缶コーヒーを温め方3つ!湯せんや電子レンジなどを使った正しい方法とNG行為

缶コーヒー

自動販売機やコンビニで温かい缶コーヒーを買っても、すぐに飲まないと冷めてしまいますよね。冷めてしまった缶コーヒーを正しく温める方法をご存知ですか。缶なので温め方によっては、危ないこともありますが、正しく温めれば買った時のような温かさで美味しく飲むことができます。自宅でできる簡単な温め方や、外出先でも使える便利なグッズなどご紹介します。

冷めた缶コーヒーを温めたい!でもどうすればいいの?

自販機で飲物を買う男性

冷めてしまった缶コーヒーでも、温めて飲むことができます。ただし、温めかたや温度には注意が必要です。温めすぎると熱すぎて飲みにくくなることや、火傷をする恐れもあり、温めすぎることで美味しく飲めないこともあります。

自動販売機の缶コーヒーの温度はだいたい55度前後なので、温める時にはこの位の温度を目指して温めるようにしましょう。55度前後の目安は手で持った時に「少し熱い」と感じるくらいです。

缶コーヒーの正しい温め方

100度

湯煎(ゆせん)

ガスや電気が使える場所であれば、湯煎で温めるこの方法が、最もポピュラーな温め方です。ただ湯煎の時間が長すぎると、熱すぎて飲めないほど温まることもありますので、注意して下さい。

料理用の温度計があれば使って、55度前後で取り出すと自販機と同じくらいの温かさで飲めます。温度計が無い場合は、様子を見ながら取り出してください。湯煎で温める方法には、いくつかやり方があります。

鍋を使う方法

  1. 鍋に缶コーヒーがつかるくらいの量の水を入れ火にかけて沸騰させます。
  2. 沸騰した鍋の火を止めたことを確認してから、缶コーヒーを入れます。
  3. 5分~10分くらいそのまま放置します。

簡単にできますが、やり方によっては危険もあります。水の状態から缶を入れて火にかけ、そのまま忘れてしまうと、缶が爆発してしまったというケースもあるようです。沸騰させたお湯の火を止めてから、缶を入れて温めましょう。

電気ケトルを使う方法

  1. 電気ケトルに水を入れて、スイッチを押し沸騰させます。
  2. 缶コーヒーをそのまま入れても良いですが、衛生面で気になる場合は、耐熱用計量カップなどに缶コーヒーを入れて、そこへ沸騰したお湯を満タンに注ぎます。
  3. 5分~10分くらいそのまま放置します。

その他の湯煎方法

沸騰させた鍋やケトルを使った方法が好ましいですが、他にも炊飯器やホットプレートに水またはお湯を入れて、その中に缶コーヒーを入れて温めるという方法もあります。

電子レンジ用「Hotす~る」を使う

缶をそのまま電子レンジにかけることは、絶対にしてはいけないことですが、便利なグッズを使えば、電子レンジを使い短時間で温めることができます。

「Hotす~る」は、電子レンジの発するマイクロ波の特性を利用して作られたもので、わずか1、2分の時短で温めることができます。「Hotす~る」の容器に水を入れて、缶をそのまま入れて電子レンジで温める方法です。

缶の周りに液体の層をはることで、湯煎と同じ環境となるそうです。熱の循環も考えて作られているため、温度のムラもほとんどないとのことです。販売価格は税込500円、こちらのサイトから購入ができます。

Hotす~る出典:http://www.nishiyama-corporation.jp/product/2

缶ウォーマーを利用する

缶を温める専用のウォーマーを使えば、冷めた缶コーヒーも温めることができます。専用のウォーマーとは、コンビニなどにも置いてある、ボックス型の缶ウォーマーです。手頃な価格であれば5,000円程度から購入できます。

オフィスなどパソコンのある環境で缶コーヒーを温めたい時は、USBにつないで、缶コーヒーを置いて温めることができるウォーマーもあります。手軽でデザインもシンプルなので邪魔にならず、USB電源を使うので安心して使えます。

また、「IH缶ウォーマー」という本格的な缶温め専用のコンパクトなウォーマーもあります。ただ、この商品はスチール缶専用のため、最近多く使われているアルミ缶の缶コーヒーでは使用できないようです。

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外出先で缶コーヒーを温める方法はある?

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便利アイテムを使う方法

外出先で冷めた缶コーヒーを温める場合、車のシガーソケットや、モバイルバッテリーがあれば、便利なアイテムを使って、温めることができます。

Miletech トラベラー カップホルダー

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電源ケーブルをシガーソケットに差し込み電源を入れるだけで、冷めた缶コーヒーを温めたり、温かさを持続させることができます。コンパクトなサイズなので、車のドリンクホルダーにすっぽりと収まり、邪魔にならず持ち運びにも便利です。


LUERME 保温ケース ドリンクウォーマー

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モバイルバッテリーを使って給電できる、持ち運びに便利な保温ケースです。蓋もついているので、熱が内部で循環しながら効率的に短い時間で温まります。寒い季節でも外の気温に左右されにくく、電源を切っても2時間くらい温かさが維持できるようでとても便利です。

冷めないよう保温をして外出する

自宅で温かい缶コーヒーを準備できたら、できるだけ冷めないような保温を工夫して外出すれば、温かさが維持できます。発泡スチロールの箱とアルミホイル、使い捨てカイロがあれば、即席加温ボックスが作れます。

発泡スチロールの箱の内側に使い捨てカイロを貼ります。カイロの上から、空気が通る隙間を少し開けながら、アルミホイルを全体に貼りつけます。そして温めた缶コーヒーを入れて、箱のふたをしっかり閉めましょう。隙間が空いている時はタオルなど詰めておくとより効果的です。

缶コーヒーにNGな温め方とは?

Image of the microwave oven on a white background

直火で温めてはいけない

現在の缶詰は、内側に金属の腐食防止のコーティングがされていて、直火で加熱することで、そのコーティング剤が溶け出し、有害物質が出る可能性があります。また、缶コーヒーは、缶を火にかけて飲むことを想定して作られていません。有害物質がどこまで人体に害があるかはっきりしていませんが、危険なのでやめましょう。

ストーブの上に直接置くのはダメ

ストーブの上に直接置いて温める方法も、とても危険な温め方ですのでやめてください。この温め方は、急に缶が爆発することがあります。フタを空けていても、いなくても、ストーブには缶を温める用途はありませんのでやめましょう。

火をつけたまま鍋で湯煎は危険

鍋で湯煎をする際、火をつけたまま湯煎すると、缶が爆発・破裂してとても危険です。鍋などを使って湯煎する際は、沸騰したら火を止めて缶コーヒーを入れるようにします。水の状態からであっても、缶コーヒーを鍋に入れたまま、火をつける行為は絶対にやめてください。

缶のまま電子レンジは厳禁

電子レンジに缶コーヒーをそのまま入れて温めると、マイクロ波が届かず、火花が散りとても危険で、電子レンジの故障にもつながります。電子レンジを使うときは、専用のグッズを使うことや、電子レンジ対応のカップに中のコーヒーだけを移してから温めるようにして下さい。

まとめ

缶コーヒー

冷めた缶コーヒーを温める最もポピュラーな方法は湯煎なのですね。

沸騰したお湯に缶コーヒーをそのまま5分ほど入れておく方法ですが、温めすぎたり火をかけたままにすると、缶が爆発する危険があるので注意しましょう。

缶コーヒーをそのまま電子レンジで温めることは、絶対にしてはいけませんが、「Hotす~る」という商品を使えば、電子レンジで短時間で温められるので便利です。

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