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ブラジャーは型くずれしやすい!その理由とは?
複雑な構造が型くずれの根本的な原因に!
ブラジャーはカップ、ベルト、ホック、レースなどのパーツからなっており、他の衣類と比べて繊細に扱う必要があります。そのため、ブラジャーを他の衣類と一緒に洗濯することで生じるダメージや脱水したときの遠心力によりブラジャーが型くずれしてしまいます。
最悪の場合、ワイヤーが出てしまい使い物にならなくなる可能性もあります。そこで、ブラジャーを長く愛用するためにどうすればいいのかお話していきます。
ブラジャーの正しい洗濯手順とポイント
ブラジャーを洗濯する前に確かめておくべきポイント
それは、手洗いか洗濯機で洗濯するか確認することです。お使いのブラジャーの絵表示を見てみましょう。絵表示で<手洗イ>と記載されていた場合、必ず手洗いにしましょう。
手洗いでブラジャーを洗う手順
手洗いの場合の洗濯方法は大きめの容器にぬるま湯と適量の洗剤を入れて溶かします。ブラジャーのホックなどの金具を留めて挿入パットを外しておきましょう。
そしてブラジャーを洗う際は「ふり洗い」で洗濯しましょう。ここで注意してほしいことは「押し洗い」、「もみ洗い」、「掴み洗い」にするとブラジャーの形が崩れる原因にもなりますので気を付けることです。すすぎも洗濯と同じ「ふり洗い」を行いますが、黄ばみなどの原因になりやすい洗剤が残らないようにしましょう。
洗濯機でブラジャーを洗う手順
洗濯機で洗濯する場合、下着用ネットに入れて洗濯をします。下着用ネットは丸形で立体的なネットであるため、他の衣類との接触を防ぎネット内での接触によるダメージを軽減してくれます。また、ネットに入れる下着の量はネットの容積の半分くらいがベストでしょう。
洗濯するときはソフト洗いやランジェリーコースなどの弱水流を選び脱水まで5分で済ませましょう。洗濯する頻度ですが、ブラジャーは着けるたびに汗や皮脂が生地やレースに付着して黄ばみや汚れの原因となるため、着けたたびに洗濯するのが理想です。
ブラジャーは干し方にも注意!干す形状が大切!
乾燥機は使わないように
まず、最初にお伝えしたいことは干すことが面倒だからといってブラジャーを乾燥機で乾燥させないことです。生地が傷み、型くずれの原因になりかねませんので絶対に使わないで下さい。
型直しをする
ブラジャーを干すときには「型直し」をしてから干していきます。「型直し」とは洗濯後に元の形に戻すことでレースの縮みやブラジャーの形状の保持をするためのものです。これは、湿っている内に行う必要があります。乾いているブラジャーは「型直し」はできませんのできちんとやりましょう。
着用した状態で干すのがポイント
「型直し」が終わりましたら干していきますが、ブラジャーを着用した状態に近い状態で干すことがポイントです。洗濯ばさみを使って干す場合、ブラジャーで伸びにくいカップの下2か所で留めましょう。また、ハンガーで干す場合はブラジャーの中心部分を折り返すようにしてかけて干すのもいいでしょう。
ブラジャーを干す際に注意してほしいことはブラジャーのホックは形がずれるのを防ぐためにホックを付けて干すようにしましょう。
直射日光はブラが痛むので避ける
また、直射日光を当てて干してしまうと黄ばみや色あせなどのブラジャーの傷みの原因となりますので陰干しにして下さい。
まとめ
ブラジャーを洗濯することは、とても気を付ける必要があることはお分かりいただけましたでしょうか?他の衣類と比べてデリケートで扱いが難しいかもしれませんが、正しくブラジャーを洗濯することで長持ちしてお財布にも優しいですし、胸の形が綺麗になりますのでスタイルも良くなるでしょう。綺麗なブラジャーを身に着けてより魅力的になりましょう。