目次
洗濯の花粉対策
花粉を防ぐための洗濯として柔軟剤を使用して静電気を防ぎましょう。花粉が衣類につく主な原因は衣類の静電気で、静電気によって衣類につく花粉の量も変わります。
花粉の付着量と静電気の影響を実験したデータによると、静電気がおきる衣類と静電気がおきない衣類を比べると静電気がおきない衣類の方が花粉の付着量が少ないという結果になりました。
柔軟剤は静電気を抑える効果がありますので花粉対策の洗濯として使用しましょう。
花粉対策には洗濯物は部屋干しがイチバン!
洗濯の花粉対策としては部屋干がしベストです。
外干しの場合、浮遊している花粉が洗濯物に付着するため室内に花粉を持ち込んでしまいます。実際、花粉が室内に入る経路の4割が布団や洗濯物への付着が原因というデータもあるようです。洗濯で花粉対策するにはこの4割りをいかに減らすかにかかっているとも言えますね。
洗濯物は部屋干しがベストですが、部屋の中にもどうしても花粉は浮遊しています。部屋を換気するために換気扇を使用したり窓を開ける時に花粉は入ります。また外出する際の玄関の開閉や、帰宅した際、衣類についた花粉を部屋に入れてしまいます。
参考:https://www.kao.co.jp/content/dam/sites/kao/www-kao-co-jp/lifei/life/pdf/20051129.pdf
洗濯物の花粉対策法
水拭きする
室内に入った花粉の多くは床に付着していますので、室内干しする前に床に落ちている花粉を拭き掃除で取り除きます。絨毯や畳の場合も水を固く絞った雑巾で拭きましょう。
花粉を取り除くだけでなく、水分がつくことで花粉が舞い上がりにくくなります。またテレビや静電気がおきやすい家具やソファーも拭きましょう。
綺麗なエアコンと空気洗浄機を使用する
室内の空気がエアコンを通って外に出る時、エアコンのフィルターが空気に含まれる花粉を取り除く効果があります。
空気清浄機は室内の花粉を吸い込み除去してくれる効果がありますが、空気清浄機に取りきれなかった花粉をエアコンでキャッチして取り除いてくれます。
花粉対策で洗濯物を室内干しする前に、室内にエアコンと空気清浄機を稼動させて花粉を取り除いておきましょう。
空気洗浄機をつける
室内に干した洗濯物の花粉対策として空気洗浄機を使用することで室内に浮遊している花粉を吸い取ってくれます。
エアコンで花粉対策
空気洗浄機能がついている綺麗なエアコンの場合は、洗濯物の花粉対策として24時間か空気清浄機脳でエアコンをつけっぱなしにしましょう。空気清浄機脳がついていない場合は、ドライ機能を使って洗濯物を少しでも早く乾燥させます。
花粉吸着フィルタシート
エアコンの花粉吸着フィルタシートを取り付けることで室内の花粉を吸着して室外に空気を出す働きをしてくれます。
洗濯物を早く乾燥させる
花粉は湿った衣類に多くつきますので洗濯物を早く乾かす必要があります。洗濯物に扇風機を当てたりエアコンのドライ機能を使ってすこしでも早く乾かしましょう。
浴室乾燥の使用
浴室に乾燥機能がついている場合は浴室に干して早く乾燥させましょう。また、リビングのスペースが狭くなることも無く、急な来客にも慌てることがありませんので安心です。
換気の上限は5分
洗濯物の花粉対策として部屋干し中は窓を開けないのが基本です。でもどうしても換気をしたい場合は窓を開けるのは10cn以内で5分以内にしましょう。
外干しNGなもの
洗濯物の花粉対策として、室内干しのみ、外干しNGの洗濯物を分けましょう。
タオルや枕カバーやシーツなど肌に直接触れるものは外干しは止めて室内干しにします。
ウールやフリースなどの花粉が付きやすく落としにくい素材は室内干しのみで外干しするのは止めましょう。
部屋干し臭の対策法
花粉対策で洗濯物を室内干しする場合、一番気になるのは室内干し特有の生乾きの臭いです。室内干し臭の原因は湿気によって繁殖する雑菌です。悪臭の原因になる雑菌を防ぐには早く乾燥させることです。
早く乾燥させる方法
除湿機を使用する
除湿機を使用して洗濯物を早く乾かします。
扇風機を使用する
洗濯物に扇風機を当てることも洗濯物を早く乾燥させる効果があります。
エアコンのドライ機能を使用する
エアコンをドライモードにして室内を乾燥させましょう。
日当たりの良い場所に干す
室内といっても日当たりの良い場所に干して少しでも早く乾くようにしましょう。
アーチ干しする
四角いハンガーの両端に衣類を吊るすのがアーチ干しです。空気に当たりやすく風通しが良くなりますので早く乾かすことができます。
抗菌効果のある洗濯洗剤を使用する
