目次
収納を上手にするためのポイント
「リビング」での収納ポイント
テレビ台を最大限活用する
家の中の収納を上手にするためのポイントを説明します。
テレビ台を活用して上手に収納することができます。家族が集まって、一番多くの時間を過ごす場所がといえばリビングですよね。
そのリビングにあるテレビ台はテレビだけをドン!と置いておくだけではなく、DVDプレイヤーやゲーム機などはもとより、雑誌や雑貨などの日用品など、リビングで使う物を「収納」するという大きな役目も担っています。
中でも扉や引き戸があるタイプのテレビ台は、隠したいものを上手に収納することができますし、引き出しは、細々とした小物を入れるのに便利な収納機能です。整理整頓を兼ねた収納方法を上手に取り入れて、きれいに片付いた印象のリビングにしましょう。
おしゃれなアイテムでまとめる
家族みんなで使うリビングだからこそ、リモコンや充電器、アルバムや雑誌、取扱説明書などの書類が散乱してしまいがちです。
部屋が散らかる原因は、ひとつひとつのモノの位置が定まっていないからなんです。そしてもうひとつ、収納場所が決まっていたとしても、取り出しにくいと出したモノをしまうのが面倒になり、それがそのまま散らかる原因になってしまうのです。
テレビ台以外にも、お部屋のイメージに合ったリモコンラックや充電スタンド、マガジンラックなどおしゃれなアイテムを活用して、リビングで使う物を取り出しやすい場所に収納してみてください。
常に視線が集まるスペースなので、すっきりとしたおしゃれな印象に、そして使い勝手よく整えておくように心がけたいですね。
《 ポイント 》
- テレビ台は物を収納するとい大きな役目もある。
- 部屋が散らかる原因は、モノの位置が定まっていないから。
- ラックを使ってすっきりとおしゃれな印象にする。
「キッチン」での収納ポイント
カトラリーは大きめのケースがおすすめ
料理をするうえで欠かせない、まな板や包丁、カラトリー、お玉やヘラ、ボウルなどキッチンツールの種類は豊富にありますよね。
それらを上手に収納するのに便利なケースはスタンドタイプやシリコン製、木製と素材もさまざまですが、近年では衛生面や取り出しやすいなどを重視した、おしゃれな商品が多く販売されています。
カトラリーケースは清潔感にポイントをおいて白いものを使っている方が多いようですが、ケースの大きさを統一することで、すっきりとした印象になります。
また、はさみや計量カップのようにキッチン用具は形や大きさがばらばらなので、引き出しに収納するカトラリーケースのサイズは余裕を持たせた方がいいでしょう。
ファイルボックス等を活用
皆さんお馴染みのファイルボックスはキッチンの収納にも使える優れものです。
100均では色とりどりのファイルボックスが販売されていますので、キッチンに合うカラーを選んで収納ケースとして使うことにより、どこに何があるのか分かりやすくなります。
引き出し収納にフライパンや鍋のサイズに合ったファイルボックスを並べて、立てた状態でキレイに整理整頓してみましょう。取っ手部分はファイルボックスから出るように上手に収納しておけば、使う際も取り出しやすくなります。
また、透け感の少ないファイルボックスを使用すればすっきりと見栄えが良くなります。隙間部分には調味料やお玉など細かいものを収納して、無駄なくスペースを使ってみてください。シンク下の収納でお困りの方は参考にしてみてくださいね。
「見せる収納」にはカゴやラタンボックスを活用
食品や食器、調理道具の収納に使えるボックスの素材もさまざまあり、見せる収納に適したカゴやラタンなどいろいろ揃っています。
収納ボックスの材質や色合いを統一して、お気に入りの食器や小物を入れてコーディネートし、「見せる収納」を楽しんでみましょう。形は違っても材質や色合いを統一することでおしゃれな印象にまとめることができます。
突っ張り棒を取り付ける
突っ張り棒を2本使って、シンクの下やキッチン台の上など、使いやすい場所に棚を作ってみてはいかがでしょうか。
まな板を収納したり、フック付きのカゴをぶら下げて小物を入れたり、ワイヤーネットを取り付けて活用することもできます。突っ張り棒はカップをかけるのにもぴったりです。
キッチンのインテリアに合ったカラーのフックを使って、おしゃれなカップを掛けておくとカフェのような雰囲気を楽しむことができるでしょう。センス抜群にするためのコツは、カップとカップの幅を持たせて掛けることです。
ただし、マグカップなどは少し重さがあるので突っ張り棒が外れてしまわないよう掛けすぎに注意してくださいね。
《 ポイント 》
- ケースの大きさを統一してすっきりとした印象にする。
- カトラリーケースは余裕を持たせたサイズにする。
- 鍋やフライパンはファイルボックスに収納する。
- カゴやラタンは見せる収納に適している。
- 突っ張り棒を2本使った棚に収納する。
「洗面所・トイレ」での収納ポイント
洗濯機の上を上手に使う
洗濯機の周りは洗剤や柔軟剤、ピンチやハンガー、洗濯ネットなどたくさんの物であふれていませんか?洗濯機を設置しているスペースは、洗面所や脱衣所と一緒になっているの場合が殆どなので、収納に頭を抱えてしまいます。
そこで活用したいのが、洗濯機の上のスペースを上手に利用した収納ラックです。洗濯機ラックがあれば洗剤やタオル類を並べて置くこともできるし、小物を入れるカゴを使って、洗面用具や化粧品類もきれいに収納できます。
また、バスケットや布製の収納ボックスを設置することにより、無機質な雰囲気になりがちなサニタリースペースをナチュラルで温かみのあるイメージにすることができるでしょう。
樹脂製素材は水に強いのでおすすめ
細々とした物が散らかりがちな洗面所をすっきりと片付けるのに、ランドリーチェストがあると整理整頓がしやすいですよね。
水周りをおしゃれな空間へとアレンジできるランドリーチェストは、何を収納するかにより、サイズや機能性などを考えて選ぶことが大切です。また、湿気が多くなるサニタリーでは、通気性のよいラタン調(藤)は、見た目の爽やかさも加わり定番の人気素材!
