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コーヒーの代わりになるコーヒー風味の飲み物がある
コーヒーは大好きだけどカフェインの摂り過ぎが心配…コーヒーを絶ちたいけど飲まないとイライラする…などコーヒー離れを考えている方は、コーヒーの代わりになるものを飲んでみるのはどうですか?
ここでは、コーヒーの代わりになるものとして、コーヒーの風味に似ている飲み物をご紹介します。香りも味もコーヒーにそっくりで見分けがつかない…という程そっくりなものはありませんが、コーヒーの風味に近くコーヒーより健康に良い飲み物を選んでみました!
コーヒーの代わりになる飲み物
たんぽぽコーヒー
小さなかわいいたんぽぽからコーヒーの代わりになる飲み物ができるなんて不思議ですよね。コーヒーという名前がついていますが、コーヒー豆は使用されていません。たんぽぽの根っこを乾燥させ、抽出したものの風味がコーヒーと似ているので、たんぽぽコーヒーと呼ばれているんです。
たんぽぽコーヒーは自宅で作ることができます。
たんぽぽコーヒーの作り方
- たんぽぽの根っこを掘りおこし、水洗いしてきれいに土を落とします。
- 1~2cmの長さにカットします。
- 水にさらしてアクを抜きます。
- フードプロセッサーで細かくします。
- 天日または電子レンジでしっかり乾燥させます。
- フライパンで強めに焙煎します。
- 風味が出たらドリップまたは煮出して出来上がりです。
たんぽぽコーヒーにカフェインは入っていません。たんぽぽコーヒーには食物繊維やビタミンやミネラルなどが含まれていますので、子供や妊婦でもOKです。
チコリコーヒー
チコリは、キク科の植物で原産国はヨーロッパです。チコリコーヒーはチコリの根っこを乾燥させて焙煎したものです。コーヒーの風味に似ていますがコーヒー豆は一切使用されていませんのでノンカフェインです。
日本ではチコリコーヒーを見かけることは少ないですが、フランスでは今も多くの人が飲んでいるようです。チコリコーヒーは、血糖値の上昇防止、コレステロールを下げるなどの効果があります。
玄米コーヒー
玄米は日本人におなじみですが、玄米コーヒーを知る人は少ないかもしれませんね。玄米コーヒーは、玄米を焙煎したものを粉状にしてエキスを抽出します。
玄米コーヒーは自宅で作ることができます。
玄米コーヒーの作り方
- 玄米を鉄のフライパンに入れて弱火にかけます。
- 玄米を木べらなどでかき混ぜながら黒くなるまでじっくり炒ります。
- 玄米が黒くなったら火を止め、粗熱が取れるまで放置します。
- ミルやすり鉢で炒った玄米を細かくすりつぶし、粉状にします。
- 粉状にした玄米をカップに入れ、お湯を入れてよくかき混ぜたら完成です。
粉が完全に溶けないのが気になる方は、粉状にした玄米をお茶パックに入れて抽出してもOKです。
玄米はビタミンやミネラルや食物繊維を豊富に含んでいますので、玄米コーヒーは免疫力のアップやデトックス効果があります。
大豆コーヒー
コーヒーはコーヒー豆を焙煎して作られますが、同じく大豆コーヒーも大豆を焙煎して作ります。大豆コーヒーと言っても、風味がコーヒーに似ているというより、色がコーヒー色だから名前にコーヒーをつけた感じです。大豆の香ばしさを味わってみたい方におすすめです。
大豆コーヒーは自宅でも作ることができます。
大豆コーヒーの作り方
- 大豆を鉄のフライパンに入れて中火にかけます。
- 木べらなどで大豆をかき混ぜながら黒くなるまでじっくり炒ります。
- 大豆が黒くなったら火を止め、粗熱が取れるまで放置します。
- 炒った大豆をミルやすり鉢で細かくすりつぶし、粉状にします。
- 粉状にした大豆をお茶パックに入れ、カップにお湯をそそぎます。
- コーヒー色になったらパックを取り出し、大豆コーヒーの出来上がりです。
大豆はたんぱく質が豊富ですので、ダイエットをしている方は大豆コーヒーがおすすめです。
コーヒーの代わりになるノンカフェインの飲み物
コーヒーの代わりとして一番いいのはノンカフェインコーヒー(カフェインレスコーヒー)ですが、それ以外にもノンカフェインでおすすめの飲み物があります。
麦茶
麦茶は夏の飲み物の定番ですが、カフェインが入っていませんので、のどが渇いてガブガブ飲みたい時は麦茶がおすすめです。麦茶に含まれる抗酸化作用は、シミやそばかすを防ぎ美肌効果があります。また、血行促進、高血圧防止、胃の粘膜を守る作用などがあり、健康的な飲み物です。
