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新しい財布を買ったら「寝かせる」
風水的に新しい財布を買ったらするべきことがあります。そのひとつが「財布を寝かせる」ことです。新しい財布を使い始める前に財布を寝かせることで金運がアップすると言われています。
財布を寝かせるとは?
財布を寝かせるというのは、新しい財布を買ったら財布の中にお金を入れて一定期間置いておくことです。
財布を寝かせる理由
お金を記憶させる
財布を寝かせる目的は、新しい財布を使い始める前に財布にお金を記憶させるためです。
風水では「財布=生き物」だと考えていますので、新しい財布にお金をいれることで財布はそれがお金だと記憶し、お金を認識できるようになるようです。
財布がお金を記憶し自分にとって大切なものだと認識するまでには時間が必要です。そのために新しい財布を買ったらお金を入れて一定期間静かに寝かせるわけです。ですので、財布を寝かさずお金を出してしまうと財布はお金を認識できなくなるということです。
財布がお金を認識できることでお金が離れないようにし、お金が出て行った時はお金を取り戻そうとするようです。財布を生き物と考えると、生まれて始めて会ったお金から離れたくないのも分かりますね。
パワーを取り入れる
新しい財布をエネルギーがある環境に一定期間寝かせてパワーを取り入れます。パワーを取り入れたことで金運がアップします。
《 ポイント 》
- 財布を寝かせるのは、財布にお金を覚えてもらうのが目的。
- 財布にお金を記憶させるためにお金をいれたまま一定期間寝かせる。
- 財布がお金を認識することでお金を手放さない、または出て行ったお金を取り戻そうとする。
財布を買ったらやるべきこと
ここでは新しい財布を買ったら使用前にする、お金を寝かせる方法をご紹介します。
「お金」を寝かせる方法
新しい財布に入れる前に、紙幣は新札を用意して、小銭はなるべく綺麗な小銭を用意しましょう。紙幣は金額ごとにわけて、お札の向きをそろえてから財布に入れます。
お札の向きの上向きと下向き、どちらでもかまいません、お札を上向きに入れた場合はお札が一旦外に出て自分の元に帰ってくると言われています。
お札を下向きに入れた場合はお札が財布に留まりお金が貯まると言われていて、共に金運アップにつながりますので、お好みの向きで入れてください。
新しい財布にお金を入れたら布団にくるんで財布を寝かせます、人間と同じで財布もゆっくり休むのが大切とされているからです。その際は、きれいな布でくるむか、販売している財布用の専用布団で北寄りの静かな暗所で寝かせてください。
財布を寝かせるときの注意点
新しい財布の中にポイントカード類や領収書などは入いれないでください。これらのものを新しい財布に入れてしまうと、財布の気が乱れた状態になり運気が下がるからです。
新しい財布には、お札と小銭だけを入れて、お金と財布にとって快適で仲良しになる環境を作ってください。
また、寝かしている間は、財布とお金が仲良しになるための準備期間なので、仲を邪魔しないように、新しい財布はさわらず、使い始めるまでそのままの状態で寝かしておいてください。
寝かせる時の金額と入れ方
寝かせる時に財布に入れる金額のパターンはいくつかあります。どの方法も効果があるようですので、自分にあった金額を入れましょう。
パターン1:金額は多ければ多いほど良い
財布は最初に入れた金額を、財布にあるべき金額だと認識しますので、お金が出て行ったとしても、元に戻そうとします。
多ければ多いほど良いというパターンでは、入れるお金を貯めてから財布を新しく買う人もいます。
パターン2:新札で21万円
21万円の新札を下向きに揃えて財布に入れます。
パターン3:2倍~3倍
普段財布に入れている金額の2倍~3倍の金額を入れます。パターン1と同じに財布はお金が減ると取り戻そうとしますのでいつもより多めに入れておきましょう。
パターン3:お種銭115円
115は、天下を取るという数字の組み合わせです。天下を取る=財産を得るとして115円を財布に入れます。100円玉、10円玉、5円玉、それぞれ1枚ずつ財布に入れましょう。
パターン4:8万円
末広がりの8は金運や財運に恵まれるという縁起のいい数字です。末広がり=お金が増えると考えて8万円を入れます。
財布は何日くらい寝かせればいい?
