遺影の処分方法!お焚き上げなどの手順や費用、間違った方法まで

お葬式の祭壇

皆さん遺影を処分するときはどうするか知っていますか?実は遺影の処分の方法にもきちんとやり方があります。「遺影について何も知識ないな…」「処分したい遺影があるけどどうすればいいかわからないな…」と思っている方はこの記事を参考にして処分してみましょう。今回は、遺影の処分のタイミングや処分方法についてご紹介します。正しく処分できるようになりましょう。

遺影はいつ処分すべき?タイミングは?

お焚き上げをしている様子

遺影は基本的に中陰仏事(一般的に四十九日)までは飾ることが基本になっています。中陰仏事の間はご先祖様の魂がこの世でまだ過ごしているとされているためです。なので中陰仏事が過ぎてしまえば、遺影は処分しても問題はありません。

しかし、終わったからと言ってすぐに処分しないようにしてください。宗派によっては遺影を使用する場合があります。確かめずに処分してしまうとまた用意しなければならないので面倒になってしまいます。宗派を知っていればインターネットで調べて必要か判断しましょう。

宗派がわからない場合は、自分の家系のお墓が置いてあるお寺や親戚に聞いてみてください。お盆などにも使用することが判明したら、布などに包んで日の当たらない風通しのいいところで大切に保管しておくようにしましょう。

遺影の処分方法

法要をしている僧侶

遺影にもきちんとした処分方法があります。大切なご先祖様の遺影です。謝恩の気持ちを込めてきちんとした処分方法に則って片づけるようにしましょう。

1.お寺の僧侶に弔いを依頼する

まずはお寺の僧侶に弔いを依頼します。依頼する際は自宅でできるのか、お寺で行うのかきちんと聞いておくようにしてください。きちんと確認していないと当日になってあたふたしてしまうのでスムーズに進めるためにも確認は必要です。

また、どんなに小さな疑問もきちんと解決しておきましょう。大事なご先祖様を弔ってもらうのに不安があれば安心して任せることができないですよね。疑問点は僧侶に聞くなどして解決させてから、弔いをするようにしましょう。

2.魂抜きをしてもらう

次に魂抜きというものをしてもらいます。遺影には亡くなった方の魂が宿っています。その魂を抜いて遺影をただの写真にすることを魂抜きと言います。抜かれた魂は天へ帰っていくと言われています。

3.お焚きあげをしてもらう

次にお焚きあげという作業をしてもらいます。お焚きあげにも亡くなった方の魂を天へ返してあげるという意味があります。自宅でやることもできますが、お願いしたお坊さんの寺院で魂抜きからお焚きあげまでやってもらったほうが安心できるのでおすすめです。

自分で行う場合は祈りながら焼却しましょう。火事にならないように周りには十分に気をつけながらお焚きあげをするようにしてください。

4.お布施を支払う

最後にお布施を支払います。お布施をお盆の上に乗せて「本日はありがとうございました。」などの言葉を一言添えて渡すようにしましょう。直接手渡しすることはマナー違反とされているので、必ずお盆の上に乗せて渡すようにしてください。

遺影の処分にかかる費用

合掌している夫婦

遺影にかかる処分費用は、僧侶に依頼した場合は1〜5万円程度かかります。僧侶に自宅に来ていただく場合は、お布施以外にもお車代などがかかってくるので注意が必要です。すべて合計すると、数千円〜10万円くらいになります。地域によっても変化があります。

四十九日の法要のお布施は10分の1くらいを目安に支払うと良いでしょう。しかし、どうしても不安な方はお寺に直接相談するのも1つの手です。

遺影を処分する際の注意点

仏壇の前に座って合掌している子どもたち

遺影を処分するときに注意しなければならないことは2つあります。

  • 誤って処分しないようにする
  • 自分でお焚きあげをするときは事故が起きないようにする

処分をするときは必ず今後必要になるか確認してから処分するようにしましょう。確認方法は記事の前半にも書いてありますが、まずは宗派を把握することが大切です。宗派によって使う場合と使わない場合があります。宗派は親戚に聞いたりしてみましょう。

親戚に聞くのが気が引けるという方はお墓の置いてあるお寺に直接問い合わせると聞くことができます。宗派がわかってしまえば、あとはインターネットで調べてお盆や弔いの流れと必要なものを確認するだけになります。

必要になった場合は大切に保管しておきましょう。布に包んで日の当たらない風通しのいいところに保管しておいてください。写真は日に当たってしまうと色があせてしまいます。また、湿気が多いところだと紙にカビが生えてしまうので風通しのいいところで保管してください。

風通しのいい場所が確保できない場合は2〜3日に1度換気するようにすれば、カビることは無いので試してみてください。自分でお焚きあげをする際は周りに燃え移るものがないか、小さいお子さんやペットは近くにいないかなど安全を確保してからお焚きあげをするようにしましょう。

お焚きあげは火を使うので、注意をしていないと思わぬ事故になりかねません。火災や火傷などのケガにつながる恐れがあるので注意してお焚きあげをするようにしましょう。

もしも、お寺でお焚きあげをやってもらえず、自分でやるのも不安と思う方は供養じまいの専門業者に頼んでみましょう。5,000円と比較的リーズナブルにやってもらえます。

怪我の心配もなく安心して任せることができます。気になった方は見積もりだけでも取り寄せてみてはいかがでしょうか?ぜひ検討してみてください。

遺影の間違った処分方法

ゴミ箱に紙を捨てる様子

遺影の間違った処分方法についてお伝えします。遺影を処分する時にやってはいけないことは、そのままゴミとして片づけてしまうことです。亡くなった方に対する思い出や尊敬の念は必ず存在します。思い出や尊敬を忘れないためにも遺影は然るべき方法で処分しましょう。

亡くなった方もいきなり片づけられたらびっくりしますよね。亡くなった方にもきっと心はあるので謝恩の気持ちを忘れないことが大切です。丁寧に心をこめて弔いをするようにしてください。ゴミとしてどうしても処分したい場合は、最低限魂抜きはしましょう。

魂抜きさえしてしまえばご先祖様の遺影はただの写真と額縁になってしまいます。ゴミとして処分できるようになりますよ。ゴミとして処分する場合は、自治体のルールに則って片づけるようにしましょう。

額縁のガラス面は不燃ゴミとして処分できます。額縁の方は、大きければ粗大ゴミとして捨てましょう。小さく自分で解体できるようであれば解体して自治体指定の袋に入れて捨てるようにしてください。解体するときは無理のない程度にケガをしないように気をつけておこなってください。

さいごに

合唱している男女

今回は遺影の処分の方法について詳しくご紹介しました。最後にもう1度おさらいしましょう。遺影を処分するタイミングは中陰仏事を過ぎてからです。

しかし、宗派によってはお盆なども必要になることがあるので宗派を確認して必要がないことを理解してから捨てるようにしましょう。遺影は魂抜きとお焚きあげをしてもらってから処分します。そうすることで、ご先祖様の魂を遺影から抜いてただの写真にするのです。

一般的に処分にかかる費用は1〜5万円程度ですが、お車代なども入れるともっと金額が上がる可能性があるので注意しましょう。処分する際に注意する点は以下の2点です。

  • 誤って処分しないようにする
  • 自分でお焚きあげをするときは事故が起きないようにする

ケガに繋がることもあるので注意点は守るようにしましょう。また、遺影をそのまま捨てるのはやめましょう。遺影にもご先祖様の魂はあります。謝恩の気持ちを込めてきちんと弔ってあげましょう。この記事を参考にして正しく処分できるようになりましょう。

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