目次
フライパンの蓋の役割
フライパンの蓋の代用は色々あります。そもそもフライパンの蓋は
- 火にかける時間
- 火の強さ
を効率良くするために使用します。
これによって調理時間の短縮にも役立ちます。煮たり、蒸したり、ふっくらと仕上げるためや食材にしっかり火を通すためなど使用する場面も多くあります。
フライパンの蓋や、フライパンの蓋の代用が必要になる料理を例に挙げると、まずはハンバーグ。ハンバーグを焼くときはしっかり中まで火を通す必要がありますが、蓋をしないで焼くと表面ばかり焼けてしまいます。
よって蓋をして効率良く火が通るように蓋を使用します。また餃子を蒸す場合にも蓋は必要になりますね。
フライパンの蓋を使用しないで調理した場合、調理している物の中までしっかり火が通らなかったり、水分が蒸発しすぎて煮詰めすぎてしまったり、蒸すことができなくなってしまうということが起きてしまいます。
フライパンの蓋の代用品
【代用品リスト】
- 鍋の蓋
- アルミホイル
- 耐熱皿
- 別のフライパン
- クッキングシート
- ステンレス製のボウル
鍋の蓋
フライパンの蓋の代用品の一番簡単な代用品は鍋の蓋です。フライパンと同じサイズの鍋の蓋があれば理想的ですが、フライパンより少しぐらい大きいサイズでも問題なく使用することができます。
フライパンより小さいサイズの蓋の場合は調理するものの高さがない餃子などを調理する場合には問題なく使用することができます。
アルミホイル
アルミホイルをフライパンの蓋の代用として使用することができます。
使い方はアルミホイルをフライパンのサイズよりも大きめにカットします。フライパンが大きい場合にはアルミホイルを2枚利用して重ね合わせて使用しても問題ありません。
アルミホイルの四隅をフライパンの縁に合わせ折り曲げて使用します。アルミホイルはフライパンよりも少し小さくカットして周りを丸めれば、煮物を作るときに便利に使える落し蓋にすることもできます。
アルミホイルをフライパンの蓋として代用する場合の注意すべき点は、アルミホイルでピタっとフタをするのではなく、少しふわりとさせて蓋をすることです。
ピタっと蓋をしてしまうと、持ち手になる部分が無いので蓋が取りづらくなり、火傷をしてしまう恐れがあります。ふわりとさせておけば、菜箸などでも蓋が取りやすくなります。
耐熱皿
オーブンでも使用できる耐熱性のある皿も蓋の代用として使用できます。
使用する皿はフライパンよりもひと回り大きいサイズのものを使用しましょう。使い方はフライパンの上にお皿を裏にして被せます。
注意点はフライパンよりも小さかったり、同じサイズの皿を蓋の代用として使用すると、皿には取っ手がないのでお皿を取るにはフライパンをひっくり返す必要があることです。
また、耐熱性ではない皿を代用にしてしまうと皿が割れてしまう可能性があります。
別のフライパン
ご自宅にフライパンが2つある場合、使用していない別のフライパンを蓋として代用することができます。
使用中のフライパンよりも別のフライパンの方が大きい場合でしたら、底の部分で蓋をすることができますし、別のフライパンの方が小さい場合はひっくり返して蓋として代用することができます。
注意点は蓋にしたフライパンの持ち手部分にコンロの火が直接当たらないようにすることと、蓋にするフライパンは少しズラして乗せることです。
密着してしまうと中が真空状態になってしまうので簡単に外すことができなくなってしまいます。
クッキングシート
クッキングシートもアルミホイルを蓋の代用として使用する時と同じ方法で代用することができます。
クッキングシートの表面は油を弾いてくれるので食材がついてしまうことが無いので使用感は便利です。空気を含ませて蒸し焼きにする場合は、数ヶ所に小さな穴を開けてから使いましょう。
クッキングシートはアルミホイルと違いコンロの火が直接当たってしまうと燃えててしまうので注意が必要になります。
ステンレス製のボウル
ステンレス製のボウルをフライパンの蓋の代用として使用することもできます。
ボウルがフライパンよりも大きい場合はそのまま被せて代用できます。小さい場合はフライパンの焼く側の底面に接触できる大きさでしたら問題ありません。
注意すべき点は、ボウルには持ち手が無く、かなりの高温になってしまうのでミトンや濡れたふきんを用意して両手で蓋を取れる準備をしておくことです。片手で蓋を取ろうとして滑ってしまうと火傷をしてしまう危険があります。
また、間違ってもプラスチック製のボウルを代用として使用しないでください。溶けてしまうので調理中の食材も無駄になってしまいます。
《 ポイント 》
代用品は安全面から考えると少し足りていない部分があります。注意しながら使用するように心掛けましょう。
代用品を使う時の注意点
代用品はあくまでも代用品なので、本来の使用方法と違う使い方をします。代用品を使用するときは、注意しなければならない点もあります。
使ってはいけないもの
プラスチック製の物やラップでフライパンの蓋の代用にしてしまうと、熱に弱く溶けてしまうので、火災の原因となってしまったり、有害なガスが発生して中毒を引き起こしてしまうこともあります。溶けたり燃えてしまうと調理中の食材が無駄になってしまいます。
大きさが合っていないと効果が弱くなる
フライパンの蓋の代用品の大きさが小さいものや大きすぎるものなどフライパンの大きさと合っていない場合は、蒸し焼きをしても、空気が逃げてしまうこともあるので蒸し焼きの効果が弱くなってしまいます。火力を調整することや焼き時間を調整するなどして対応する必要があります。
《 ポイント 》
代用品は素材にも注意して安全に使用しましょう。調理の効率も代用品のサイズによって変化するので確認しながら調整してください。
フライパンの蓋の代用品に関するQ&A
A.落とし蓋の代用品は、アルミホイル・キッチンペーパー・クッキングペーパー・お皿などです。普段は捨ててしまうキャベツの外側の葉を落とし蓋の代用に使用することもできます。
A.落とし蓋の役割は、調味料と時間の節約・煮崩れ防止・灰汁の除去です。
フライパンの蓋のおすすめ5選!
こちらでは、フライパンの蓋のおすすめ商品を5つ紹介します。フライパンの蓋を購入する際には参考にしてください。
最後に
今回は、フライパンの蓋として代用できるものを紹介しました。
キッチンにあるもので代用することは可能ですが、ほとんどの場合持ち手になるものが付いていないので、手を火傷してしまわないようにミトンや濡れたふきんを用意して火傷をしないように注意してください。