黒豆茶
黒豆というとお正月のおせち料理の定番ですが、あの黒豆が原材料の黒豆茶は健康ドリンクとしてもおすすめです。黒豆にはカリウム、カルシウム、鉄分などのミネラルやビタミンがあり、アンチエイジング効果や血液をさらさらにして冷えやむくみを解消する効果もあります。
ハーブティー
ハーブティーは種類が多く、ローズヒップティー、ミントティー、カモミールティー、レモンバーベナなどがあります。ハーブは種類によって、栄養素や効果効能もさまざまですので、自分の体調に合わせて種類を選ぶこともできますのでおすすめです。
ルイボスティー
ルイボスティーは、リラックス効果、美肌効果、新陳代謝アップ効果、むくみ改善効果など、女性に嬉しい栄養素がたっぷり含まれています。カフェインが入っていませんので、妊婦さんにもおすすめです。
炭酸水
炭酸水は頭をスッキリさせて眠気覚ましにもなります。炭酸ジュースもありますが、糖分が含まれていますので、カロリーゼロ・糖分ゼロの炭酸水がおすすめです。
また、カフェインは入っているけど少量という飲み物として、ほうじ茶やプーアール茶があります。
コーヒーの代わりに眠気を解消できる飲み物
コーヒーのカフェインには、眠気を覚ます、頭をすっきりさせるなどのメリットもあります。会社や学校、運転中でのいねむり防止などにコーヒーを飲む方も多いと思います。
ここでは、コーヒーの代わりに眠気を解消する飲み物をご紹介します。
コーヒーの代わりに眠気を解消する飲み物
デカフェ
デカフェとはコーヒー豆からカフェインを抜いたコーヒーです。デカフェは完全にカフェイン0ではなく、15%程度のカフェインは入っていますので、眠気覚ましになります。コーヒーの代わりにデカフェはおすすめです。
紅茶
紅茶にはカフェインが入っています。紅茶のカフェインはコーヒーよりは少ないですが、眠気覚ましになります。紅茶のカフェインの量はコーヒーの1/4~1/5くらいです。
緑茶
緑茶にはカフェインが入っています。カフェインの量はコーヒーの1/4~1/5くらいですが、眠気覚ましになります。紅茶と緑茶はお茶の木から作られることは同じで、発酵のレベルが違うだけですので、カフェインの量はほぼ同じです。
コーヒーの代用品に慣れるコツ
朝は必ずコーヒーを飲む方やコーヒーが大好きで一日何杯も飲む方に、「今日からコーヒー禁止!」で、コーヒーの代わりの飲み物しか飲めないとしたらストレスでイライラしそうですね。
いきなりコーヒーを止めるのではなく、少しずつコーヒーの代わりの飲み物に慣れて、切り替えるコツをご紹介します。
1回に飲む量を減らす
飲む回数を減らすのはストレスになる場合、1回に飲む量を減らしましょう。
たとえば、コーヒーをカップ1/2や1/3にするなど量を減らし、いつもは5回飲むところ、1回はコーヒーの代わりのものを飲んでみましょう。コーヒーの代わりの飲み物はいろいろありますので、毎日変えるのもおすすめです。
牛乳たっぷりのカフェオレにする
コーヒーをいつもの量の半分にし、牛乳をたっぷり入れてカフェオレにしてみましょう。牛乳の代わりに豆乳を入れても美味しいです。
コーヒーの代用品でカフェイン絶ちするメリット
コーヒーの代わりの飲み物を飲むメリット
コーヒーを止めてコーヒーの代わりの飲み物を飲む一番のメリットはカフェインが減ることですね。カフェインを過剰に摂り過ぎると体に害になる可能性があります。
カフェインは胃液を分泌する作用がありますので空腹時に摂り過ぎると胃を荒らすこともありますので、飲む時間や飲む量に注意が必要です。
コーヒーの代わりの飲み物には、コーヒーより栄養価も高く、健康や美容に効果があります。またダイエット効果がある飲み物もありますので、ダイエット中の方にもおすすめです。
最後に
コーヒーの代わりになる飲み物を探している理由がカフェインの摂り過ぎを心配しているのであれば、コーヒー風味の飲み物やノンカフェインの飲み物がおすすめです。
コーヒーの香りにはリラックス効果があります。また眠気覚ましだけでなく、頭の回転が良くなる効果もあるようです。カフェインの摂り過ぎは体に良くないこともありますが、コーヒーを無理やり止めてストレスになるなら、まずはノンカフェインのコーヒーに切り替えましょう。
また、薄いコーヒーにしたり、1回に飲む量をコーヒーカップ1/2にするなど、いきなりコーヒーを止めるのではなく、カフェイン量を少しずつ減らしていくといいでしょう。