また、プラスチックなどの樹脂製素材のチェストは、メッシュやスリットが入っているデザインにすると、湿気が多い所でも快適に使うことができます。
トイレにはスリムなラックでスッキリ収納
トイレは狭いスペースに、トイレットペーパーやトイレ掃除用具などを収納していますよね。トイレに備え付けの棚がない場合、トイレットペーパーのストックを多めに置いてしまうと、他のものを収納するスペースを確保できなくなってしまいます。
また、ブラシや洗剤などの掃除道具は、奥にしまいこまずに、手軽に使えるようにしておくことで、億劫がらずに、こまめに掃除するようになるでしょう。このように、トイレ収納にぴったりのおしゃれなスリムラックを置くことで、トイレ内がすっきりと片付くので、ぜひ参考にしてくださいね。
生活感が出やすいトイレの見た目をよくするためには、マンションなどの狭いトイレでも省スペースですっきり収納できるスリムラックは必需品です。デザインにこだわったスリムラックを選ぶことで、殺風景なトイレを清潔感のあるおしゃれな空間に演出することができます。
《 ポイント 》
- 洗濯機の上のスペースを利用した収納ラックを活用する。
- 通気性のよいラタン調のランドリーチェストは人気素材。
- 樹脂製素材のランドリーチェストは、メッシュやスリットが入っているもの。
- 省スペースですっきり収納できるスリムラックは必需品。
「玄関・クローゼット」での収納ポイント
訪れたお客様が最初に目にするスペースは玄関なので、常にきれいな状態に保っておきたいものです。それなのに、家族が毎日出入りを繰り返す玄関は、汚れた靴を出しっぱなしにしてしまいがちです。
なので、常にシューズボックスに靴をしまう習慣をつけておくと、いつでも清潔感のあるきれいな玄関を維持することができるでしょう。
同じように、お部屋の収納を上手にするためはクローゼットも大いに活用してください。部屋が散らかってしまう大きな原因のひとつは、脱いだ服が出っぱなしになっていることです。着替えたら脱ぎっぱなしにせず、湿気っていない服は、その都度クローゼットに収納することが大切です。
クローゼット収納のポイントは、「吊るす服」と「たたむ服」にわけて収納することです。吊るしてある服の床に衣装ケースや大きめのカゴを置いて、その中にたたんだものを入れると上手に収納することができますよ。
衣替えの時期には、汚れが染みついた服や、しばらく着ていない服、サイズの合わない服を処分して整理整頓する癖をつけるようにしましょう。
《 ポイント 》
- 常にシューズボックスに靴をしまう習慣をつけておく。
- クローゼットには、「吊るす服」と「たたむ服」にわけて収納する。
- 汚れが染みついた服、しばらく着ていない服、サイズの合わない服を処分して整理整頓する癖をつける
収納上手に関するQ&A
A.お手紙やダイレクトメール、請求書などカテゴリーごとにファイリングしておきます。必要な書類を出したい時に、スムーズに取り出せるので探す手間が省けます。
A.いつ何時、必要になるかわからない薬ですが、定位置をしっかりと決めておくことで、いざという時に探さなくて済みます。病院でもらった薬は、服用方法を書いたメモや病院でもらった書類などと一緒に収納し、しっかり管理しておきましょう。
また、いつのまにか増えている種類が豊富な文房具は、全部をひとまとめにしておくのではなく、ひとつひとつ小分けにしたものを収納する場所を作っておきましょう。
《 ポイント 》
- 郵便物はカテゴリーごとにファイリングしておく
- 病院からもらった薬は服用方法を書いたメモなどと一緒に収納する
- 文房具はひとつひとつ小分けにしたものを収納する場所を作っておく
最後に
いかがでしたでしょうか。
上手に収納するためには、自分の生活環境に適した収納のポイントを知っておくことが大切です。
なくなりがちな小物を整理し、日用品を使い易い定位置に収納できると、日々の片付けがとってもらくになり、家族全員が暮らしやすくなること間違いなしです。
収納上手になって、いつでもすぐ整理整頓ができる環境をつくり、キレイなおうちを保っていきましょう。