目次
ボールペンの正しい捨て方
ボールペンの捨て方のポイントとして、捨てる前に必ずボールペンの素材を確認してから捨てましょう。
安く購入することができるボールペンはプラスチックや樹脂でできているものがほとんどなのですが、木や金属でできているボールペンもあります。また、ペン先は金属が使われていますので、ボールペンの捨て方を迷うかもしれませんが、ボールペンの捨て方はお住まいの地域の自治体のゴミの分別のルールに従って正しい捨て方をしなくてはなりません。
ボールペンを捨てる場合の分別は基本的に以下の3種です。
- 燃えるごみ(可燃ゴミ)
- 燃えないごみ(不燃ゴミ)
- 資源ゴミ
お住まいの地域でゴミの分別のルールを確認してください。
ゴミの分別の例を挙げてみると東京都の品川区の場合には、ボールペンの素材が何製の場合でも、インクやペン先の金属も含めて燃えるごみとして捨てる事ができます。神奈川県横須賀市の場合には燃えないごみとして透明のビニール袋に入れて捨てます。また、埼玉県新座市のように、ボールペンを分解するか分解しないかで分別が変わる地域もあります。分解しない場合には燃えないごみで分解して金属部分を取り除くことが出来ればプラスチック資源ゴミになります。
同じボールペンを捨てる時にもお住まいの地域によってゴミ捨ての分別のルールに違いがあるので、ボールペンを捨てる時は捨てる前に1度必ずお住まいの地域のゴミの分別ルールを確認して、正しい捨て方をしましょう。
ボールペンを大量に捨てるときの注意点
大掃除などで家のあちこちから大量にボールペンが出てきて、書けなくなってるしもう使わないから捨ててしまおうと思ったときのボールペンの捨て方をご紹介いたします。1度でまとめて捨てるときには注意が必要です。
不要になった大量のボールペンをそのままの状態でゴミ袋に入れてしまうとボールペンのペン先がゴミ袋を破ってしまい中に入れてあるゴミが散乱してしまうことがあります。
大量のボールペンの捨て方で、安全にまとめて捨てる手順は次の通りです。
- 捨てるボールペンを10本から20本を輪ゴムでまとめる
- ボールペンの束を新聞紙で包む。広がってしまわないようテープや輪ゴムで止める
- ゴミ袋に入れる
まとめてから新聞紙で包んで捨てる事でゴミ袋を破ってしまう危険性はほとんど無くなるので、ボールペンを大量に捨てる場合には面倒に感じてしまうかもしれませんが、ゴミ袋を破ってゴミが散乱してしまうことを考えれば安心できるボールペンの捨て方になるので実施してから捨てましょう。
ボールペンの再利用方法
ボールペンはインクが残っていても書けなくなってしまう場合があります。もし、インクが詰まって出なくなったので捨てようと思っているのであれば、インクが詰まったときの対処をご紹介いたしますので、ボールペンの捨て方を考える前に1度試してみてください。
インクが出ないボールペンを復活させる方法
ティシュを四つ折にし、その上にゆっくり10秒間書く
ティシュの細かい繊維で摩擦がおき、書けるようになることが多いようです。
ボールペンを上下に何度も振る
ボールペンに空気が入って書けなくなった場合に有効な方法です。ボールペンを上下に強く上下に振って空気を出します
ドライヤーをボールペンのペン先・インクに当てる
ドライヤーの熱によってインクが溶けます。素手で長時間ドライヤーをかけると火傷をする可能性がありますので手袋をつけてからドライヤーをかけましょう。
ペン先を除光液につける
ペン先を除光液に漬けて洗浄することで、詰まったインクの塊や異物などを取り除くことができます。
タバコを使う
タバコのフィルターにボールペンのペン先を差込、ねじを回すようにしばらくまわします。
ライターで炙る
ライターでペン先を炙ることで、ライターの熱でインクが溶けます。ただし、この方法は火傷の危険がありますのであまりおすすめしません。
捨てようと考えたボールペンの中には、書きやすく使いやすいお気に入りボールペンもあるかと思います。壊れてしまった場合には捨てる事も仕方の無いことですが、インクだけ切れて書けなくなってしまった状態のボールペンの場合にはインクの換え芯が販売されているので 換え芯を購入して入れ替えて使用しましょう。難しい手順も無く古い書けなくなった芯をボールペンから抜いて、新しい換え芯を入れるだけです。
高価なボールペンだけではなく、安く購入することが出来るボールペンでも換え芯は販売されています。書きやすく使いやすいお気に入りボールペンならば安易に捨てず、ゴミの削減にもつながるので換え芯を使って再利用してみてはいかがですか?
ボールペンを捨てる以外で処分する方法
ボールペンの捨て方として、処分する以外にも海外支援活動をしているNPO法人に寄付をするという方法があります。世界の発展途上国には、ボールペンなどの文房具を必要としている子供達がたくさんいます。使用する機会が少ない、まだまだ使うことが可能な文房具を海外支援活動をしているNPO法人を通して寄付することが可能です。
まだ書けるけど使う機会がないボールペンなどの文房具は捨てるよりも、困っている人や必要な人に送って支援することでゴミになってしまうよりも有意義に活用してもらえるので検討してみてください。但し、海外支援活動をしているNPO法人へボールペンなどの文具を発送するときの送料は、発送する人が支払う場合がほとんどですので、注意してください。
ブランド品のボールペンの場合
処分を考えているボールペンがブランド品や販促などでしか入手ができない人気のキャラクターの希少価値の高いボールペンの場合には買い取ってもらったりオークションやフリーマーケットのサイトやアプリで販売することができます。
ブランド品のボールペンの場合には買取業者に買取を依頼することで、状態によっては高価な値が付く場合もあります。
市場価値の高い需要のあるブランド例(50音順)
- 【ア行】アウロラ/ヴァルドマン/ウォーターマン/エス・ティ・デュポン
- 【カ行】カランダッシュ/カルティエ/キャサリンハムネット/クロス
- 【サ行】シェーファー/シグナム/ジョージ・ジェンセン/ステッドラー/スワロフスキー
- 【タ行】ダンヒル/ティファニー/デルタ
- 【ハ行】パーカー/ファーバーカステル/プラティグナム/ペリカン/ポルシェデザイン
- 【マ行】ミキモト/モンテグラッパ/モンテベルテ/モンブラン
- 【ラ行】ラミー/ルイヴィトン/ルイファグラン/レシーフ
また、企業の販売促進用で作られた一般的に購入することが難しいキャラクターのボールペンの場合にはオークションやフリーマーケットのサイトやアプリで出品するとコレクターが思わぬ高値で買ってくれることがあります。
但し、出品の手間や発送の手間が発生してしまいます。また買い手が見つけてくれるまでは捨てずに保管を続けなくてはなりません。
ブランド品や販促などでしか入手ができない人気のキャラクターの希少価値の高いボールペンの場合には、すぐに捨ててしまうのはもったいない場合があるので、処分する前に確認してみましょう。
まとめ
今回はボールペンの正しい捨て方について紹介しました。ゴミとしてお住まいの自治体ごとの分別のルールで捨てる話から大量に処分するときのコツ。換え芯を利用した再利用の方法から書けなくなったときの対処方法、海外支援で寄付をする方法、ボールペンに価値があるブランド品やキャラクターグッズの場合の販売までいろいろなボールペンの捨て方を紹介しました。ボールペンはルールに従ってご自分に合った捨て方や有効活用の方法をしましょう。