目次
庭用の洗濯物干し竿を選ぶコツ
物干し竿の選び方は一軒家とマンションで少し違うので、お住いに合わせて選んでみてください。基本的に両方のパターンで共通して言えることは、物干し竿は紫外線や雨に強い素材や加工をしてあるものを選ぶことが大切です。
外にずっと置いておくものなので、加工をしていないとすぐに錆びてしまいます。錆びると洗濯物に錆が移ってしまう原因になるので外的刺激に強いものを選びましょう。また、弾力性があって折れにくい物干し竿を選びましょう。室内で干すときと比べると、長い場合が多いです。
弾力性があるものを使えばほどよくしなるので少し多めに干しても折れること無く干すことができます。悪天候時は女性一人でも移動できるようサイズや重さは購入する際に確認をしておくことをおすすめします。
マンションの洗濯物干し竿を選ぶコツ
マンションで物干し竿を選ぶ場合は初めから物干し台が設置してあることが多いです。なのでまずは台と台の間をきちんと測りましょう。
2.5m以上だったら両端が25cmはみ出るものを選びましょう。3.5mの間隔だったら30cm以上。4m以上の間隔だったら50cmはみ出るものをチョイスするとバランス良く洗濯物を干すことができます。
はみ出る部分があまりにも短いとバランスが悪くなってしまうため、中央部分が曲がりやすくなってしまったり、洗濯物が寄ってしまったりします。サイズ選びは慎重にしましょう。
一軒家の洗濯物干し竿を選ぶコツ
一軒家は物干し台が付いている場合と庭に自分で物干し台を設置する場合の2パターンがあります。物干し台が付いている場合は、マンションの洗濯物干しを選ぶときのコツでお伝えした方法で大丈夫です。
物干し台が無く、自分で用意する場合は好みに合わせて設置しましょう。風が多いところでは軽すぎると飛んでいってしまう可能性があるので少し重みがあるものを選びましょう。
湿気が多い地域は錆びやすいのでしっかりとコーティングがされているものを選んでください。住んでいる地域の気候や自分の好みと合わせて選ぶことが大切です。
庭で使える洗濯物干しの種類
庭で使える物干しの種類は全部で3種類です。環境や好みに合わせて選択するようにしましょう。
台付洗濯物干し
台付の物干しは庭や広めのスペースがあるご家庭におすすめしたい洗濯物干しです。1度にたくさんの洗濯物を干すことができます。
また、洗濯物同士の間隔を広めに取ることができるので早く乾かすことが可能です。備え付けのものでは物足りない方や日当たりのいい場所に干したい方、毎日たくさんの洗濯物を干す方におすすめの物干しです。
ベランダ用洗濯物干し
ベランダ用の物干しはベランダに取り付けて使うものです。昔はネジなどを使って設置するものが多かったですが、最近は突っ張り式のパイプを使う物もあります。
穴を壁に開けることがないので、賃貸の方でも安心して使うことができますし、大工仕事でも無いのでDIY経験が無い方でも簡単に自作することができます。備え付けの洗濯物干しがない方やベランダしか干す場所がない方におすすめできる物干しです。
布団干し
布団干しは布団だけにしか使えないと思っていませんか?実は布団以外にもラグ、シーツなど干せるものはたくさんあります。
ある程度のスペースは必要ですが、伸縮できるタイプやコンパクトサイズになるものもあるので室内干しをしたい場合にも活躍します。布団を干すスペースを作りたい方や既存の物干し竿だと高すぎて干すことができない方におすすめの洗濯物干しです。
庭におすすめの洗濯物干し
アイリスオーヤマ 洗濯物干し ステンレス 伸縮タイプ
こちらの商品は、台付物干しタイプのものです。下の土台の部分には砂か水を入れれば簡単に設置をすることができます。また、軽くて扱いやすいことも特徴の1つです。
あまりにも重いと悪天候時に運ぶのが大変になってしまいますよね。一度に5人分の洗濯物を干すことが可能なので、洗濯物が毎回大量にある方にはおすすめの商品です。
平安伸銅工業 突っ張りベランダ物干し竿受け
こちらはワンタッチでベランダに物干し竿を取り付けることができる商品です。竿受けの高さは床から約184cmまでの間で自由に調整でき、組み立てにも道具は不要です。
女性でも簡単に取り付けることができます。丈夫なステンレス製なのですぐに壊れることもなく、安心して長い間使っていただくことができます。
エカンズ 伸縮式多機能ふとん干し ダブルバータイプ
こちらは伸縮可能で狭いスペースにもらくらく置けてしまうタイプです。最大130cm最小94cmなのでどんな狭いところにも置けてしまいます。
また、重さも5kgと軽いため女性一人で軽々持ち運ぶことができます。折りたたんで収納することもできるので場所を取らずに保管することができます。雨が降ったら室内で使用することもできるので、1個持っておくととても重宝します。
庭で洗濯物を干す時の注意点
庭で干すときには以下のことに注意して干すようにしましょう。
- 日が出ている時間帯に干す
- きちんと日光を当てる
- 風通しを考えて干す
日の高い時間帯は10〜14時です。その時間は1日の中で1番気温の高い時間帯なので逃さないように干しましょう。しかし、冬の時期は10〜14時の間に完全に乾かすのは天候によっては難しくなってしまいます。
確実に乾かしたい場合は朝のうちに部屋干ししておいて10時になったら外干しに切り替えましょう。そうすればカラッと乾かすことができるのでおすすめです。また、日光に当てることで殺菌効果を得ることができます。
ニオイ菌も外に干すだけで殺菌できるので、できるだけ外に干すようにしましょう。また、紫外線が出ているのは晴れた日だけだと思われがちですが、実は曇りの日も紫外線は出ています。天気予報をチェックして曇りか晴れの日は干すようにしてください。
洗濯表示で「日陰干し」「日陰で吊り干し」の指示がある場合はそれに従いましょう。きちんと守ることで大切な洋服を長持ちさせることができます。さらに、干す時は風を味方につけることもとても大切です。風通しよく干すことではやく乾燥させることができます。
基本的にアーチ型を意識して洗濯物を干すようにしてください。アーチ型にすると風の通り道ができます。アーチ型を作る時は大人の服を外側に、お子さんの服を内側に干すようにすれば自然とアーチ型になりますので試してみてください。
さいごに
今回は洗濯物干しについて詳しくお伝えしました。最後にもう1度おさらいしましょう。物干し竿は一軒家・マンションで選び方が違います。自分のご自宅の環境や好みに合わせて選ぶようにしましょう。
物干しの種類は台付物干し・ベランダ用物干し・布団干し、この3つです。スペースを自由に使える方は台付物干しか布団干しで、スペースが限られてしまっている方はベランダ用物干しを選ぶようにしましょう。今回当メディアがおすすめした商品は以下の3つです。
- アイリスオーヤマ 洗濯物干し 布団干し ベランダ 物干し
- 平安伸銅工業 突っ張りベランダ物干し竿受け
- ステンレス伸縮多機能ふとん干しダブルバータイプ
干すときはこの3点に注意して干しましょう。
- 日が出ている時間帯に干す
- きちんと日光を当てる
- 風通しを考えて干す
外に洗濯物を干せばお家の目隠しにもなるのでおすすめです。この記事を参考に自分に合った洗濯物干しを見つけて洗濯物を干してみましょう。