目次
雑誌のスクラップ収納のメリット
読み終えた雑誌はスクラップ収納することで、雑誌のまま保管しておくよりも保管しておくスペースを減らすことができます。
お気に入りの特集だけを厳選してスクラップブックを作って保管することで、読み返したい必要なページを残して不要なページは処分することができます。
雑誌はそのときそのときのトレンドを扱うものが多いので、残しておきたいと思っていても時間の経過と共にトレンドは変化するので不要になってしまうことが少なくありません。
自分にとって残しておきたい雑誌の情報を見極めてスクラップでファイリングして自分流にアレンジすれば読み返したい記事を簡単に読み返すことができるので便利です。
多くの雑誌をそのままスクラップ保管しておくと保管のスペースが多く必要になることはなく、部屋の中も整頓しやすくなり見栄えも良くなります。
《 ポイント 》
- 雑誌をそのままの状態でスクラップしないで保管しておくと多くの保管スペースが必要になってしまいます。
- 雑誌には自分に必要のない記事や特集もあるので、必要な部分をスクラップして保管することで保管スペースを減らすことができるだけでなく、読み返したい記事や特集を簡単に見返すことができます。
雑誌をスクラップ収納するやり方
雑誌は「中綴じ」や「無線綴じ」で作られています。中綴じは大きなホッチキスなどで綴じられているため、解体するときは針を外す専用のリムーバーがあると便利です。
ホッチキスの後ろ側に付いているリムーバー部分でも可能ですが、雑誌を綴じている針は大きく外しづらいので専用のものを利用することをおすすめします。
針を外して雑誌を解体して必要なページの部分をカッターで切り抜きます。
雑誌が無線綴じの場合は糊で閉じています。糊は熱に弱いのでアイロンを使用して糊を溶かして雑誌を解体します。
アイロンで糊を溶かすときは何ヵ所かに分けて焦らずに糊をキッチンペーパーで拭き取りつつ、熱が冷めないうちに素早く剥がして解体しましょう。
アイロン以外でもドライヤーや電子レンジで温めてしまうという方法もあります。
雑誌は表紙と裏表紙まで糊が付いているので背表紙の部分を最初に剥がすと他のページの解体がやりやすくなります。
雑誌を切り抜いたら無くさないように上手く保管しておきたいものです。スクラップ収納の方法でおすすめの方法を3種紹介します。
スクラップブックを作る
スクラップブックはノートに雑誌を切り抜いたものを貼り付ける方法で、レイアウトも自分の好み通り自由に決めて、ペンやシールを貼って装飾して楽しみましょう。
手間と時間を掛けて作ることになるので大切な作品としてまとめることができます。
クリアファイルで分類
雑誌はクリアファイルを使ってスクラップを入れておけば中に何があるかすぐ確認することができます。
クリアファイルを何点か用意してジャンルを分けて分類しておくと好きなものを探しやすくなるので便利です。
また、雑誌をクリアファイルでスクラップする場合は切り抜かなくても、雑誌のページのまま保管しておけるのでゆっくり切り抜くべきかそのままにしておくか厳選することができます。
クリアポケットリーフ
雑誌のスクラップはバインダーとクリアポケットリーフを利用するとページの追加が容易になるので、雑誌の切り抜きが増えても同じバインダー内で追加できるので整理が簡単に行えます。
《 ポイント 》
- 雑誌は「中綴じ」や「無線綴じ」で作られています。
- 中綴じの雑誌は大きなホッチキスなどで綴じられているので針を外して分解し、無線綴じの場合は糊を熱で糊を溶かして解体して雑誌の必要なページを切り抜きスクラップします。
- 雑誌でスクラップしたものはスクラップブックを作ったり、クリアファイルで分類して保管しましょう。
雑誌をスクラップするときの注意点
雑誌のスクラップをするときに注意しなければならない点を紹介しておきましょう。
雑誌を切り抜いてスクラップ収納しても違法性はありません。著作権法に違反とはならないので自分で好きなようにして楽しむことができます。
雑誌に掲載されている内容は自分で購入した雑誌であれば、家族や友人と回覧しても問題ないので、切り抜いてスクラップブックを作って友人に見せても違法とはなりません。
但し、自分や家族で楽しむ以外に雑誌の内容をコピーすることは複製権の侵害になってしまうため、雑誌をコピーしてそれを切り抜いてスクラップブックを作って他人と回覧した場合は違法になってしまうので注意してください。
また、雑誌でスクラップブックを作った場合、その内容をSNSなどのインターネット上で公開してしまうと著作権の侵害となってしまいます。
無断で公開した場合は公衆送信権や送信可能化権を侵害することになるので、気軽にSNSで公開するといったことをしてはいけません。
《 ポイント 》
- 雑誌をスクラップするときは著作権法に注意が必要になります。
- 自分で購入した雑誌はスキャンして収納していても問題ありませんが、その内容をインターネット上のSNSなどで公開した場合は著作権の侵害となってしまうので注意してください。
雑誌のスクラップはアプリでもできる?