洗濯の際に抗菌効果のある洗濯洗剤を使用しましょう。洗濯物の花粉対策で室内干しした洗濯物の生乾き臭を防ぐことができます。
除菌や消臭スプレーを使用する
室内干しの洗濯物に除菌・消臭スプレーを使用しましょう。
洗濯物を花粉から守るために室内干しした際は、から守るために室内干しにしたのに、花粉の変わりに雑菌が発生したら意味ないですよね。
外干しでもできる洗濯の花粉対策
早朝に干す
洗濯物の花粉対策として、早朝に干して昼までに乾くようにしましょう。
洗濯物を外干しする時の花粉対策として、干し始める時間が重要になります。花粉が飛散するピークは11時~14時頃と17時~19時です。
花粉は濡れた洗濯物につきやすいので飛散のピーク時までに乾燥するよう早朝に干します。完全に乾燥できなくてもある程度乾燥するようにしましょう。
風が強い日は室内干し
風が強い日は花粉の飛散量も大量になりますので早朝に干しても花粉が洗濯物に大量に付着する可能性があります。洗濯物を花粉から守るために室内干しにしましょう。
花粉が少ない天気
花粉が少ない天気は、曇り又は雨、風が弱い、気温が低い、湿度が高いなどです。
花粉を振り払う
洗濯物を取り込む際は、しっかり花粉を振り払うことで30%~40%花粉の量を減らすことができます。振り払いましょう。
布団たたきなどで叩いて落とそうとすると逆に花粉が繊維の中に入り込んでしまいますので注意しましょう。振り払っても落としきれない花粉は掃除機で吸うかコロコロを使用することもおすすめします。
花粉が付きにくい素材のみ干す
花粉が付きにくい素材はポリエステルや綿で、一度付いた花粉も比較的落としやすいです。逆に花粉が付きやすく落としにくい素材はウールやフリースなどふわふわした生地です。花粉が付きやすい素材は外干しを避けましょう。
洗濯物の花粉対策に便利なアイテム
花粉を防ぐ洗濯カバー
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B007NEYTLC/
花粉対策として洗濯物をまるごと包んで干すカバーがあり、洗濯物に花粉がつくのを防いでくれます。また、花粉から洗濯物を守るだけでなく、洗濯物の目隠しにもなりますので女性の方におすすめアイテムです。直射日光を当てたくないものや日陰干しするものを干すときにも最適です。
花粉カットスプレー
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B006GLCF6O/
花粉をカットする効果があるスプレーがあります。柿タンニンという成分が含まれており花粉アレルゲンを90%以上減少してくれるようです。外出前に服に吹きかけるだけでなく、帰宅時に玄関先でスプレーして付着した花粉をカットしてから室内に入りましょう。
花粉キャッチカーテン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00IQRS3XA/
外からの花粉をキャッチする効果があるカーテンがあります。花粉は窓をちょっと開けただけでも入り込みますのでこのカーテンは本当に便利なカーテンです。
エリア別!花粉が飛散する時期
- 北海道は花粉が少なめですが4月~6月までは花粉が飛散します。
- 東北エリアは関東と同じに2月から4月上旬に花粉が飛散します。また、イネ科の花粉も春から秋にかけて長期に飛散します。
- 関東エリアは全エリアの中で最も花粉が多く、花粉の種類や飛散量も非常に多いです。春先にはスギやヒノキ、秋はブタクサなど飛散する期間も長いです。
- 東海エリアは関東に比べると少なめですが、2月~4月上旬までは花粉が飛散します。
- 関西エリアは関東に比べると多くはありませんが、2月~3月はスギ花粉、4月はヒノキ、秋はヨモギやブタクサ花粉が飛散します。
- 九州エリアは2月~3月にスギの花粉、4月はヒノキが飛散します。また、4月以降もイネ科の花粉が飛散します。
まとめ
花粉が洗濯物に付着するのを100%防ぐことは難しいですが、室内干しすることで花粉の付着を減らしましょう。
夜に外干しすればいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、夜は昼間の花粉が落ちてきますので濡れた洗濯物に付着してしまいます。外に干す時は昼までに乾くよう早朝から干しますが時間は洗濯物の量や天候を合わせて調整しましょう。
花粉が付きにくい素材はポリエステルなどの表面がツルツルした化学繊維ですが、衣類が全てポリエステルにすることはできませんよね。今回ご紹介した花粉を防ぐコツを抑えて洗濯物への付着をカットしてくださいね。