財布を寝かせる日数
新しい財布を買ったら何日くらい寝かせればいいのかは、3日や1週間や1ヶ月以上など諸説あり根拠が不明ですが、一般的には9日間と言われています。
なぜ9日間がいいかと言うと9、という数字は風水では縁起がいい数字と言われていて、永久の久と9にかけて永久にお金が貯まるという理由から、新しい財布を買った最初の9日間は重要とされているのが理由です。
財布を寝かせる場所
財布を寝かせる場所でいいのは、お金が好きな場所で、暗くて静かなところがいいと言われています。家の中では、暗くて静かなタンスの引き出しや机の引き出しなどが適しています。逆に家の中で適していない場所はキッチンなどで火をつかうところです。
財布を寝かせる方位
財布を寝かせる方位は一般的に北に寝かせると言われていますが、一部に西に寝かせるというものもあります。
北に寝かせた方が良い理由は、風水で財産は北に保管すると良いと言われているからですが、北と西では、寝かせ方が良い物の性質の違いがありますが、財布の場合は北と西に当てはまるからです。
北に保管することが向いてるものは、定期預金の通帳や実印や土地などの権利書で財産に関するもの、西に保管することが向いてるものは、普通預金の通帳や認め印や財布などお金に関するものが良いとされています。
財布の場合は西に当てはまりますが、風水の金運アップの方角では西でお金を呼び込んで、北でお金を貯め込むとされているので財布にお金を呼び込みたい場合は、西に寝かせて、財布にお金を貯め込みたい場合は、北に寝かせた方が、いいと言うことになります。
財布を寝かせる時間がない場合
新しい財布は、使い始めの時お金の金額を記憶すると言われていて、新しい財布を使い始める際にお金の出入りも記憶してしまうので、新しい財布を買ったら9日間は財布を寝かせるのが理想とされています。
新しい財布を寝かせる時間がなく使用するときは、財布はお金の金額を記憶するので、新しい財布に覚えさせたい金額の2から3倍のお金を入れて、あまり新しい財布からお金の出入りをさせないのがおすすめの方法です。
財布を買い替えるよい時期
新しい財布を買ったら金運が上がると言われている時期はいつでしょうか?
春財布
春は生物などを初めとしてさまざまなことが活性化される時期なので、春に財布を使いはじめると金運もアップすると言われています。
財布にお金が貯まり膨らんで張るの、「張る」と「春」にあやかって、春財布はお金が入ってくるので、新しい財布を買い替えるのに縁起の良い時期とされています。
春財布の時期は年明けの新春から4月の終わりまでが春財布の時期と言われていますので、それまでには新しい財布を買い替えてください。
秋財布
秋は実りの秋とも言われていて、財をなす時期なので、秋に財布を使いはじめると財布の中身も実るので、使い始めるのに良いと言われています。
また、食物の秋でもあり開運アップがありますので、新しい財布を買い替えるのに縁起の良い時期とされています。
秋財布の時期は9月の秋分のから11月までが秋財布の時期と言われていますので、それまでには新しい財布を買い替えてください。
秋と言えば実り。食物が実り財をなす季節です。実りにちなんで、財布の中身も実り「実り財布」と言われ財布を新調するには良いとされています。
締め財布
締め財布とは一年の締めくくりとなる12月にの買う財布のことで、12月は一年の締めくくりで、財布の口も締まりお金が出ていかないと言われています。
一年の締めと、財布のひもを締めると言う意味で、新しい財布を買い替えるれば金運アップにつながる時期とされています。
財布を買い替えるのにいい時期8選
- 吉日などの縁起のいい日に財布を買い替える。
- 財布の寿命とされている時期に財布を買い替える。
- 自分の誕生日に財布を買い替える。
- 暦で節目時期に財布を買い替える。
- 財布が汚れたり壊れた時に買い替える。
- 欲しい財布が見つかった時に買い替える。
- 気分転換やイメージを変えたい時に財布を買い替える。
- 厄年の時期に財布を買い替える。
寝かせすぎは逆効果!
新しい財布を買ったら寝かせると金運アップの効果がありますが、寝かせすぎは良くないので注意しましょう!寝かせすぎることで金運が停滞されてしまい逆効果になるようです。また、寝かせるだけでなく、財布の使い方で金運をアップさせる方法もあります。
代表的なのは「財布を整理する」ことです。財布の中にレシートやクーポンを入れっぱなしにしておくと、お金の居心地が悪くなり外に出てしまうと言われています。お金に逃げられないよう財布は常に整理しておきましょう。