目次
クエン酸風呂に期待することができる効果
美肌効果
クエン酸にはピーリング効果と抗炎症作用があるとされています。クエン酸のピーリング効果によって肌の古い角質を取り除くことができます。肌に古い角質が残ったままでいると肌が新しく生まれ変わることを妨げてします。それは、肌のくすみや色素沈着などのトラブルの原因にもなってしまうのです。
肌が新しく生まれ変わることをターンオーバーと言いますが、肌のターンオーバーは年齢を重ねるごとに低下してしまいます。過度な食事制限やダイエットをされている若い女性、妊娠や出産を経験された女性など、ホルモンのバランスの乱れによって、肌のターンオーバーが低下してしまうこともあります。
肌のターンオーバーが正常に働いてくれていないかもと感じたら、クエン酸風呂によるピーリング効果を試してみてはいかがでしょうか。また、それに伴う肌荒れに対しても抗炎症作用が働き、美肌へと導いてくれるでしょう。
疲労を回復させる効果
仕事と家事と育児に奮闘する毎日。女性としても、社会人としても、母親としても、妻としても、精一杯がんばっていきたいですよね。しかし、そんな毎日にココロもカラダも疲れがたまってしまうことがあります。
カラダを動かすと筋肉に乳酸という物質が分泌され、蓄積されていきます。その乳酸ことが疲労の原因物質なのです。クエン酸には乳酸を分解するという働きがあり、水と炭酸ガスへと分解したのちにカラダの外へと排出されます。そのため、クエン酸風呂には疲労を回復させる効果が期待されているのです。
今日はちょっと働きすぎて疲れちゃったなという日には、その日の疲れを取るためにクエン酸風呂に入ってみてはいかがでしょうか。疲れは蓄積される前に取り除いておきたいですよね。そうすると、翌朝の目覚めもスッキリとして気持ちが良いと思います。
肝臓の機能を向上させる効果
カラダの代謝と深い関係にあるのが肝臓です。肌の調子が悪い、肌荒れが治らない、などの肌のトラブルを抱える女性のほとんどが肝臓の機能に問題があるとされています。肝臓には解毒作用があり、カラダの中に取り入れられる有害な物質を分解し、カラダの外へと排出してくれています。
しかし、肝臓の機能が低下してしまうと解毒作用も低下してしまい、カラダの中に取り入れられる有害な物質を分解する働きも低下してしまいます。その有害な物質が肌にまで悪影響を及ぼしてしまうのです。
美肌作りは内面からという言葉もありますが、クエン酸風呂に入ることで肝臓の機能を向上させ、美肌作りに役立ててみてはいかがでしょうか。
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれているのですが、ちょっとした機能の低下くらいでは自覚症状としてあらわれません。肝臓の機能が低下していることに気づける人はほとんどいないのです。気づいたときには肝臓が病気に侵されて手遅れということだそうです。肌荒れの原因が肝臓にあるなんて気づける女性はとても少ないのです。
クエン酸風呂の作り方
お湯200リットルに対してクエン酸大さじ3杯くらいが適度だとされています。浴槽にお湯をためてからクエン酸を入れても良いですし、浴槽にクエン酸を入れてからお湯をためても良いと思います。クエン酸はサッと溶けてくれるので、どちらでも構いません。
クエン酸風呂に入るときの注意点
- 鉄製品
- 大理石
このような素材が使われているお風呂では、クエン酸の取り扱いに十分に注意してください。クエン酸は鉄製品をサビさせてしまうことがあります。クエン酸風呂に入った後は、シャワーでしっかり洗い流すようにしましょう。
鉄製品にクエン酸が付着したまま放置するとサビの原因になってしまうことがあります。また、とても繊細な素材である大理石は酸性であるクエン酸の作用によって表面を溶かしてしまうことがあります。
天然の大理石はもちろん、人口の大理石の場合も同じです。大理石の浴槽を使っているというご家庭は稀だと思いますが、床や壁などに大理石が使用されている場合もご注意ください。
まとめ
- 美肌効果
- 疲労を回復させる効果
- 肝臓の機能を向上させる効果
とくに期待することができる3つのクエン酸風呂の効果についてご紹介しました。最近はシャワーで済ませてしまう女性が増えているとされています。
湯船に浸かるだけでもご紹介した3つの効果と効能を期待することができますし、そこにクエン酸を加えることでさらに効果をアップさせることが期待できます。基礎代謝や新陳代謝もアップしますので、痩せやすく太りにくいカラダ作りにも期待大なのではないでしょうか。