絶対NGな『包丁の使い方』7選!油断してると大けがに繋がるかも…!

包丁でトマトをスライスしているところ

自炊していると毎日のように使う包丁で使い方にも慣れてきますが、実は油断していると大けがにつながってしまうこともあります。使い慣れている方も、普段の使い方で危ないところがあると、いつか怪我につながってしまうかもしれません。絶対NGな包丁の使い方をご紹介します。

絶対NGな『包丁の使い方』7選!

骨付きチキンをナイフでほぐしている

1.かたい食材を無理に切るのはNG

肉の骨や凍ったものなどかたい食材に包丁を使うのはNGです。無理に切ろうとすると、切れ味が悪くなったり、刃にヒビが入ることもあります。研いでも直せないほどのダメージを受けることにもなりかねません。場合によっては刃が滑って怪我をすることもありますので控えましょう。

2.まな板がずれないように固定しないで切るのはNG

まな板と包丁

包丁を使う時には必ずまな板を使いますが、まな板がずれやすくなっているととても危険です。力を入れた時にまな板が動くと包丁で手を切ってしまうことがあります。滑り止め加工が無いまな板の場合は、下に濡れ布巾を敷いてずれないよう工夫しましょう。

3.お皿やかたい物の上で切るのはNG

お皿の上に置いた食材をそのまま切ると、お皿も傷つきますし包丁の刃にも良くないためNGです。また、まな板の上で切らないと、切った時に食材が滑りその勢いで刃先が添えている手に当たって怪我をする可能性もあります。包丁とまな板はワンセットで使うようにしましょう。

4.食材に添える手の指を伸ばすのはNG

キャベツを千切りにしているところ

食材を切るとき、片方の手は食材に添えますが、食材に添える手は「猫の手」と言われている添え方で、関節を曲げるのが通常です。人さし指と中指の第一関節を食材につけ、第2関節を包丁の側面を当てながら食材を切るのがよいそうです。

この時に注意したいのが、親指を伸ばしたままにしていると、親指に包丁がぶつかり怪我をしてしまうことです。包丁を使う時は、全ての指が伸びていないようにしてくだい。

5.指を曲げた「猫の手」では関節が包丁の側面に当たらないのはNG

食材を「猫の手」で抑える時は、指の関節が包丁の側面に当たるように切っていきます。抑える手を包丁から離すと、包丁をおろしたときに、安定しにくく野菜などを等間隔で切るのが難しくなります。

また、食材を切り進めているうちに、抑えている手を切ってしまう危険が高くなります。切る位置は、包丁を持っている手で決めるのではなく、食材に添えている猫の手を包丁に接しながら決めるほうが、安全で正確に切れるそうです。

6.切れなくなった包丁を使い続けるのはNG

切れなくなってきた包丁を使い続けると、食材の上で刃がすべり危ないです。刃を当てても食材が逃げてしまったり、みじん切りをしても汁がたくさん出てしまいます。

なかなか切れないからと力で切るようになると、食材がつぶれたりするだけでなく、切り方のおかしなクセがついてしまうそうです。

また、切れない包丁を使うことは、食材を思うような大きさや形に切ることができなくなるため、料理の出来栄えも悪くなり料理がヘタになるとも言われています。包丁は定期的に研ぐようにして切れ味を整えておきましょう。

7.食材によって使い方(切り方)を変えないのはNG

キャベツを切っているところ

全ての食材で同じ切り方をしていると、食材がキレイに切れないだけでなく、指や手をケガする危険も高くなるので、食材のかたさによって切り方を変えましょう。食材によって使い分ける切り方は大きく分けると2種類です。

  • 野菜やかたい肉などを切る時は「押し切り」
  • 魚や柔らかい食材は「引き切り」

押し切りは包丁を奥に押すようにしながら切ります。特にかたい食材の場合、包丁の背の部分に持ち手と反対の手も添えて押すと切りやすいです。

引き切りは、刃の長さを利用しながら包丁を手前に引きながら切る方法です。力を入れないため食材の繊維がつぶれにくいので刺身なども引き切りにすると、断面がなめらかに切れます。

包丁を洗ったらすぐに水分をふき取る!

包丁を洗っているところ

包丁は使い方を間違えると怪我をする危険が高くなるため、慣れていても正しく使うように心がけることが大切です。

また、使い終わって洗った包丁は濡れたまま水切りカゴに放置せず、早く水分をふき取るようにしましょう。濡れている時間が長くなると錆の原因につながったり包丁の寿命が縮まる原因となります。

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