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低カロリーで栄養豊富な「豆腐」
日本はもちろん、海外でも人気が高まっている食材のひとつ「豆腐」。原料である大豆の栄養素が凝縮されており、栄養豊富なのが特徴です。また、低カロリーなので最近ではダイエット食材としても注目されています。
パックから出してそのまま冷奴として食べるのはもちろん、鍋の具材にしたりハンバーグなどのつなぎに使ったりレシピはさまざま。普段のメニューにプラスするだけで手軽にタンパク質が補え、食事の栄養バランス調節にも役立ちます。
コスパがよく、ヘルシーでおいしい豆腐。スーパーで簡単に手に入りますが、「たくさん買いすぎて知らないうちに賞味期限が過ぎてしまっていた」なんてことありますよね。賞味期限が過ぎた豆腐を食べてお腹を壊さないように、食べられない豆腐の見分け方を知っておきましょう!
食べたら危険!な「豆腐」のサイン6選
通常スーパーに並んでいる豆腐は、加熱殺菌されたパック入りタイプが多いですよね。そのほとんどに、賞味期限が設定されています。
賞味期限とは、「おいしく食べられる期限」のこと。決められた保存方法で、パックなどが未開封の場合に適用される期限を指します。消費期限がついている食材と比較して傷みにくい食材に設定されていることが多く、豆腐もそのうちのひとつです。賞味期限が過ぎてしまっていても、完全に食べられなくなるわけではなく、食材の状態がよければ食べることができます。
とはいえ、食べられるかどうか自分で判断するのはなかなか難しいですよね。以下のサインが出ている豆腐は、食べないようにしましょう。
1.刺激臭がする
豆腐は通常、無臭orほんのりとした大豆の香りがします。下記の特徴的な刺激臭がした場合は腐っているので、食べずに廃棄しましょう。
- 大豆の青臭いにおい
- 酸っぱいにおい
パックを開けてもにおいがわからないときは、豆腐を切ってみてください。断面を嗅ぐとより刺激臭がわかりやすくなります。
2.パック内の水が濁っている or 変色している
パック内には、豆腐が衝撃で崩れないようにするための水が充填されています。パック内の水は通常透き通っていますが、白く濁っていたり黄色く変色していたりする場合は要注意です。
3.豆腐の表面がヌルヌルする
豆腐は腐ると表面がぬるつきます。また、パック内の水にぬめりが出る場合も。触ったとき、指が滑って糸を引くような触感がポイントです。絶対に口には入れず、すぐに捨てるようにしましょう。
4.酸味・苦味がある
基本的に賞味期限が切れてからしばらく経っている豆腐は食べないのがベターですが、においや触感で判断しづらい場合は口に含んで判断しましょう。
ただし、腐っていると危険なので飲み込まないようにしてくださいね。
5.パックが膨張している
パックがパンパンに膨張している場合は、腐った豆腐から出たガスが溜まっている証拠です。
6.豆腐が変色している
購入からかなり日にちが経っていると、豆腐が変色します。黄色っぽくなることが多いですが、灰色っぽくなることも。カビが生えている可能性もあるため、速やかに廃棄してください。
豆腐が長持ちする保存方法
豆腐は一般的に加熱殺菌された後、パック詰めされています。賞味期限が過ぎてすぐに腐ることは少ないため、パックから出さずに冷蔵庫にいれておいてOKです。
とはいえ、賞味期限内に食べきれないのがわかっている場合は、あらかじめ保存方法を変更しておくと豆腐の鮮度が長持ちしますよ。
冷凍保存
冷凍保存はもっとも手軽で長持ちさせることができる保存方法です。豆腐は冷凍した場合、約3週間〜1ヶ月保存することができます。
また、豆腐はほとんどが水分でできているため、冷凍することで水分が抜けて弾力のある食感に変化。いわゆる「高野豆腐(凍り豆腐)」に近い食感になります。また、大豆ミートとして肉の代わりにも使えますよ。
〜作り方〜
- 豆腐を食べやすい大きさに切り、キッチンペーパーで水分を拭き取る
- ジップロックなど、密閉できる袋に入れる
- 冷凍して完成!
調味料に漬け込む
豆腐を調味料に漬け込むと保存期間が長くなるだけでなく、おつまみにもなるのでおすすめです。
<味噌漬け>
豆腐がまるでチーズのように!おつまみにもごはんのお供にも。
〜作り方〜
- 豆腐をキッチンペーパーで包み、レンジで2〜3分程度チンする
水が抜け切らない場合は数回繰り返し、溜まった水はこまめに捨ててください。しっかり水抜きすればするほどねっとりとした食感になります。 - 水切りした豆腐に味噌を全体的に塗ってラップで包む
豆腐が全部隠れるようにしっかり塗りましょう。 - タッパーなど密閉できる容器に入れ、冷蔵庫で丸一日寝かせる
このまま1週間程度保存可能です。 - 味噌をキッチンペーパーで拭き取り、食べやすい大きさに切ったら完成!
<オイル漬け>
豆腐を洋風テイストで食べたい場合におすすめです。
〜作り方〜
- 豆腐をキッチンペーパーで包み、レンジで2〜3分程度チンする
- 豆腐を食べやすい大きさに切り重ならないようにタッパーに入れる
- 豆腐が浸るくらいオリーブオイルを入れる
- 塩胡椒・スライスしたにんにく・鷹の爪など、好みの調味料を入れる
- 冷蔵庫で丸1日寝かせる
まとめ
今回は「豆腐が腐っているときのサイン6選」を紹介しました。
豆腐は比較的長く保存できる食材ですが、腐っているとお腹を壊したり食中毒を起こす危険性があります。腐っているサインがなく食べられそうでも、なるべく賞味期限内に食べきるようにしましょう。
期限内に食べきれない場合は、保存方法や食べ方を変えてみてくださいね!