生ゴミの正しい捨て方と種類別の分別方法

生ごみ処理機やディスポーザーがないご家庭でも、正しい捨て方や対策を覚えておくと、生ゴミから出る臭いを抑えることが出来ます。悪臭が出なければ、イヤなコバエが寄ってくることも防げますよね。生ごみの正しい捨て方や分別方法についてご紹介します。

生ゴミの正しい捨て方

有機性廃棄物

水気をしっかり切る

生ごみのイヤな臭いは、生ごみの中で繁殖する雑菌などの菌が原因です。そしてその雑菌は、生ごみの栄養素と水分、温度によってどんどん繁殖していきます。

そのため野菜の皮や、食べ物の食べ残しには水分が多く含まれていることや、水がかかりやすい所に生ごみを置いておくことで、菌の繁殖がさらに進みます。

臭い対策として大切なポイントは、生ごみの水気をしっかりと切って、水分がかからない所で処理することです。シンク内に置く三角コーナーも濡れやすいため、シンク内ではできるだけ使わないほうが良いでしょう。

調理中の生ゴミを水に濡らさない工夫をする

臭い対策として、調理中に出る生ごみを水に濡らさないようにすることも大切です。

対策の方法は、

  • にんじん、大根、ジャガイモなどの野菜は皮をむいてから洗うようにする
  • 水分を含んでいない玉ねぎの皮や野菜くずは、水に濡れていなければゴミ箱に直接捨てる
  • 水分を多く含む果物や野菜は、広げた新聞紙の上で皮をむき、新聞紙ごと捨てる、

などが有効な対策です。

食べ残しは新聞紙に捨てる

新聞紙には、印刷されているインクのクルーやタルクに吸着効果があると言われています。そのため、生ごみなどを新聞紙で包むと消臭効果が期待できます。

加えて、新聞紙には吸水性と吸湿性も備わっていますので、食べ残しなども新聞紙に包んで捨てることで水が漏れにくくなります。食べ残し用のゴミを入れる袋に、あらかじめ切った新聞紙を敷いて使うのもおすすめです。

新聞紙で包む&重曹をふりかける

重曹にも消臭効果があると言われています。そこで、新聞紙を入れるビニール袋に重曹も一緒に一つまみ入れておくと、さらに消臭効果が期待できます。ビニール袋の口をしっかりと結んでおきましょう。

冷凍する

生ごみの臭いを完全に断ち切りたい場合は、生ごみを袋に入れたまま冷凍庫で冷凍させる方法がおすすめです。冷凍することで、悪臭の原因である雑菌は無力化となり、臭いが発生しなくなります。

ゴミを冷凍庫に入れる、という考えに抵抗があるかもしれませんが、もともと冷蔵庫に入っていたもののいらない部分だけを戻す、と考えてみて下さい。冷凍する方法は生ごみの臭いを完全に断ちたい人には最善の対策でしょう。捨てる時は、ゴミ出しの直前に冷凍庫から出してください。

生ごみの分別方法

たくさんの野菜の皮

生ごみとして出せるもの

野菜や果物のくず、肉類や肉加工品・魚の内蔵などのあら、骨(肉、魚)、卵の殻(殻に付いたシールははがす)、あわびやさざえなどの貝殻やカニの甲羅、ご飯やパンの残り、麺類(スープは除く)、チーズやバターなどの固形の乳製品、お菓子、コーヒーがらやティーパックなど

出せないもの

牛乳やヨーグルトの乳製品、調味料、汁物、飲料物、雑草や剪定くず、ビニール類、新聞紙、割りばし、タバコの吸い殻、薬、薬品類、乾燥剤、ペットのフン、紙オムツ、お菓子などの包装袋など

生ゴミを捨てる時に新聞紙がない時の代用品

牛乳パック

牛乳パックやジュースのパック

牛乳パックやジュースのパックは、紙でできていますが内側はろうでコーティングされています。そのため、防水性に優れているので、生ゴミを入れても水漏れの心配がありません。

パックの口を開きそのまま生ゴミを入れて、口を閉じてビニールに入れれば臭いも気になりません。注意点は、横にしたりすると水分が漏れてくるため立ててゴミ箱に入れて下さい。

