生チョコとトリュフの違いとは?それぞれの特徴と作り方、おすすめ商品の紹介

トリュフとメッセージカード

生チョコとトリュフの主な違いは「ガナッシュ(生チョコ)」であるか「チョコレート菓子(トリュフ)」であるかです。チョコレート好きにはどちらも最高の美味しさで味わってもらいたいので、生チョコとトリュフの特徴・材料・作り方・手作りの難易度など違いを解説します。チョコレートを贈りたい時の生チョコとトリュフのおすすめ商品もご案内しますのでぜひお役立てください。

生チョコとトリュフの違い

ガラスの容器に生チョコ、周りに赤いリボン

生チョコの特徴

生チョコとは、チョコレートを溶かした後に生クリームを加え、冷やして固めたものを言います。

溶かしたチョコレートに生クリームを加えたものをガナッシュと呼び、“生チョコはガナッシュを冷やして固めたもの”とも言います。

冷やし固めた後にカカオパウダーや粉砂糖をまぶします。基本的には四角い形をしています。

  • 生地に含まれているチョコレートが全重量の60%以上であること
  • 生地に含まれている生クリームが全重量の10%以上であること
  • 生地に含まれている水分が生クリームを含め全重量の10%以上であること

このように生チョコと呼ばれるチョコレートであるための規定があります。全ての規定をクリアすることができなければ生チョコと呼ぶことができません。

トリュフの特徴

トリュフとは、チョコレートを溶かした後に生クリームを加え、丸い形に整えてから冷やして固めたものを言います。

溶かしたチョコレートに生クリームを加えたものをガナッシュと呼び、“トリュフはガナッシュを丸めて冷やして固めたもの”とも言います。

溶かしたチョコレートを流しかけてコーティングした後、カカオパウダーや粉砂糖をまぶします。細かく砕かれたナッツ類をまぶすこともあります。丸い形をしているのが基本です。

生チョコとトリュフの特徴の違い

  • 四角い形に冷やし固めるのが生チョコ
  • 丸い形に冷やし固めるのがトリュフ
  • 生チョコには含有量などの規定がある
  • トリュフにはチョコレートがコーティングされている
  • トリュフはチョコレートがコーティングされていれば、他にナッツ類など食材を自由に加えられる

ガナッシュを作って冷やして固めるまでは同じですが、冷やし固める時の形が違います。自由に装飾することができるトリュフと違い、生チョコには規定があるのも大きな特徴の違いです。

生チョコの作り方

溶けたチョコレートと泡立て器

生チョコの材料

  • チョコレート :200g
    (板チョコが使いやすいです)
  • 生クリーム  :100cc
  • カカオパウダー:適量
    (なければココアパウダーを代用します)
  • 生チョコ用の型
    (なければ四角い調理バットや容器を代用します)

用意する道具

  • クッキングシート
  • 耐熱ボウル
  • 泡立て器
  • ゴムベラ

生チョコの作り方

  1. 生チョコ用の型にクッキングシートを敷きます。
  2. チョコレートを細かく刻み、ボウルに入れます。
  3. 鍋に生クリームを入れて弱火~中火にかけ、沸騰する直前まで温めます。
  4. 温めた生クリームをチョコレートが入ったボウルに一気に注ぎ入れます。
  5. 泡立て器でかき混ぜながらチョコレートを溶かします。
  6. チョコレートが溶けたらゴムベラでよく混ぜ合わせます。
  7. クッキングシートを敷いた型に流し入れます。
  8. 冷蔵庫で2時間ほど冷やし固めます。
  9. 型から取り出し、2cm×2cmの大きさにカットします。
  10. カカオパウダーをまぶして出来上がりです。

基本的には四角い形にカットしますが、クッキーの型を使って星の形やハートの形、動物の形など様々な形にくり抜いて楽しむのもおすすめです。カカオパウダーをまぶす時、茶こしを使うと満遍なく美しくまぶすことができます。

トリュフチョコの作り方

トリュフにパウダーをまぶす様子

トリュフチョコの材料

  • チョコレート①:200g
    (板チョコが使いやすいです)
  • チョコレート②:適量
    (100ccくらい)
  • 生クリーム  :100cc
  • カカオパウダー:適量
    (なければココアパウダーを代用します)

