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引っ越しで不要になったベッドの処分方法
いらなくなったベッドがある場合、引っ越しのときに処分するのがちょうどいいタイミング。引っ越しまでたっぷり時間があるときに、4通りの処分方法のなかからじっくり選んでおきましょう。またベッドは重量がありサイズも大きいので、処分するにはほとんどの場合費用がかかることを頭に入れておいてください。
ベッドの処分方法
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- 自分でベッドを分解しマットレスと分けたら、自治体の粗大ゴミ受付センターに連して自宅まで収集に来てもらう(有料)
- 粗大ゴミ回収業者に引き取りに来てもらう(有料)
- 引っ越し業者に引っ越し当日に引き取ってもらう(有料)
上記以外に、市の広報や掲示板などに「無料でゆずります」と呼びかけて、ベッドを必要とする方にゆずる方法もあります。しかしすぐに引き取り手があらわれるとは限らないので、引っ越しまでに間に合わない可能性があります。誰かにゆずる以外のベッドの処分方法について、ひとつずつ見ていきましょう。
リサイクルショップで買い取ってもらう
ベッドをリサイクルショップで買い取ってもらう方法がありますが、実情として、ベッドを買い取ってもらえる可能性はとても低いです。ベッドは大きいものなので、家具のなかでもとくに売り場の場所を占めるもの。しかも需要が少なく、リサイクルショップでは非常に売りずらいものなのです。買い取ってもらえたとしても、自分で持ち込まない限り手数料が発生します。買い取り可能なベッドには、最低限以下の条件が必要です。
買い取ってもらえるベッドの条件
- 傷や汚れがない
- メーカー品
- マットレスもついている(メーカー品のマットレスならなおさら◎)
- 購入してから年数が浅い
ただし、これらの条件を満たしても買い取ってもらえない可能性があるので、引っ越し前の早い段階で買い取り可能かどうか確認しておきましょう。リサイクルショップを選ぶなら、家具や寝具の買い取りを専門とするお店をピンポイントで探した方が、買い取ってもらえる可能性が高いです。
自分の住む自治体の粗大ゴミ受付センターに収集に来てもらう
自治体に自宅まで収集に来てもらうには、ベッドを自分で分解し、あとは捨てるだけの状態にしておく必要があります。マットレスもあらかじめ玄関の外に運び出しておきます。まずは自治体の粗大ゴミ受付センターに連絡して、詳細を確認しておきましょう。
ベッドの収集にかかる費用の相場
- シングルベッド(マットレスあり):1,200円
- ダブルベッド(マットレスあり):2,000円
- キングサイズベッド(マットレスあり):2,800円
https://www.sodai-city.jp/nerima/www/cgi-bin/itemclassification_ref.cgi?fld=0&name=%e5%ae%b6%e5%85%b7%e3%83%bb%e5%af%9d%e5%85%b7%e3%83%bb%e5%bb%ba%e5%85%b7&code=1102000
自治体によって料金は変わるので、自分の住む町のホームページで調べておくといいですよ。
粗大ゴミ回収業者に引き取りに来てもらう
粗大ゴミ回収業者に頼めば、家で待っているだけでいいのでとても楽です。部屋のなかから外に搬出してもらえます。そのままでは部屋から出せない場合は、回収業者がベッドの分解まで請け負ってくれます。わざわざ自分でベッドを分解する手間がかからない点が、大きな魅力です。
運がよければ、問い合わせをした当日に引き取りに来てもらえます。粗大ゴミ回収業者のベッド処分料金は業者によって異なるので、何ヵ所か調べてから、納得のいく料金の業者に依頼しましょう。
引っ越し業者に引っ越し当日に引き取ってもらう
あらかじめ引っ越し業者にベッドの処分も依頼しておくことで、引っ越し当日にそのままベッドを回収&処分してもらえます。この方法は、一番楽です。引っ越しの当日までふだん通りにベッドを使用することができ、自分で分解する手間もかかりません。
引っ越し業者に引っ越しの見積もりをとる際に、伝えておくといいでしょう。粗大ゴミ回収業者に依頼するよりも処分料が安くなる、もしくは無料で処分してもらえることもあるので、おすすめです。極めてベッドの状態がよく、なおかつメーカー品の場合は、買い取ってもらえる場合もあります。
ベッドの処分を業者に依頼する方法
