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紐付き洗濯バサミで効率よく干す方法
紐付き洗濯バサミを使えば、いつもの洗濯を更に効率よく作業することが可能です。紐付き洗濯バサミの応用の仕方を見ていきましょう。
物干し竿やハンガーラックに紐付き洗濯バサミを引っ掛けて使う
物干し竿に紐付き洗濯バサミを引っ掛けておけば、いつもよりもたくさんの洗濯物を干すことができます。特に、バスタオルや小物など、ハンガーにひっかけにくい洗濯物を大量に干す時にも、物干し竿にかけた紐付き洗濯バサミがあれば対応できます。
それだけではありません。これから梅雨の季節に入ります。紐付き洗濯バサミを室内干し用のハンガーラックにかける作戦はとっても便利!なぜなら、部屋干しする際はハンガーラックが必須ですが、室内干し用のハンガーラックなんて使うのは梅雨時期くらいです。一家に1つか2つしかありませんよね。
そう、部屋干しは、ただでさえ乾きにくいのに、洗濯する量も限られるのが悩みの種。「新しいハンガーラックを購入するのは無駄な出費・・」「何とか洗濯できる量を増やせないかな?」そんな時は、ハンガーラックに紐付き洗濯バサミをひっかけて使いましょう!紐付き洗濯バサミなら長さを調整できるので、他の洗濯物と密着しない様に干すことも可能です。
ハンガーに紐付き洗濯バサミを引っ掛けて使う
お出かけ用のスカートや、スーツのズボンなど、しわになって欲しくない洗濯物を干す時って、それ専用のハンガーが必要ですよね。しかし、持ってない場合は仕方なく物干しざおにかけて干すしかありません。そうすると、洗濯スペースを圧迫することになります。その悩みは洗濯バサミとハンガーで解決できます!
ハンガーの肩にあたるくぼみに紐付き洗濯バサミをひっかけて使えば、スカートや長ズボンを干す時にとても有効です。それ以外にも、ハンガーからズレ落ちやすいシャツやバスタオルを干す時などにも活用できるので、常にセットしておくと良いでしょう。
洗濯する前の靴下に着けておく
靴下を干す時って結構面倒くさいですよね。靴下は、大抵ピンチハンガーに取り付けるので、片手に靴下、もう片手でハサミを開いて、靴下一枚を付けるのに、両手を使わなければなりません。
そんな時は、洗濯前の靴下に紐付き洗濯バサミを着けておく、という方法がおススメ!洗濯が終わったら、そのままピンチハンガーに紐付き洗濯バサミの輪っかをかけるだけです。片手でスイスイ作業できるので、面倒な靴下を干すのも早く終わらせられます。紐付き洗濯バサミを付けるときは、他の洗濯物と絡まってしまうといけないので、ネットにまとめて洗濯機に入れましょう!
紐付き洗濯バサミを上手に活用する方法
紐付き洗濯バサミは、洗濯物を干す時以外にも、色んな活用方法があります。ちょっとした工夫で快適な生活空間にできるでしょう。
- クローゼットのフックにかけて活用
- 椅子の背もたれにかけて活用
- キッチンで活用
クローゼットに取り付けられたフックやS字フックは、帽子やネクタイなどをかける場所ですよね。しかし、フックをたった1つの小物だけに活用するなんて、すごくもったいない!フックには、ぜひとも紐付き洗濯バサミをかけて使ってください。紐を長くすれば、フックの下に、更に別の帽子やネクタイを吊るすことができるのです。
また、家事をしていれば、ハンカチや布巾を使いますよね?手を拭いたり、テーブルを拭いたり、常に手元にあって欲しい物です。けれど、ちょっとした空き時間などに、半濡れ状態のハンカチや布巾を干したいな、という場合は、紐付き洗濯バサミを2つ使って椅子の背もたれにかけましょう。背もたれの両サイドに、紐付き洗濯バサミをかければ、ハンカチや布巾をかけられます。
最後にキッチンでの活用方法です。キッチンにはスポンジを吊るすスペースってほとんどありませんよね?スポンジはいくら水を切っても、完全に水分を出し切るのは難しい!だからといって、キッチンラックに放置しておくと、段々カビが発生してきます。スポンジを長持ちさせるには干す必要があります。「でも洗い物に使うスポンジって清潔じゃないから、他の洗濯物と一緒にはできない!」という問題がでます。そこで、蛇口やシンクの上付近にある鍋置きラックに、紐付き洗濯バサミをひっかけてスポンジを吊るしましょう。キッチンラックも必要ないし、スポンジも干すことができるので便利ですよ。
紐付き洗濯バサミでゴミ袋のカラスや猫よけに利用する方法
紐付き洗濯バサミは、ゴミ袋をあさりに来る野生のカラスや猫の対策にも利用できます!地域によっては、自宅の前にゴミ袋を回収しに来てくれる自治体もあります。集合ゴミ捨て場に行かなくていいので楽ですよね!でも、自宅の前にゴミ袋を置くと嫌な問題が発生します。野生のカラスや猫がゴミ袋をあさりにやってくるのです。これは厄介!