用意する道具

  • 調理バットや大きめの皿
    (トリュフを並べるためのもの)
  • クッキングシート
  • 耐熱ボウル
  • 泡立て器
  • ゴムベラ

トリュフチョコの作り方

  1. 調理バットやお皿にクッキングシートを敷きます。
  2. 「チョコレート①」を細かく刻み、ボウルに入れます。
  3. 鍋に生クリームを入れて弱火~中火にかけ、沸騰する直前まで温めます。
  4. 温めた生クリームをチョコレートが入ったボウルに一気に注ぎ入れます。
  5. 泡立て器でかき混ぜながらチョコレートを溶かします。
  6. チョコレートが溶けたらゴムベラでよく混ぜ合わせます。
  7. 冷蔵庫で30分ほど冷やします。(丸められる固さになるまで)
  8. スプーンなどですくい、お好みの大きさに丸めて調理バットやお皿に並べます。
  9. 「チョコレート②」をボウルに入れ、湯煎にかけて溶かします。
  10. 溶かしたチョコレートを丸めたチョコレートに流しかけてコーティングします。
  11. 冷蔵庫に入れてコーティングしたチョコレートを冷やし固めます。
  12. カカオパウダーをまぶして出来上がりです。

基本的には丸めて形を作りますが、星の形やハートの形に作っても良いですし、お好みの形を楽しんでください。「チョコレート②」を溶かしてコーティングした後、細かく砕いたアーモンドやクルミで装飾してから冷やし固めるのもおすすめです。

お好みの食材で装飾してください。カカオパウダーをまぶす時、茶こしを使うと満遍なく美しくまぶすことができます。

生チョコとトリュフのどっちが簡単に作れる?

ハートの形をした生チョコ

生チョコとトリュフでは、生チョコの方が簡単に作ることができます。初心者向きと言った方が相応しいでしょうか。

チョコレートと生クリームを溶かし合わせたガナッシュを作った後、出来上がりまでの工程が少なく時間が短いのが生チョコです。

ガナッシュを四角い容器に流し入れた後、冷蔵庫に入れて放置することができます。トリュフはガナッシュを冷蔵庫に入れた後、丸められる固さになるまで冷やさなければなりませんが、30分前後で様子を見なければなりません。

固まり過ぎると丸められなくなってしまいます。さらに湯煎で溶かしたチョコレートをコーティングして冷やし固める工程もあります。短時間でパッと作りたい時は生チョコの方が簡単です。

生チョコとトリュフチョコのおすすめ商品

【ROYCE’】生チョコレート(オーレ・ホワイト・マイルドカカオ)

【ROYCE'】生チョコレート(オーレ・ホワイト・マイルドカカオ)

通販で買えるチョコレートと言えばロイズです。中でも「オーレ」「ホワイト」「マイルドカカオ」の3種の生チョコレートをおすすめします。オーレはロイズの人気No.1チョコレートです。

ホワイトは風味付けに洋酒が使用されています。マイルドカカオには洋酒が使用されていませんので、アルコールが苦手な方への贈り物にもおすすめです。


【恵那栗工房 良平堂】生チョコレート

【恵那栗工房 良平堂】生チョコレート

スイーツ プレゼント / 生 チョコレート 20ピース 良平堂

ホワイトチョコレートが使用されており、和菓子職人が作った生クリーム40%以上の生チョコレートです。年齢や性別を問うことなく、様々なシーンの贈り物としておすすめします。良平堂はチョコレートに特化しかお店ではなく、国産の和栗を使用した栗菓子を専門とするお店です。


【GODIVA】レジェンデール トリュフ

【GODIVA】レジェンデール トリュフ

【公式】 ゴディバ (GODIVA) レジェンデール トリュフ(12粒入)

ベルギーの伝統をしっかりと感じられるゴディバのトリュフです。鮮やかなブルーのリボンを解く瞬間も楽しむことができます。大切な人に幸せと感謝の気持ちを込めてチョコレートを贈りたい時におすすめです。


【千年の香り 千紀園】宇治抹茶トリュフ

千年の香り 千紀園 京都 宇治 抹茶 トリュフ

千年の香り 千紀園 京都 宇治 抹茶 トリュフ (4個入り)

宇治スイーツの専門店が作る、宇治抹茶とベルギー産の高級ホワイトチョコレートを使用したトリュフです。ホワイトチョコレートと生クリームのガナッシュに宇治抹茶が練り込まれています。濃厚な宇治抹茶を味わいたい方におすすめします。

最後に

白い丸い皿にトリュフとスプーン

溶かしたチョコレートに生クリームを加えたものをガナッシュと言い、ガナッシュを四角い形に冷やし固めたものを生チョコと言います。

ガナッシュを丸い形に冷やし固めたものをトリュフと言います。生チョコには規定がありますが、トリュフは自由に装飾することができます。

ガナッシュを作った後、どのように冷やし固めるのかが生チョコとトリュフの主な違いです。

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