衣類のカビの取り方!キレイに落とす洗濯方法から防止対策まで

洗濯後の洋服を、生乾きのままクローゼットや圧縮袋に入れてしまい、気が付いたら服にカビがついてしまった!ということはありませんか?大切な服にカビやカビ臭がついてしまったら、落とすのも大変ですし、とても悲しくなってしまいますよね。そこでこの記事では、ついてしまったカビの除去方法について紹介をしていきます。

衣類のカビを落とす方法3選

ブラシで服を洗う

それでは早速、カビを落とす方法について、いくつかご紹介します。

①ブラシを使用する(軽度のカビ)

軽度の白カビであれば、衣類の表面に付着しているだけなので、比較的簡単に落とすことができます。

まずは衣類の表面を軽くブラッシングします。次に除菌用のアルコールをたっぷり吹き付けます。そして酸素系漂白剤を加え、洗濯機で洗います。あとはその他の洗濯物と同じように、完全に乾くまで干せば完了です。

カビはアルコールが苦手なので、パストリーゼや消毒用エタノールを生地に染み込むまでこれでもかとふきつければ、完全に除去することができます。

②ハイターやカビキラーを使う(頑固なカビ)

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洋服についているカビが黒カビだった場合、少し厄介です。落とすことは可能ですが、衣類へのダメージや色落ちを覚悟しなければなりません。

まずハイターを使う場合ですが、50℃程度のお湯を20~30リットル用意します。そこにハイター100ccと重曹80ccを入れて混ぜ、そこに1時間程つけ置きしてその後に洗濯機で洗濯をします。

ハイターの代わりにカビキラーを使用することでもカビを落とすことができます。その場合は上記の分量の通りカビキラーと重曹を混ぜたものをスプレーボトルに入れ、カビが付いたところに吹き付けることでカビを落とすことができます。

ハイターやカビキラーだけでもカビを落とすことは可能ですが、そこに重曹を混ぜることによって服へのダメージを軽減できるので、お持ちであれば入れることをお勧めします。

また、どのように衣類がダメージを受けるかわからないので、まずは目立たないところにつけてから作業に入るとよいでしょう。

③オキシクリーン

オキシクリーン

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上記の2つの方法の他に、オキシクリーンを使う方法もあります。カビを除去する力はあまり強くないですが、衣類へのダメージを抑えるため、色落ちの心配がなくなります。オキシクリーンは酸素系漂白剤の一種で、コストコなどで販売されているため、ご存知の方も多いでしょう。

オキシクリーンを45℃以上のお湯で溶かし、衣服を1時間程度つけ置きしてから洗濯機に入れ、天日干しをします。カビの状態にもよりますが、白カビや軽度の黒カビであればこの方法で落とすことが可能です。

衣類にカビが生える原因

生乾きの洗濯物

落とすのが大変で厄介なカビは、なぜ生えてくるのでしょう。原因として考えられるのは以下の5点です。

着た服を洗濯していない

1度でも着た服は、汗をかいたり汚したりしていなくても、実は細かい汚れがついてゴミがついています。これらがカビの餌となってしまうのです。

衣類の生乾き

洗濯後に衣類を干して、生乾きのまま収納をしていませんか?少しなら大丈夫、と思っても、それがカビやカビ臭の原因となってしまいます。

中途半端な部屋干し

天気や仕事の都合で、洗濯物を外に干せずに部屋干ししている人も多いでしょう。しかし部屋干しは外で干すよりも乾燥しにくく、部分的に生乾きという状態を作ってしまいがちです。また、部屋干しをすると部屋自体の湿度が上がってしまい、カビが繁殖しやすい環境を作ってしまうので要注意です。

収納場所の湿気

衣類の収納場所の湿気が高くなると、当然衣類にカビが発生しやすくなります。閉めたままの押し入れやタンス、クローゼットはカビの温床になりがちです。

また、収納場所に衣類がパンパンに詰まっている状態もよくありません。いくら風通しをよくしても、隙間なく衣類が詰まっていては湿気の逃げ場がなくなり、結局カビが生えてしまいます。

タンスやクローゼットの奥に、綺麗に洗濯して乾かしたシーズンオフのニットを入れておいて、いざ着ようと思ったらカビが生えていた、という経験がある方は、まず収納場所の湿気を疑ってみてください。

シーズンオフの衣類はどうしても奥の方にしまいがちですし、全シーズンの衣類を入れていたら収納場所が圧迫されてしまいます。シーズンオフの衣類は圧縮袋に入れて収納するとよいでしょう。

洗濯機にカビが生えていた

その他にも、洗濯機にカビが生えているという可能性もあります。洗濯機には常に水気があるため、カビの繁殖に適した環境なのです。

衣類のカビ防止対策

重曹

カビが発生する原因がわかったところで、次に防止対策についてご紹介します。

収納場所の湿気対策をする

衣類を収納するタンスやクローゼットの湿気対策を徹底しましょう。薬局やスーパーで手に入る除湿剤を収納場所に置くのが一番簡単な方法です。

また重曹をガラス瓶などの容器に入れたものを置くことでも、除湿効果が得られます。臭い取りにも有効な方法です。湿気を吸った重曹は塊になるので、定期的に確認して中身を入れ替えるとよいでしょう。

その他、部屋干しする際には除湿器を使用したり窓を開けるなど、少し工夫することでカビの繁殖を防ぐことができます。

洗濯物はしっかりと乾かす

洗濯して干した衣類は襟やわきの下など、乾きにくい部分が完全に乾いてから収納するようにしましょう。また洗濯前の濡れたタオルも、放置すればカビが生えてしまうので、きちんと乾かしておくとよいでしょう。

定期的に洗濯機の掃除をする

前述の通り洗濯機はカビの温床になりがちです。洗濯槽の掃除専用洗剤や重曹を使って、定期的に掃除をしましょう。

衣類のカビは他の服にもうつる?

クローゼットの服

クローゼットにある1着の服にカビを発見したら次に考えるのは「他の衣類は大丈夫なのか?」ということではないでしょうか。

単刀直入に言うと、衣類のカビは他の服にもうつります。素材によってカビのうつりやすさや進行具合は異なりますが、ウールやシルクといった動物性繊維は要注意です。

またカビがうつる対象は衣類だけではなく、バッグやベルト、帽子、果てはタンスやクローゼット自体にもうつっていきます。そのため衣類にカビを発見したら、できるだけ早く対処する必要があります。

衣類のカビを完璧に落としたい場合はクリーニングへ

クリーニング店の女性

これまでご紹介した方法を試しても、カビが頑固で落ちなかった場合はクリーニングへ出すというのも方法の一つです。

クリーニング店で衣類にカビが生えていることを伝えると、たいていシミ抜きの扱いで処理されます。程度の軽いカビであれば完璧に消すことができますが、重度のものだとうっすら跡が残ってしまう場合もあることは覚えておきましょう。

また、クリーニング店によってはカビ取り加工を行っている場合もありますので、自宅で洗濯して衣類を傷める前にプロに相談して、その手を借りるのもよいでしょう。

カビを予防して洋服を長く着ましょう!

洗濯する女性

大切に扱っていた衣類にカビがついたら、大変なショックです。そうならないためにも、日ごろから衣類の扱いや管理に気を配り、カビを発生させない環境づくりを心がけましょう。

また万が一カビが発生してしまっても、すぐには捨てないでください。ここで紹介した方法を参考に自宅でカビを取ったり、プロに依頼するなどして、できるだけ長く大切に洋服を着るようにしましょう。