ニラは腐るとどうなる?傷んだ時の見分け方とサイン、保存方法と傷むまでの期間について

ザルに乗ったニラ

ニラが腐ったらどうなるか知っていますか?ニラは傷みやすい食材で、腐った状態を知らないと体調を崩してしまう可能性も。ニラは腐ったときに必ず表れる兆候があります。その兆候を見逃さないようにすれば、腐ったニラを食べてしまうことはありません。そこでこの記事では腐ったニラの見分け方や温度別の保存方法について紹介します。

ニラは腐るとどうなる?

ニラを手にしている女性

ニラは腐ってしまうといつものニラとは違う様子になります。正確に判断をするためにも兆候を知っておくのはとても大切です。初期の場合には腐った部分を切り取れば美味しく食べられるので、良く観察して食べるようにしましょう。

《 ポイント 》

  • ニラは腐ってしまうといつもとは違う様子になる
  • 初期の場合には腐った部分を切り取れば美味しく食べられる

腐ったニラの見分け方

ニラを観察している男性

ここからは腐ったニラの見分け方について解説していきます。見た目や臭い、触った感触などから総合的に判断していきましょう。

観察してみる

まずは見た目の変化について見ていきます。暗いところだと判断ができないこともあるので、良く見える場所で観察するようにしてください。

サイン1:黒みがかった緑色になる

新鮮なニラは濃い緑色をしています。とても鮮やかな色なので、見るだけでシャキシャキしていることが分かるでしょう。腐ってきていると濡れた感じになり、色は黒みがかってきます。黒みがかった時点で傷んでいるので、口にしないようにしましょう。

《 ポイント 》

  • 腐ってきていると濡れた感じになり、色は黒みがかってくる
  • 黒みがかった時点で傷んでいるので、口にしないようにする

サイン2:葉っぱが溶ける

ニラの葉っぱはサイン1の状態が終了すると、葉っぱが柔らかい状態で溶けていきます。濡れた感じのニラからどんどんネバネバの汁が出てくるので、溶けたような様子に。この状態は完全にアウトです。

傷みが他の部分に移っていることも多いので、傷んでいるところを取り除いて食べるのも大変。また、葉っぱが溶けていなくても根元部分がどろどろに溶けることもあるので注意しましょう。

《 ポイント 》

  • ニラからどんどん汁が出てきて、溶けたような様子になる
  • 傷んでいるところを取り除いて食べるのも大変になる
  • 葉っぱが溶けていなくても根元部分がどろどろに溶けることもある

臭いを嗅いでみる

臭いについてのサインは1つです。よく嗅いでみて、臭いで腐ってないか判断できるようになりましょう。いい匂いではないので、嗅ぎすぎると気持ち悪くなってしまうこともあるため注意が必要です。

サイン1:変な匂いがする

ニラが傷んでくると変な匂いを発生させます。変な匂いは、腐った臭いやにんにくっぽい臭いに似ていることが多いです。この状態のニラはもちろん腐っています。食べることはできないので、捨てましょう。

腐った臭いは強烈で、蓋付きのゴミ箱に入れたとしても隙間から臭ってきます。ニラを新聞紙でくるんでビニール袋に入れ、さらにジップロックに入れた後にごみ袋に捨ててみてください。少しは臭いを抑えることが可能です。ゴミの日になったらすぐに処分しましょう。

《 ポイント 》

  • 腐った臭いやにんにくっぽい臭いに似ていることが多い
  • 新聞紙でくるんでビニール袋に入れ、ジップロックに入れた後にごみ袋に入れると少しは臭いを抑えられる

触ってみる

触ってみることも大切です。触ったときの感触もきちんと覚えておきましょう。サインと一緒であれば処分します。

サイン1:触っただけでちぎれてしまう

ニラを触っただけで、ちぎれてバラバラになってしまうようであれば腐ってきている証拠です。この状態ではニラはしなしなしているだけで一見腐ってないように見えます。しかし、内部は腐っているので食べないようにしましょう。

《 ポイント 》

  • 内部は腐っているので食べないようにする

サイン2:ぬめりがある

葉っぱが溶ける部分でも一部記述しましたが、ぬめりが出てきていたら完全に腐ってきていると考えていいでしょう。ヌルヌルとした液体は腐っている水分なので、触った後は口にしたりせずに手を洗って対処します。

《 ポイント 》

  • ヌルヌルとした液体は腐っている水分
  • 触った後は口にしたりせずに手を洗って対処する

ニラの保存方法と傷むまでの期間

切ったニラと長いニラ

ここからはニラの保存方法と傷んでしまうまでの期間について解説します。上手に保存して、長期間ニラを楽しみましょう。

常温の場合

保存期間:1〜2日程度

ニラは常温保存には向いていない食材です。そのため賞味期限はかなり短くなります。できるだけ早く処理するのがベスト。

  1. 袋の根元の部分を切る
  2. 水を入れた花瓶に差す
  3. 1日1回水を変えて風通しのいい場所に置く

袋は付けたまま花瓶に差しましょう。袋を取って差してしまうと、葉っぱが重力に負けて下を向いてしまいます。また、花瓶は2Lのペットボトルを半分に切ったものでも代用可能。花瓶がない場合はカッターで切って作ってみてください。

《 ポイント 》

  • 袋は付けたまま花瓶に差す
  • 花瓶は2Lのペットボトルを半分に切ったものでも代用できる

冷蔵の場合

保存期間:10日程度

ニラの適正温度は0〜5℃。ニラにとって快適にいられる温度なので、常温保存よりも賞味期限を5倍ほど伸ばすことができます。

  1. 使いやすい大きさにカットする
  2. タッパーに水を入れる
  3. 1のニラをタッパーに入れて冷蔵庫に入れる

ニラを切るときは次に作る料理に合わせておくと便利です。水は3日おきくらいの間隔で変えましょう。

《 ポイント 》

  • 水は3日おきくらいの間隔で変える

冷凍の場合

保存期間:1ヶ月程度

冷凍保存をすることで、保存期間を1ヶ月に伸ばすことができます。少しずつ消費したい方におすすめ。

  1. ニラを洗って水気をキッチンペーパーで吸い取る
  2. 食べやすい大きさに切る
  3. フリーザーバックに平たく入れる
  4. 冷凍庫に入れて完了

切り方は使う料理に合わせておくと便利です。ニラは素早く凍結すると新鮮さを保持できます。平たく入れて冷気が十分に行き渡るようにしましょう。

《 ポイント 》

  • 切り方は使う料理に合わせておくと便利
  • 素早く凍結すると新鮮さを保持できる

腐ったときのサインを見逃さないで、安全にニラを食べられるようになろう!

ニラの入った鍋

今回はニラが腐ったときのサインについて解説しました。

ニラが腐ったときはいくつかサインが表れます。そのサインを見逃してしまうと、腐ったものを口にしてしまうことに。ニラは腐りやすいので、よく観察しましょう。

また、ニラの正しい保存方法もあります。正しく保存できれば、長持ちさせることも可能です。手順通りに試してみてください。この記事を参考にニラを安全に食べましょう。

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