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電子レンジの処分方法
電子レンジを処分する場合の処分方法は何通りかあります。費用は抑えたい場合や回収の日時を指定したい場合などで処分方法はそれぞれです。
粗大ゴミか燃えないゴミ等で処分する
電子レンジは「粗大ゴミ」か「燃えないゴミ」で処分できます。通常の電子レンジの大きさでは、ほとんどの自治体では粗大ゴミとして扱っています。粗大ゴミになるルールは自治体によってさまざまですが、最長辺が30㎝以上になると粗大ゴミの対象になることが多いです。
ただ、最長辺が50㎝以上の場合や縦横高さを合計した長さが1m以上の場合、など地域によって異なります。自治体のゴミだしルールを確認して、電子レンジが粗大ごみの対象なのかを調べてみましょう。
粗大ゴミの場合は、電話やインターネットで申し込みをしてから、指定の処理券や回収シールを購入します。これは、地元のスーパーやコンビニで手に入ります。決められた日時までに用意をしたら、処理券やシールを電子レンジに貼り指定の場所へ出します。
粗大ゴミを出す場合は、自宅の前に置くケースやゴミ集積所に置くケースなどあります。また、電子レンジにはターンテーブルや角皿などの付属品が付いているものも多いですが、これらは粗大ゴミとは別に燃えないゴミで出すように決められている自治体もあります。
不明な場合は回収日までに自治体で確認をしておきましょう。中には燃えないゴミで本体そのものも回収している自治体もあるようです。その場合は自治体指定の燃えないゴミ専用の袋に入れて出すことになっています。
粗大ゴミは希望の日時が指定できませんが、処分費用を抑えて捨てることが出来る点がメリットです。
小型家電リサイクル法を利用する
小型家電リサイクル法とは、よく聞く「家電リサイクル法」とは別物で異なります。家電リサイクル法は主に洗濯機やテレビなどの大型家電が対象です。
一方、小型家電リサイクル法は電子レンジや炊飯器、パソコンなどの小型の家電製品が対象で「資源を捨てずに再利用しゴミを減らすこと」を目的としているものです。そのため、利用しても利用をしなくてもどちらでも選ぶことが出来ます。
利用するということは、リサイクルに協力をする、と考えても良いでしょう。大型家電の引取りと違い、行政のサービスを利用する場合は、基本的には料金はかからずにリサイクルとして処分できます。
利用方法は小型家電回収ボックスが設置されている施設や区役所に持ち込む方法や、総合スーパーなどの店頭回収、国から認定を受けている認定業者から回収してもらう方法などあります。
利用方法や対象製品は自治体によって大きく差があり異なっているため、利用の際はそれぞれの自治体で確認してみてください。
店舗で処分を依頼する
新たに電子レンジを購入する予定がある場合は、購入先の家電店舗などで引取りをしてもらえることもあります。引取りにかかる料金は、店舗によって変わり無料で引き取ってもらえる場合もあります。
新しい電子レンジを購入せず、処分品の引取りだけを依頼する場合は有料になることがほとんどです。大型店舗では1,000円位が目安のようです。
また、店舗によっては下取りとして引き取ってもらえることもあります。下取り価格は1,000円~2,000円前後が多いようですが、処分もでき買取してもらえるので利用したいサービスです。
不用品回収業に依頼して処分する
不要品を専門回収している事業者にリサイクル品として引き取ってもらう方法もあります。自治体のリサイクル処分では日にちが先になるケースが多いため、急いでいる場合や他の家具などの不用品も一緒に回収したい場合は便利です。
回収業者によっては、状態がよい品物は買い取ってもらえる場合もありますが、回収業者に依頼する場合は、利用料金が粗大ゴミに出すよりも高くなる場合がほとんどです。
また、回収業者は認可が必要であるため、認可された業者なのかを申し込む前に必ず確認しましょう。無許可で回収する業者は不法投棄など処分方法が不適切であることや、著しく高い金額を請求されることもありますので注意して下さい。
電子レンジの処分にかかる費用
自治体の粗大ゴミにかかる費用は、指定の処理券やシールを購入する際の費用で、自治体によって変わりますがだいたい500円~1,000円前後のところが多いようです。
不用品回収業者は無料で回収を行っている業者もあれば、有料のところもあります。有料の場合、電子レンジは1,500円~3,000円くらいと考えておくとよいでしょう。また、他の不用品も同時に処分を依頼すると、割安になる場合もあります。
電子レンジを売る方法
買取のサービスを利用する場合に、少しでも買取額を上げたいのであれば、電子レンジを内側も外側もきれいに掃除をして、ターンテーブルや角皿、取説などの付属品もそろえておきましょう。
リサイクルショップなどの買取業者に売る
店舗買取はリサイクルショップや質屋などに持ち込んで査定をして買取が成立します。この場合は、買い取り額が希望額でないため売るのをやめても、査定代などの費用がかかることはありません。
出張買取業者に売る
出張買取は、回収業者が家まで来て回収と買取を行ってくれます。買取が成立した場合は出張料金は無料ですが、成立しなかった場合に見積もり料や出張料がかかるかどうかなどは事前に確認しておきましょう。
宅配買取業者に売る
宅配買取は、段ボールなどに自分で梱包をしてから宅配で送ると、業者から買い取り金額が支払われるような便利なサービスです。しっかり梱包をしないと配送中に破損してしまい、買取不可となることもあるので気を付けて下さい。
また信頼できる業者でないと事前に調べた買取額とはかけ離れた金額で買い取られたということもあるようです。宅配買取業者を選ぶ際は慎重に選ぶようにするとよいでしょう。
フリマやオークションに出品する
日ごろからフリマやオークションを利用している人は、自分の好きな時間に行えるのでおすすめです。タイミングが良ければ、買取業者に出すより高値ですぐに落札される場合もあります。売り手がつかないことも考えられるため、確実に処分をしたい人には不向きかもしれません。
自治体
住んでいる地域の自治体でリサイクル運動など行っている場合は、ガレージセールなどでリサイクル品と出品する方法もあります。フリマやオークションのように好きな金額をつけることが出来るのがメリットです。
電子レンジの買取サービス
買取サービスを行っている店舗にはそれぞれの特徴があります。事前にいくつかの店舗を比較しておくとよいでしょう。
家電高く売れるドットコム
販売店舗を持たずにインターネットで買取・販売をしている家電買取専門店です。ネット販売のみのため、その分買取価格に還元して高い買い取り額も期待できます。新品の販売価格や過去の取引の履歴をもとに、適正価格で買い取りをしてもらえます。
ハードオフ
全国展開しているハードオフは店舗での買取だけでなく、出張買取や宅配買取も可能です。出張費用や宅配料も無料のため、売る側にはありがたいサービスが充実しています。
ただし、取扱品が幅広いため、専門的な査定というよりはマニュアル化された査定になるため、場合によっては他の買取店より安くなることもあるようです。
買取販売ハッピー
買取販売ハッピーでも店舗への持ち込み買取の他、出張買取や郵送買取を行っています。中古家電の販売、レンタルも行っているため、買取にも力を入れているようです。東京23区、神奈川県や千葉県の一部では出張料は無料です。
まとめ
電子レンジはその大きさから、粗大ゴミ扱いになる自治体が多いようです。ただし、中には燃えないゴミで出せる自治体や、小型家電リサイクル法で回収ボックスに無料で投函できる自治体もあります。状態がよければ買取に出す選択もよいですね。
処分の方法はそれぞれ特徴がありますので、状況にあった処分方法を見つけてください。