特に夏場の場合は、家に生ごみがあればすぐにでも捨てたくなりますよね。できれば、ゴミ収集が来る前から外に出しておきたいものです。しかし生ごみは、野生カラスや猫の恰好の的。どうすればゴミをあさられない様にできるのでしょうか?自宅前なのでゴミ回収ボックスを置くわけにもいきません。
そんな時は、ゴミ袋に網やカゴをかぶせて、野生のカラスや猫からガードしましょう。「野生動物には、網もカゴも通用しない!」これぐらいの対策なら試してきた人も多いですよね。そこで、紐付き洗濯バサミで網やカゴが取られない様に補強します。ゴミ袋を置く場所に、門が近くにあれば棒に紐付き洗濯バサミをひっかけて、網やカゴが簡単には取れない様に補強してください。自宅前でゴミ袋をあさられる被害も無くなるでしょう。
紐付き洗濯バサミの紐が切れたときの代用
紐付き洗濯バサミを使っていたら「洗濯バサミについている紐が切れちゃった!」そんな時は、代用の紐を使って直しましょう!2通りの方法をご案内します。
麻紐と結束バンドで代用する方法
用意する物は、麻紐と結束バンドです。
- 結束バンドで輪っかを作る
- 洗濯バサミの輪になっている部分に麻紐をまく
- 麻紐を好みの長さにカットする
- 結束バンドと麻紐を結ぶ
初めに、結束バンドで輪っかを作ります。これは、フックなどに引っ掛ける役割ですね。次に、洗濯バサミの中央部分、針金の輪に麻紐を結んでください。なるべく強く、ほどけない様にしましょう。麻紐を使いやすい長さにカットして、結束バンドに結べば完成!
この方法のメリットは、好みの長さに調整できる点です。例えば、今持っている紐付き洗濯バサミに、求める長さが無い場合、自作しておけば便利です。デメリットは、安定性がない所ですね。洗濯バサミと結束バンドの結び目は、自分で結ばなければなりません。紐の強度は自分次第、あまりに重い洗濯物をひっかけるとすぐほどけるでしょう。
結束バンド2つで代用する方法
次に、結束バンドを2つ使って、代用する方法です。
- 1つ目の結束バンドで輪っかを作る
- 2つ目の結束バンドを、1つ目の結束バンドの輪っかに通す
- 2つ目の結束バンドを、洗濯バサミの輪になっている部分に通し輪っかを作る
以上です。実にシンプル!結束バンドの輪っか同士で、紐の代わりにできます。結束バンドは、麻紐と違ってプラスチック製なので、簡単に切れることはありません。雨に濡れても、重い洗濯物をぶら下げても大丈夫です。長持ちもするので、非常に頼りがいがあります。
ただし使い勝手が悪いです。長さはそこまでないし、一度結ぶとほどくことができません。S字フックなどに引っ掛けて使うなら良いでしょうが、物干し竿など、固定の場所に吊るす場合は、最初に取り付ける必要があります。おまけにその場所専用になってしまいます。
結束バンドを切るには、ハサミを使わなければならないので、取り付けも取り外しもちょっと面倒です。取り付ける場所は、よくよく考えてから決めましょう。
まとめ
以上が、紐付き洗濯バサミを使った、効率の良い干し方、あらゆる活用方法、ゴミを野生動物から守る使い方、紐の代用品の紹介でした。
紐付き洗濯バサミはなんて便利な道具なんでしょうか!洗濯バサミを吊るして使うだけで、こんなにも洗濯物を効率よくできるなんて、活用しない訳にはいきませんね。「遠くにある物を挟む」というのは、本来手を使うことでしかできない作業ですが、アイディアを絞れば、洗濯物以外にも家事の頼れる味方になりますし、厄介な害獣達からゴミ袋を守ることだってできます。
また、これだけ便利なのに安価です。ホームセンターに行かなくても、100均などに行けば手に入ります。しかもおしゃれで可愛いデザインも揃っているので、インテリアの一部にも最適!紐が切れても自分で代用品を用意できるのも魅力ですよね。麻紐と結束バンドさえあれば、いつでも自作できます。
是非この記事を参考に、紐付き洗濯バサミを有効活用してみてください。