雑誌のスクラップはスマホのアプリでも作ることができます。
雑誌を電子化する場合にはパソコンとスキャナーを用意して雑誌のページを画像化をして保管する方法がありましたが、現在ではスマートフォンでスキャンしてそのまま保管をすることができる便利なアプリがあります。
スキャナ―アプリには、ページの隅を調整してくれるものもあるので、雑誌のページとページの間のゆがみも補正してくれるものもあるので便利です。
また取り込んだ雑誌のページは画質も選ぶことができたり、拡大することもできるので、スマホだけでスクラップブックを楽しむことができます。
雑誌のスクラップにおすすめのアプリ
CamScanner(iPhone/Android両対応)
簡単に雑誌のページをスキャンできるだけではなく、ゆがみを修正してくれます。
スキャンして取り込んだものはアプリの画面内に無料で利用してもフォルダーを3つ作ることができます。
その中にフォルダーをいくつも作ることができるので、雑誌ごとにフォルダーに入れて管理すると後からでも簡単に見たい内容を探すことができます。
スキャンした雑誌はページごとに画像として保管されるので拡大して楽しむことが可能です。
Genius Scan(iPhone/Android両対応)
Genius Scanは文字の多いページのスキャンに強いアプリです。
アプリがテーブルなどの上に置いた雑誌のページをスキャンしたい雑誌を自動で認識してトリミングしてくれる機能がありゆがみや汚れも除去することができます。
フォトスキャン by Googleフォト(iPhone/Android両対応)
雑誌の写真を画像として取り込むスキャンアプリですが、光が反射している画像でも自動的に補正して反射を除去してくれるので、手軽に保管できます。
また角度補正機能もあるので、スキャンするときの向きもきにすることなく保管しておくことができます。
アプリを利用するときに注意しなければいけない点
アプリで雑誌のスクラップをするときには何点か注意しなければならない点があります。
注意点①:複製権や著作権に注意
スマホに雑誌をスキャンして取り込む場合にも複製権や著作権は適用されるため、取り込む雑誌は自分で購入した雑誌であることやインターネット上のSNSなどにアップロードしてはいけません。あくまでも自分のための私的利用の範囲内で楽しみましょう。
注意点②:スマホの容量を圧迫してしまうので注意
多くの雑誌をスキャンすると画像データとなるのでスマホの容量を圧迫してしまうことがあります。クラウドに保管するなど上手に容量を使い過ぎないように工夫して利用しましょう。
《 ポイント 》
- 雑誌のスクラップはスマホのアプリを利用して手軽にスクラップしておくことができます。
- 雑誌のスクラップはクラウド上に保管しておくことでスマホが壊れてしまっても閲覧することができるので便利です。
- 雑誌は自分で購入した雑誌をスキャンして、自分で楽しむ場合には違法ではないので問題ありませんが、スキャンした画像をインターネット上のSNSで公開してしまうと違法になってしまうので注意してください。
最後に
雑誌はスクラップすることで、自分の読みたい好みのページのみを保管しておくことができるため雑誌をそのままの状態で保管しておくよりも保管スペースが必要なくなるので便利です。
雑誌を自分好みにアレンジしてスクラップブックを作れば愛着も沸きますし、雑誌をクリアファイルでスクラップ保管すれば簡単に見やすく保管することができます。
スマホのアプリを活用して雑誌をスキャンしてスクラップ保管しておく方法もあるので便利に利用してみましょう。