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冷凍食品だけのお弁当はメリットが沢山!
ここ数ヶ月、冷凍食品だけのお弁当を作っていますが何の不満もなく残さず美味しく食べています。
「冷凍食品だけのお弁当なんて栄養は大丈夫?」と聞かれたことがありますが、冷凍食品の種類はとっても豊富で野菜や魚や肉や卵料理がお弁当にちょうどいいサイズで作られていますので、栄養を考えて色々なおかずを組み合わせることができます。
冷凍食品だけのお弁当のメリットをまとめてみました。
冷凍食品のメリット①:時短になる
冷凍食品はあらかじめ下ごしらえがされていたり、調理済みですので電子レンジでチンするだけのものが多く、調理時間が大幅に短縮されて朝の忙しい時間のお弁当作りにはピッタリです。
唐揚げや魚やエビフライやコロッケなど、手作りだと時間がかかるものも冷凍食品なら数分で仕上がります。また野菜の冷凍食品も多く、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜、インゲン、かぼちゃ、さといも、ネギ、ミックスベジタブルなどおどろくほど種類があります。
例えば、手作りで「唐揚げ」「ブロッコリー」「小松菜の胡麻和え」を作ったらどれだけ時間がかかるかわかりますよね?でも冷凍食品だけのお弁当なら数分でOKです。
【手作り料理にかかる時間の目安】
- 唐揚げ :30分 程度
- ブロッコリー :10分 程度
- 小松菜の胡麻和え:10分 程度
冷凍食品のメリット②:合成保存料は使っていない
添加物が気になるという方は多いと思いますが、冷凍食品は微生物が繁殖しない-18°C以下を保っている食品ですので保存料は必要ないのです。
冷凍食品のほうれん草などは綺麗な緑色をしていますが、ブランチングという製法で火を通しているので茹でたてのままの新鮮な色合いが持続するのだそうです。
おかず系の冷凍食品は必要に応じた添加物が使用されている商品もありますので、パッケージの成分表示の部分をチェックしてみてください。
冷凍食品のメリット③:長期保存が可能
野菜や果物など生のまま冷蔵庫で保存しても長持ちしないものは、なかなか食べきれなくて腐らせてしまったことはありませんか?
必要な分だけを解凍して食べられる、使わない分はそのまま冷凍しておける野菜や果物の冷凍食品は、単身や二人暮らしの方には特におすすめです。
少人数の食事の調理で、野菜をいっきに使い切るのはなかなか大変ですし、果物も冷蔵庫の奥で眠らせているうちに劣化して全て食べきれないのは残念です。いくら好きでも、毎日同じものを食べ続けるのはつらいものがありますよね。
数種類の野菜や果物の冷凍食品を買ってストックしておけば、何種類も好きなタイミングで食べることができて調理にも便利です。ちなみに正しく冷凍保存した場合、賞味期限は約1年間と言われています。
冷凍食品のメリット④:栄養価は低くない!実は高いものもある
冷凍野菜や果物は旬の時期に新鮮な状態で冷凍されていますので、栄養価はしっかり保たれています。
ブランチング製法をおこなう時に火を通すので、ビタミン、ミネラルなどの栄養価は減少しますが、家庭で調理してもそれらは減少します。
ですが、旬の一番栄養価が高くおいしい状態のものを冷凍にしている分、時期や調理方法によっては冷凍野菜や果物の方が自宅で処理して調理するよりも栄養価が高いケースが多い場合があります。
お弁当を冷凍食品だけにした場合のコスパ
冷凍食品だけのお弁当と外食費用比較
【コンビニや外食の平均的な予算】
外食に使う男女の平均の予算は822円と言われています。コンビニでお弁当や飲み物などを買うと600~700円くらいにはなるので、意外と高くついています。
※日によっては700円を超える場合もあるので実際にはもう少し高くつくと考えられます。
白米の1ヶ月の消費量は5kg程度と言われています。品種にもよりますが平均2,500円~3,000円です。お米の分の食費を日割り計算し、さらに1食分にしてみると、かなり安く済むことが分かるかと思います。
結論
コンビニや外食よりも、炊いたご飯&冷凍職オンリーのお弁当の方が、一か月の昼食代は7,000円以上安く済む。
冷凍食品だけで栄養面は大丈夫?
豊富な冷凍食品を組み合わせる
冷凍食品の種類はとても豊富。肉、魚、野菜、卵料理などさまざまな食材の料理があります。調理済みのものが多いですが、下ごしらえのみの野菜をいくつか組み合わせることで野菜不足も無くなります。
唐揚げや魚やエビフライやコロッケなど、お弁当の定番おかずばかりですと栄養が偏りますが、ブロッコリーやほうれん草と組み合わせることで栄養バランスを考えながらお弁当を作ることができます。
調理済みのおかずだけでなく色々な種類の野菜もそろえておきましょう。また、調理済みのおかずによってはカロリーや塩分、糖質を摂取しすぎることがありますのでチェックしておきましょう。
冷凍食品だけにするデメリットは?
ニキビができやすくなる
冷凍食品の調理済みのおかずの中には食品添加物が多いものもあり、体内で活性酸素が発生することで肌が内部からダメージを受けてニキビができやすくなる場合もあります。
冷凍食品も加工食品なので、脂質が入っているものを摂取しすぎると、皮膚が油っぽくなり、毛穴が詰まることでニキビができやすくなります。
栄養がかたよっている
冷凍食品の中にはミネラル類があまりふくまれていないものも多いので、栄養バランスの組み合わせをしっかり考えないと栄養がかたよる可能性があります。
冷凍食品には肉類の脂質が多く、魚の脂質が入っているものは少ないので脂質のバランスが乱れてしまう可能性もあります。
「冷凍食品だけのお弁当」はこんな人におすすめ
冷凍食品だけのお弁当が向いている人は「朝忙しい人」「料理を作るのが面倒くさい人」に向いています。冷凍食品は冷凍技術が進んだので栄養バランスのとれたお弁当を作ることができます。冷凍食品だけのお弁当にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?