にすること」がポイントです。
漂白剤で写真を消す
写真を細断したり切り刻めない人にオススメ
- マスクとゴム手袋をする ※漂白剤を使うので必ず着用してください!
- バケツと漂白剤(ハイター)を用意 ※100均にも漂白剤は販売しています。
- バケツに漂白剤をたっぷり入れます。
- 水を漂白剤の1/4~1/3入れます。
※漂白剤1本600mlの場合、水150cc~200cc。もし、落ちにくいようでしたら漂白剤を足してください。 - 漂白剤の中に写真を浸してください。数十秒後ほどで写真の表面が消えて白くなります。
- 新聞などに写真を包み、ビニール袋に入れて口をしっかり縛ってから捨ててください。この時、液モレに気をつけてください。服などに付くと色落ちする危険があります。
注意事項
塩素系の漂白剤を使用する時は締め切った部屋で行わず必ず換気をするか外で作業し、臭いがこもらないようにしてください。気分が悪くなったり吐き気がする場合は、すぐに作業を中止してその場を離れ、新鮮な空気を吸ってうがいをしましょう。また、皮膚に付いた場合は、素早く洗い流してください。
シュレッダーで細断する
なんてったって細断が一番安全な捨て方。シュレッダーにかける時、チラ見で目をつぶってもできるから写っている人の細断を見たく無い人にもオススメです。
捨てるモノの中に、自分の情報が分かるものがけっこうありますよ。年賀状、DM、宅配便の宛名、はもちろん、商品カタログに入っている注文書に最初から名前や住所が印刷されているものが最近目につきますので注意しましょう!
シュレッダーには2つのタイプがあります。シュレッダーが無い人はこの際買ってみてはどうでしょうか?
手動タイプ
鉛筆けずりのように、取っ手をぐるぐる回しながら細断します。写真を少しだけ細断したいとき向けですね。
電動タイプ
自動ですので楽々細断!たくさん細断したい人に向いています。値段は手動タイプよりは割高ですが、手間を考えたら電動をオススメします。電動シュレッダーは、家庭用で安いものだと3,000円くらいで販売していますよ。1つ不満を言えば、安いシュレッダーは音がうるさいようです。
ハサミタイプ
シュレッダーハサミは見たことありますか?ハサミについている5枚の刃で細断するハサミです。細断ハサミで写真を縦に細く細断します。縦に1本ずつ細断された写真をさらに横からも細断しましょう。写真がたくさんあると手が疲れてリタイアする可能性あり!
個人情報保護スタンプで目隠しする
シュレッダーやハサミでアルバムに貼られた写真を細断する場合、1枚1枚アルバムから剝がす作業がかなり面倒。その点、個人情報保護スタンプの場合はアルバムの写真に直接スタンプするだけです。細断ほどの処理力はありませんが、何が写っているかは見えないので十分大丈夫だと思います。
クリーンセンターに持ち込みする
「クリーンセンター」についてご存知ですか?「クリーンセンター」は地域ごとにある「ごみ処理施設」のことです。家庭ゴミを引き取ってくれるので、写真もOKです。「写真は切らなくても大丈夫?誰にも見られない?」と聞いてみたところ、写真はそのままの状態ですぐ焼却炉に入れるので第三者に見られる心配は無いそうです。
処理手数料がかかりますが、10キログラムにつき130円です。捨てる写真、10キロも無いでしょ。捨てる写真が大量にある時は「クリーンセンター」への持ち込みをオススメ。シュレッダーやハサミの手間を考えれば、迷うことはないですね。130円はお得です!
ガムテープでぐるぐる巻きにする
写真を重ねてひとまとめて、ガムテープでぐるぐる巻きにしましょう。簡単で手間がかからないのが良いですよね!ただし、個人情報保護の観点から見ると少々不安が残ります。
写真の捨て方
写真を捨てる前の準備が終わりましたらいよいよ写真を捨てます。
写真を「燃えるゴミ」に出す捨て方
写真の捨て方として一番ポピュラーな捨て方。一般的に写真は「燃えるゴミ」として分類している自治体がほとんどです。ネガフィルムについきましては「燃えないゴミ」や「プラ・資源ゴミ」として分類している自治体が多いようです。燃えるゴミに出す際、縁起や風水が気になる方は、白い布や白い紙で塩と写真を一緒につつんで捨てるといいようです。
写真を神社に依頼して供養する捨て方
- 写真を供養してもらう神社を探します。
最寄の神社に問い合わせるか、インターネットで検索してみましょう。 - 神社に供養の詳細について問い合わせます。
・供養と処分の費用
・写真の郵送方法
・供養証明書の発行の有無
供養と処分の費用の相場は、みかん箱サイズのダンボール1箱で5,000~30,000円。 - 写真を神社に送ります。
神社によって供養や処分の期間・日にちが異なります。1ヶ月に1度が一般的ですが、毎日行っている神社や、半年に1回や1年に1回の神社もあります。 - 供養と処分が終わりましたら、供養証明書を発行してもらいます。証明書の代わりにお守りを配布する神社もあります。
大量の写真を捨てる5つのコツ
①捨てる写真の基準を先に決める
②少しづつで良いので捨て始める
③残す写真を選ぶ
④捨てる写真の選別は一人で行う
⑤時間を決めて捨てる
風水的な写真の捨て方
写真は「その瞬間の気を記憶するもの」。「気」が封印されていますので、元彼、元カノの写真をとっておくと本当の意味での縁は切れていないことになります。古い縁を完全に切らないと新しい出会いを妨げます。2人で写真に写っているものは、処分することをオススメします。
写真の相手と完全に別れている場合
捨てる時は、ハサミで体以外をどこか一ヶ所切って、白い布や白い紙で塩と写真を一緒につつみ、晴れた日に紙袋に入れて通常のゴミの日に捨ててください。
写真の相手のことを忘れられない場合
相手のことがどうしても忘れられないで引きずっている場合は、自分の家よりも高い土地に写真を捨てましょう。公園などのゴミ箱に捨てても大丈夫です。写真が1枚なら2つ折りにし、複数枚あるのなら写真の写っている面を合わせて、白い布や白い紙で塩と写真を一緒に包んで捨てましょう。
まとめ
写真の捨て方は「写真を捨てる前にすること」さえ終われば、後は悩むことなく捨てることができますね。捨てるモノって、結構リサイクルできたりしますよね。写真もリサイクルできないか調べてみたんですが、写真はリサイクルできませんでした。
新聞紙などの古紙は紙の原料にリサイクルできるのですが、写真はNG。「禁忌品(きんきひん)」と呼ばれて嫌われていました。これを機会に写真の整理をしてみませんか。特に元カレの写真はすぐ捨てましょう!