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賞味期限と消費期限の違い
食材は、安全度が高い期間内に食べたいですよね。まずは、賞味期限と消費期限の違いを見てみましょう。
- 賞味期限…おいしく食べられる期間
- 消費期限…期間内に食べなければ傷む可能性アリ
消費期限が記載されている場合、期間が切れる前にできるだけ早く食材を消費してください。賞味期限は、保存状況にもよりますが、少し過ぎても問題なく食べられるものが多い傾向です。では、期限が切れていても食べられるか見極めポイントをチェック!
賞味期限が切れても食べられるものの見極め方
賞味期限切れであっても、おいしく食べられるものは非常に数多くあります。食べ物を大切にするという点もふまえ、食べられるかどうかの見極めポイントを把握しておきましょう。
1.賞味期限が切れて時間が経っていない
賞味期限が切れて、数日しかたっていない場合は、劣化していない可能性が高いです。素材によっては数日で傷むものもあるので、まずは見た目や匂いに変化がないかをチェック!味などもチェックして異常がなければ、食べても大丈夫であることが大半です。
2.匂いや見た目の変化がない
外見や匂いは、手に持った段階で異変に気が付くポイントです。触感や外見で変化がないのであれば、問題なく使用できることが多いので、気になる点がなければ包丁などを使って半分に割り、内部に異変がないかを確認してみてください。
3.少しかじってみて、味に変化がない
見た目や匂いに異変がなく、触感にも問題がなければ、少し食べてみましょう。風味や味、食感に異変がなければそのまま調理してもOK!少しでも異変を感じたら、調理せずに破棄することをおすすめします。傷んでいるものは、火を通して調理しても食べられません。
4.未開封のまま賞味期限が切れている
賞味期限内の食材であっても、開封していて使いかけであればあっという間に劣化してしまいます。賞味期限が切れていても、未開封であれば食べられる可能性が高くなります。
5.内容物の膨張などが見受けられない
缶詰は、賞味期限が年単位なので、つい食べ忘れてしまいがち。気が付いたときには賞味期限が切れていた、という経験がある人もいると思います。
缶詰は未開封であれば、賞味期限が過ぎていても食べられる可能性が高いものです。缶の膨張など、明らかな見た目の変化がある場合は破棄しましょう。
食べてはいけないNGサイン
賞味期限に余裕があったとしても、保存環境がよくない場合は食材が傷んでしまうことがあります。
- 白やオレンジ、黒っぽいカビが生えている
- 触ったときにべたべた、もしくはぬるぬるしていて糸を引く
- 酸味やカビのような腐敗臭がする
- 触れただけで原型が崩れる
- 口に含むと舌がしびれ、苦みを感じる
上記のような異変を一つでも感じたら、食材が腐敗している可能性があります。食べてしまうと食中毒を引き起こしてしまう可能性があり、非常に危険です。
傷んでいる箇所だけを切り離しても、目には見えない菌が食材全体に広まっている可能性があります。食べずに破棄しましょう。
まとめ
賞味期限は、おいしく食べられる目安です。保存状態などを考慮し、食材の状態をよく観察して、食べられるかどうか判断しましょう。