引っ越しで不要になったベッドを業者に頼んで処分したい場合、粗大ゴミ回収業者か、ベッドの処分サービスを行っている引っ越し業者のどちらかを選ぶことになります。どちらの業者を選ぶにしても、依頼するときの流れをあらかじめ把握しておくといいでしょう。粗大ゴミ回収業者と引っ越し業者それぞれに依頼した際の、ベッドの処分申し込みから処分当日までの流れまでを解説します。
ベッドの処分を粗大ゴミ回収業者に依頼した場合
粗大ゴミ回収業者1社を例にして、ベッドの処分を依頼する方法を紹介します。
おかたづけ110番
おかたづけ110番の特徴は、料金に「基本料金・回収料金・オプション料金」のすべてが含まれている点です。また24時間営業なので、依頼した当日に回収に来てもらえる可能性が高いです。
依頼からベッド回収までの流れ
- 電話(フリーダイヤル)かメールで問い合わせをする
- 電話で見積もり、または指定した日に無料出張で見積もりをしてもらう
- 作業開始
- 作業終了
- 現金にて支払い
料金
SSパック+αプラン(1Kタイプの片付け):16,000円(税抜)
SSパックプランはシングルベッド以外に冷蔵庫・洗濯機・袋ごみ数点の片付け&回収プラン。ベッドとマットレスのみの回収なら16000円からの値引き可能です。もちろん単品での回収も行っているので、一度問い合わせてみましょう。
http://www.okataduke-110.com/
ベッドの処分を引っ越し業者に依頼した場合
引っ越し業者にベッドの回収を依頼したときの一連の流れを紹介します。不用品の回収サービスを行う大手の引っ越し業者1社を例にあげて解説します。
アップル引越センター
アップル引越センターは、誰もが一度は聞いたことがある大手の引っ越し業者です。アップル引越センターなら、引っ越しと同時に不用品の回収を依頼することができます。また365日24時間インターネットで料金確認&申し込みができるので、助かります。
依頼からベッド回収までの流れ
- インターネットか電話(フリーダイヤル)で、引っ越しと引き取りの見積もりを依頼する
- 引っ越し当日に、引っ越し作業とベッドの引き取り作業開始
- 作業終了
- 現金にて支払い
料金
引っ越し料金は、それぞれの持ち物によって変わります。ベッドの引き取り料金の目安は以下の通りです。
- ベッド(フレームのみ):2,000円
- ベッドマット(シングル):4,000円
- ベッドマット(セミダブル):6,000円
引っ越しの日にベッドを処分してもらえるのは、ありがたいですね。もちろん分解する手間もかかりません。
https://apple-hikkoshi.jp/
ベッドの処分の注意点
ベッドの処分は、人生でそう何度も経験することではありません。それゆえに処分方法を間違えたり、引っ越し間際にあわてたりすることも多いのです。ベッドの処分に失敗しないためにも、これから紹介するベッドの処分の注意点をしっかりおさえておきましょう。
ベッドは売れたとしても高値はつかない
先程もお伝えしましたが、ベッドはリサイクルショップでの需要が少ないので、まず「売れない」と思っていた方が間違いないでしょう。はじめからベッドを処分する際の選択肢に、買い取りを入れない方が賢明です。いつまでたっても、ベッドを処分できなくなる可能性があります。
自治体に収集してもらうにはベッドを自分で分解・解体しておく必要がある
自治体の粗大ゴミ回収の場合、部屋のなかから外への搬出はしてもらえません。おさらいになりますが、自分でベッドを解体して、マットレスとともに家の外に出しておく必要があります。自治体の粗大ゴミ回収は、あくまでも自宅前に出してある粗大ゴミを「収集」してくれるだけなので、注意しましょう。
自治体や業者に回収を申し込むときはマットレスの有無など細かく伝える
電話で申し込みをするときに曖昧な伝え方をしてしまうと、回収当日に思わぬトラブルが発生することがあります。面倒なことが起こらないように、以下の項目について事前に細かく伝えておきましょう。
- ベッドの素材や特徴
- マットレスの有無
- 解体までしてくれるのかどうか
- 明確な回収費用について
はじめにしっかり伝えておくことで、のちのトラブルを回避することができます。
さいごに
ベッドやマットレスは家具のなかでも一番大きなもの。引っ越しのとき、処分の仕方に悩む方は多いと思います。しかし、前もって適切な処分方法を選び、早い段階で問い合わせなどをしておけば、無駄な労力を使うことなくスムーズにベッドを処分することができます。今回ご紹介したベッドの処分方法は、料金はかかりますが本当に便利です。引っ越しの際のベッドの処分に、ぜひ役立ててみてください。