厚めの紙袋

新聞紙の代用として紙袋を使うこともできます。紙袋の中でも紙が厚めのものだと、水分が染み出しにくいです。

雑誌や冊子、カタログなど

いらなくなった雑誌や冊子、ダイレクトメールで届いたカタログなどの紙類も利用できます。ビニールの中に新聞紙の代わりに敷いて、その上に生ゴミをいれてみてください。

生ゴミを極力出さずに消費する方法

野菜

野菜類の下ごしらえ

そもそも野菜などは傷むものなので、大量に買い込むのはやめて食べきれる量だけを買いましょう。そして、下ごしらえの段階で可食部分はできるだけ残すようにします。

トマトやピーマンのヘタ部分は、大きくカットし過ぎることが多いですが、トマトは包丁の先でヘタの部分をぐるりとえぐる、ピーマンは硬い部分と種だけを取るだけで良いでしょう。ホウレン草や小松菜などの葉物は、キレイに洗えば根元を大きく切らずに済みます。大根やジャガイモなど皮をむくものは、できるだけ薄くむくように心がけましょう。

丸ごと使う料理をする

キャベツやレタスの外葉、大根やにんじんの葉:炒めたり茹でたりなど、加熱すると美味しく食べれます。にんじんやセロリの皮、ブロッコリーの茎:歯ごたえを生かしてきんぴらにするのもおすすめです。セロリの葉、ネギの青い部分、大根の皮:料理の青みや風味に使ったり、大根の皮は細切りにしてスープで煮込むのも良いでしょう。

汁物

残った味噌汁で茶わん蒸し風:味噌汁に溶き卵とかまぼこなどの好きな具材を入れて電子レンジで温める、茶わん蒸しのようになるリメイクレシピです。残った汁物にご飯をいれて煮込めば雑炊やリゾットとして食べることが出来ます。また、うどんを入れるのも良いでしょう。ジャンルに合わせて、しょうゆ、オイスターソース、中華だしなどの調味料やとろけるチーズなどをトッピングしてみてください。

魚料理の骨

カリカリにあげればスナックのように食べやすくなります。栄養価も高いのでお子様のおやつや大人のおつまみにもおすすめです。

生ゴミのコバエを防ぐ方法

ゴミ箱

コバエはとても小さいため、わずかな隙間があれば侵入されてしまいます。そしてコバエがよってくるのには「臭い」が主な原因と言われています。そのためコバエを防ぐためには臭いを発生させないことが重要です。

生ゴミなど臭うものにはフタをすることで、コバエが寄ってくるのを防ぐことができます。袋の口はしっかり閉めるなど臭いが漏れないようにしましょう。他にも、ゴミ箱はふた付きを使うようにして、ゴミ箱にも食品の汚れが付きやすいためゴミ箱も清潔に保つようにします。

玉ねぎ、ジャガイモ、みかん、バナナなど常温保存する野菜・果物が少しでも傷みはじめるとコバエが寄ってくるので傷む前に食べるようにしましょう。

また、醤油やサラダ油などの調味料にもコバエは寄ってくるので、密閉容器に入れるか冷蔵庫にいれておき、コバエはアルコール類も好むため、空き缶や空き瓶は中をすすいでからゴミ箱に入れるようにします。

三角コーナーや排水口には生ごみをため込まないようにすることはもちろん、食べた後の食器を放置すると、食べカスの臭いでコバエが寄ってくるため、使った食器類にも注意しましょう。ぬか床を作っている人はしっかりと密閉容器に保存します。観葉植物などの植木鉢の受け皿に、水が溜まりっぱなしにならないようにしてください。

まとめ

野菜の生ゴミ

生ゴミは水に濡れたり水分が多いと、雑菌が増えてイヤな臭いの元となります。そして、そのイヤな生ゴミなどの臭いをそのままにしておくと、コバエが寄ってきます。生活していくうえで、生ゴミはどうしても出てしまうものです。できるだけ生ゴミを出さないような心がけや、生ゴミから悪臭が出るのを防ぐ対策を意識するとよいですね。

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