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財布を使い始める前に寝かせる理由
風水では、新しい財布を使い始める前に一定期間寝かせることで金運がアップするといわれています。財布を寝かせる目的は財布にお金を記憶させるためです。
風水では。財布は生き物と同じだと考えます。財布にお金をいれることで、財布はそれがお金だと始めて認識するようになります。
財布がお金を認識して覚えておくことでお金が出て行ってもお金を求めるようになり財布にお金が溜まると考えられています。
ところが、財布からすぐお金を出してしまうと財布がお金を認識することができなくなります。
例えると、鳥は生まれて初めて見たものを親だと認識し、親から離れないようにします。同じように、財布が初めて見たものをお金だと認識して仲良くなるとお金から離れないようになりますので自然と財布の中にはお金が溜まるということです。
財布がお金を認識して手放せないほど仲良くなるまでに時間がかかりますので、財布を使い始める前に、財布をお金と一緒に寝かせる必要があるのです。
財布の使い始めに寝かせる期間
財布がお金だと記憶しお金を大切だと認識して仲良くなるために一定期間寝かせる必要があります。一般的に、財布をおろしてお金を入れてから財布を使うまでの期間は7日~2週間程度のようです。と言っても、お金を寝かせる期間は特にこれだという決まりは無く、人それぞれ寝かせる期間は違います。
風水では、9という数字が良いので9日間財布を寝かせた方が良いという説や、期間が短いと財布に金運ががっちりつかないため、10日以上は寝かせる必要があるという説もありますが、一般的に多いのが財布を使い始める前の7日~2週間ほど財布を寝かせるようです。
ちなみに、財布を寝かせることで財布がお金から離れない、お金を維持するようになると聞いたとき、私は自分の財布の記憶力が悪いと困るので2週間寝かせて使い始めました。
財布の使い始めに寝かせる場所
北の暗くて清潔な場所
財布を使い始めるまで寝かせる場所は北の方角にある暗くてきれいなところで寝かせます。風水で北は貯蓄運がある方角で、お金が明るいところより暗いところが好きなようです。
また財布は清潔な場所を好みますので、財布を使い始めまで寝かす場所は「北の暗くて清潔な場所」ということになります。財布を寝かせる北の位置は家の中心から方位磁石で調べましょう。
また、スマホに方位を調べるアプリがありますのでそのアプリで調べてもOKです。財布を寝かす際は財布をそのままむき出しで寝かせるのではなく、きれいな白い布や黄色い布または半紙に包んでください。
南やキッチンはNG!
財布を寝かせる場所を間違えると逆に凶の運気になって金運が無くなることもあるようですので注意しましょう。
財布を寝かせる場所として避けなければならないのは「火」の気がある所です。風水では「火」と「金」は最悪の相性です。理由は「火」は「金」を溶かすからで金運を溶かしてしまうことになるからです。
「火」の方角は南です。また家の中で火を使う場所であるキッチンも財布を寝かせてはいけません。また財布は暗い場所を好みますの直射日光が当たる場所も避けます。
財布を触らない場所
財布を使いはじめまで寝かせる場所が決まったら財布にお金を入れて寝かせますが、注意しなければならないのは寝かせる期間中に決して触らないことです。
寝かせる最中は財布にお金の気をしっかり入れるために財布に触ったり財布がお金以外のものに触らないように注意しましょう。
寝かせる財布に入れておく金額
新しい財布を使い始める前に財布にお金を入れて寝かせますが、財布を寝かせる際に入れる金額についてご紹介したいと思います。
財布を寝かせる時にいれるお金は紙幣、硬貨、縁起物を入れます。金額にこれだというルールはありませんが高ければ高いほど良いようです。普段財布に入れている金額の2倍以上を入れておく人が多いようです。
財布は最初に入る・触れるお金を覚えますので高ければ高いほどいいようです。お札で一番高い1万円札を何枚か入れておきましょう。また、1万円札は新札にしましょう。新札は運気が高いのでおすすめです。
新札の1万円を同じ向きに揃え、お札の正面を前向きにして財布に入れましょう。硬貨の場合は新しい硬貨や綺麗な硬貨を入れましょう。綺麗な硬貨が無い場合は自分で磨いてきれいにしてみてください。硬貨はお札と違ってたくさん入れる必要はありません。
お財布に入れる縁起ものとしては、ピカピカの五円玉(ご縁がある)、ふくろう(不苦労)、カエル(帰る)、打ち出の小槌、七福神、護符パワーストーンであるクリスタル(浄化)、タイガーアイ(お金を招く)などがおすすめです。
一般的に良いとされている金額としては、末広がりの8万円、風水で財産を得る数値の115にちなんで11万5千円、ラッキーセブンを3倍にした21万円などがあります。
また、なるべく高い金額を入れることをおすすめしますが、もし手元に無い場合、紙幣と同じ大きさにきれいな紙を切って札束を作り、一枚目だけ本当の1万円をおいて財布に入れてもいいようです。
寝かせた財布を使う時の注意点
財布の使い始めは雨天
財布を寝かせた後は財布に入れたお金をいったん取り出しましょう。財布を使い始める日にお金を入れます。財布の使い始めに良い天気は「雨」の日が良いといわれています。風水で雨の日は「水」の気で、お金は「金」の気です。水は金を浄化してさらに多くの金を集めるそうです。
また、古い財布から新しい財布にお金を移し替える場合は午後11時~午前5時の間が良いようです。
財布を寝かせて金運をアップしても、その後の財布の使い方で金運が変わります。金運が下がってしまう使いかたとしては、乱暴に扱う、かばんに入れっぱなし、ポイントカードなどカード類が多い、レシートを入れっぱなし、お金以外のものが入っている、財布にお金が少ない、などに該当するものが1つでもありましたら金運が下がるようです。
かばんに入れっぱなしはNG
ほとんどの人がお財布をかばんに入れっぱなしにしていると思いますが、風水ではかばんは「動」の運気がありますので、金運を出してしまうといわれています。かばんの中以外に洋服のポケットもNGです。
財布を入れっぱなしにしないために、財布を置く場所を決めて、外出から帰ってきたら決めた場所におきましょう。
ポイントカードをたくさん入れない
ポイントカードなどのカード類は風水では「風」の気を持つためお金の気が財布の中から出て行くといわれています。プラスチックのカードはプラスチックが「火」の気を持っているので金運を燃やしてしまうようです。カードはカードケースを別に用意し入れることをおすすめします。
小銭を入れすぎない
小銭をお財布にぱんぱんに入れておくと、お金の流れが滞るため小銭ばかり溜まって大きなお金・お札が入ってこなくなるようです。
お金と関係の無いものを入れない
写真、メモ、レシート、割引券、クーポン券、宝くじなど、財布の中にお金以外のものを入れるのはNGです。お金と関係ないものが増えるとお金が入るスペースが少なくなるため、お金が溜まらないといわれています。
きれいな場所に置く
お財布はきれいな場所、居心地が良い場所を好みますので、汚れている場所や窮屈な場所は避けましょう。
まとめ
財布の運気が一番高いのは購入した時で、日に日に運気は減っていくようです。
3年で運気がなくなるという話もありますので、財布の寝かしすぎも運気が減ることにつながるかもしれません。
寝かせれば寝かすほど良いと思っている方も多いようですが、2週間以上寝かさない方がいいかもしれません。