目次
曇りの日に洗濯物を乾かす方法
曇りの日はどうしても洗濯物が乾くのが遅くなってしまいますよね。遅くなると生乾き臭が出てきたりして、結局洗い直しなんてこともあるのではないでしょうか。
そんな悩みを解決すべく、曇りの日でも洗濯物を早く乾かす方法をお伝えします。
曇りの日の干し方のコツ
- 洗濯物の間隔を開けるようにする
- シャツなどの襟があるものは襟を立てて干すようにする
- タオルやシーツは片側が長くなるようにずらして干す
- パンツやズボンは丸ハンガーなどで中に空気が通るように干す
- 3時間ほど干したら洗濯物の向きを変える
- シーツやバスタオルなどは裏返しにしたりしてまんべんなく風が当たるようにする
- 折りたたみ角ハンガーに洗濯物を吊るす時は下が弧を描くように吊るす
洗濯物を早く乾かすポイントは風が通るような配置にすることです。風を味方にすれば乾燥にかかる時間を短縮することができます。特にシーツやタオルなどの面積が大きいものは、半分にして干すと乾きにくくなってしまいます。できるだけ重ならないように干すようにしましょう。
また、3時間ほどで洗濯物の向きを変えるのも効果的です。風は一方向でしか吹きません。ですので、向きを変えることによって風に当たっていなかった面が当たるのでその分早く乾きます。少し手間ですが、手間の分以上に時間短縮になるのでおすすめです。
曇りの日に洗濯物を干すときの注意点
実際に曇りの日に外で干す際に、注意したいポイントを紹介します。
干した洗濯物は午後14時までに取り込む
注意すべき点は以下の2つです。
- 9時〜14時の間に干して取り込む
- 取り込んだときに乾いていなかった場合、アイロンを掛けたり乾燥機にかける
洗濯物を干して取り込むのに適しているのは9時〜14時の間です。その時間帯は、空気中の湿気が1日のうちで最も低く、14時を過ぎてしまうと徐々に湿度が上がってしまいます。取り込むのが遅くなってしまうとせっかく乾いた洗濯物が、放置していた分空気中の湿気を吸ってまた湿ってしまいます。すごくもったいないですよね。
洗濯物が日光の日焼けで痛むのが気になる方もこの時間に取り込むのがおすすめです。時間内に取り込むように心がけてください。
洗濯物が湿ってしまった場合は?
仕事や他の家事に追われて時間取りに取り込めずに湿らせてしまった…なんてことも時にはあります。そんな時はアイロンをかけましょう。シワも伸びますし、しっかり乾くので一石二鳥です。
一つ注意していただきたいのは、シルクやウールなどデリケートな素材には使用できないのでタグを確認してからアイロンを使うようにしてください。
湿ってしまった洗濯物の量が多い場合は乾燥機やサーキュレーターを使って乾かすのも効果的です。また、生乾き臭がでてきてしまった洗濯物は除菌・消臭スプレーを使用しましょう。家に1本置いておくとお気に入りの洋服を着ていきたいけど匂いが気になる!というときに便利です。
曇りの日でも外干しが良い
曇りの日でも外に干したほうが洗濯物は早く乾きます。外の気温や湿度などにもよりますが、雲りの日は室内よりも外のほうが湿度が低い場合が多いからです。湿度が低く、風が吹いているようなら是非外で干してください。
しかし冬の寒い日は上記の干し方と少し違います。詳しくは記事後半にお話します。
外に干すことで期待できる効果
曇りの日でも外に干す効果は早く乾くだけではありません。実は紫外線の効果も期待することができます。紫外線は晴れた日に出ていると思われがちですが、曇りの日でもちゃんと出ているんです。
お肌のシミや日焼けが気になる方は紫外線対策はしっかりしなければいけません。お肌にはトラブルの原因の紫外線ですが、洗濯物には付着している菌を少なくしたり、殺菌してくれたりします。
晴れの日の紫外線量を100として、薄曇りの日・曇りの日・雨の日で紫外線量を比べたデータがありますので御覧ください。
快晴の時に比べると、うす曇りの場合は約80~90%、くもりの場合は約60%、雨の場合は約30%の量になります。
引用元:https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/uv_a03.html
薄曇りの日と晴れた日は20ぐらいしか数値が変わっていません。曇りや薄曇りでも充分に菌を殺菌する効果はあると言えます。生乾きの匂いもしっかり抑えることができます。
ぜひ、曇りの日でも洗濯物は外に干すようにしましょう。
冬の寒い日に洗濯物を乾かす方法
特に乾きにくい、冬の寒い日の洗濯物を乾かすには少し工夫が必要です。
曇りで寒い日に洗濯物を乾かすポイント
- 洗濯は前日の夜おこなう
- 夜洗濯したものは朝まで仮干ししておく
- 10時〜15時の間に干すのがベスト
- 風通しを良くする
- 乾かない日は部屋干しや乾燥機などにかける
冬の洗濯物はなかなか乾きません。夏だったら3時間で乾くところが、冬になると5時間くらいかかってしまいます。前日の夜から乾かしていると朝には半乾き程度になっているため、15時まで干せば確実に乾きます。セーターや厚手の衣類を乾かしたいときにはぜひ使っていただきたい裏技です。
1日の中で一番気温が高いのがこの10時〜15時までの間です。15時を超えると日差しが弱まり空気中の湿度も高くなってきます。遅くても夕方16時には取り込むようにしましょう。
乾かないからといっていつまでも干しておくのは絶対にやめてください。洗濯物が空気中の湿気を吸い続けるので、いつまでも乾かないままになってしまいます。
上記でもお話しましたが冬の洗濯でも風通しを良くするのはとても大事です。洗濯物どうしの間隔を開けたり、大きいシーツやタオルは重ならないように干すなど「洗濯物を早く乾かす方法」を参考にして洗濯物を干しましょう。
洗濯物がちゃんと乾いているのか確認する方法
冬の洗濯物でよくあるのが触っても乾いているのか湿っているのかよくわからないという状態です。こんなときにはドライヤーを使って判断するのがおすすめです。
方法は以下の通りです。
- 手をドライヤーで温める
- 温めた手で乾いているか分からない部分を強めに3秒間握る
- 握った後手のひらにうっすら湿り気を感じたら、生乾き状態
このように判断すれば、後から生乾き臭が出てきた…なんてこともなくなるのでおすすめです。
そして、どうしても日中干しただけでは乾かなかったという場合は部屋干しや乾燥機を使いましょう。部屋干しは暖房とサーキュレーターを使うのもおすすめです。ただ室内干ししておくよりも早く洗濯物の水分が飛んでいきますよ。
部屋に干す場所が確保できない方は乾燥機にかけましょう。時間も20分ぐらいで済みますし、手軽に利用できます。
冬の洗濯物でお悩みの方はぜひ上記の方法を利用してみてください。
まとめ
今回は曇りの日に洗濯物を乾かす方法や注意点、冬の寒い日に洗濯物を乾かす方法などをお伝えしました。洗濯物がうまく乾かないとすごくストレスを感じますよね。この記事でお伝えした方法を使って家事の時間をうまく短縮しましょう。
また、洗濯物を乾かす一番大切なことは風を味方にすることです。風をうまく利用して洗濯物を乾かしてください。そうすると、洗濯物のストレスからも開放されます。ぜひ、試してみてください!